今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ツブガイの炊き込みご飯

2021年07月15日 | 今日の料理
ボイルしてあるツブガイが刺身状態で大根のツマ上に乗ってパックで安く売られていたので当然古いから炊き込みご飯にしようかなって。

水と共に出汁(良い出汁が無かったので本出汁の素を少し「だけ」入れた、結局炊き込みご飯って江戸時代の鉄火飯の部類だし)に、酒を入れ沸騰させ

そこに醤油とツブガイを入れ

再度沸いたら、火を止め別の容器に移して、1晩漬けておく。

翌日米を研いで水をきっておき

ツブガイも汁をきり

汁を米の分量だけ入れて「から」ツブガイを出汁の為に「僅かに」乗せ
あくまでも後からツブガイとか具を乗せる。
残りは『後で混ぜ込む』ので密閉し冷蔵庫で保管。

普通に炊く

炊けたら残しておいたツブガイを混ぜ込み、蒸らす
20分ぐらい蒸らしたら丁度良かった、5分ぐらいだと少し足りないかな・・・)

問題無い。

2杯目や途中から薬味を乗せても。
ワサビがそれぞれの素材の味の輪郭が明確になる為に良い感じだった。
途中から好みの薬味を乗せたいから、敢えて全体を生姜の味にしてしまわないように生姜を入れず酒で臭みは飛ばす事を選択。
ご飯や酒が甘いのに更に甘ったるくしたくはないから(キレを出したいから!!)、砂糖や甘味は入れないレシピ。

数か月前に「結局世の中では単品の炊き込みご飯が流行っている」との情報を得たので一応体感をしておこうと。
(まあ結構色々な食材で炊いているんだけれど・・・ツブガイとか貝単品は家ではあまりやらない気がして・・・)

余った炊き込む汁は、煮物に使おうか?迷ったが、暑かったので醤油を少し足し(煮詰めてツユを作る気力は残っていなかった)、うどんツユにした。

貝出汁は優しいなあ

因みにパックの底にあったツマも出汁(の素)でサッと茹でておいて味噌汁にした。

野菜も食べないと・・・


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鰹のたたきの竜田揚げ。

2021年07月15日 | 素材
これはもう広く世間に知れ渡っている方法なのだが、鰹のたたきを竜田揚げにすると中々イケるらしいという事で、偶々生で食べるのにはリスクが要りそうな鰹のたたきが手に入ったので体感しておこうかと。

ニンニクと生姜をする。
今回はアジアンチックな料理法だからニンニクの芯(芽)は使おうかな・・・

すったら醤油と酒で大体の量を混ぜる。
家だし、大体まとわせられればいいのよ、ヅケダレが余ったら勿体ないし余ったらお肉でも漬けておくかな・・・)、濃過ぎない分にはイギリス式に食べる人が食べたい味付けで食べる時に自身で味を付ければ良いハナシなので。
鰹のたたきを作る時に塩を皮にふって炙ってあるし
海のモノは最初から僅かな塩気があるし
濃過ぎるともうどうも修正が効かないから
なんでも多少薄いぐらいにしておく!!
(家のおかずなのに、イチイチ計測をしていたら料理ってツマランもん・・・)

斜めにして少し大き目に切ろうかな。(右から切ればよかった・・・)

油とか付け合わせの野菜とか他のモノが準備出来るまで揉み込んで少し漬けておいて

片栗粉をまぶし

揚げる。

元々刺身に「近い」状況で食べられるモノなのでサッと揚げて余熱で通していく感じでもいいのだろうが、
マジで古いとヤバいのでリスク回避に僅かに気持ち長めに揚げた(勿論余熱も計算をして)。

めちゃくちゃ美味しい!!

おお、なんじゃこりゃ、お肉みたい!!
(鯨の竜田揚げのもっと上品な感じとでもいえばいいだろうか。
鯨は鯨で魯山人の味噌汁とか、そのままのベーコンを、
フライパンで焼いたり
上手にやれば美味しいのだけれど、
ヅケとか不思議な事をすると偶にアレだが・・・大阪のおでんに入っている「さえずり」とかも美味しいし)

いや~、面倒くさがってやらなかったけれど、もっと早くやっていればよかった!!


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(漬けるタイプの)ポークジンジャー

2021年07月15日 | グルメ
(ここから少し書き方を変えます)

ボーイズカレーの生姜焼きで、それまでそんなに食べなかった生姜焼きの凄さに気付かされてから時々、生姜焼きを注意していると偶にポークジンジャーなるモノを目にする事がある事に気付いた。

で、いい加減気になってお店のディスプレイとかを観てみると、どうも生姜焼きと違う、具体的には厚さが違うという事に今更気付いた。

んじゃあ1度生姜焼きとの違いを体験しておこうと。

(焼いた時に反り返ったり・縮んだりしないように)本気のトンカツみたいにスジや周囲を切って塩コショウを軽く、
(この時点で少し普通の生姜焼きとは違うんだな・・・と少しゾクゾクが始まる)

器に移しておいて。
先に漬けダレを作っておけばよかったけれど、ポークジンジャーに対しビビって理解が早い部分から手を付けてしまったワケで・・・そのツケがこんなにも早くやってくるとは・・・)

とりあえず上記の理由で、まな板等を代え、包丁を洗って
香味野菜を切る。
生姜と玉ねぎとニンニクをすって入れるんだな~
(一応ニンニクでウェってなり易い芯を抜いてみた、洋食ではない?からあまりやらなくてもいいのかもしれないが一応身に付けた事なので)

するのが面倒だから私の中のグリーンカレーみたいにミキサーにかけてしまえ・・・
そのままだとミキサーが回りづらいだろうから、どうせ後で混ぜる酒と醤油(←漬けるレシピを選択したので醤油は少し)を入れる事でキチンと刃を回転させペーストにしてしまおう!!

一瞬でペーストになったので砂糖とか蜂蜜とかと共に、更に醤油も入れ薄めに味を調える。

移動させておいたお肉になじませて

ラップをし一晩冷蔵庫へ
(※何度も言うが、寝かすのでワザとこの時点では薄く醤油の塩気をつけてある
(熟成感や柔らかさは足りないが)瞬時に作るなら醤油を濃くする!!
酒とか砂糖とかに漬ける事で「普通より」柔らかくなるかなぁ~って・・・

翌日常温に戻してから調理をし始める。

色々なレシピを観ると即作るレシピは小麦粉(強力粉の人も居たので私も強力粉にしてみた)をはたく人が居たので、とりあえず解からないから粉をはたいてみたが、
漬けるレシピのVER.はキッチンペーパーでよく水気を拭き取ってから出ないとピカタみたいに衣がくっ付くんだなー(次回気を付けよ・・・←私は失敗も出すので観た方は、あんなアホな事をしないように~って、私と同じ失敗に気を付けて下さいね)

お肉を茹でた後に冷蔵庫で茹で汁を固まらせて、上澄みをすくって冷蔵庫の中で乾かしたラードもどきを油替わりにやや多めにしく。

焼き始める。

裏面も焼いて、お酒を入れ、7割ぐらい蒸し焼き

1度トレーか何かに取り出し

先程のフライパンに漬けダレと、タレが少ないようなら水を入れ

1度沸騰したら弱火にし(焦がさないように)こそぎながら煮詰め。
※ジックリ火を通すと甘みが増すらしい。

ここでやっと醤油や調味料で最終的な味を整え

ポークソテー的に肉を戻し入れ

サッと温めたら皿に盛って、上からタレをかける。
※野菜にかかった部分が又、美味しい。
今回はポテサラだがマッシュポテトが合うとのこと。

美味い、本当に柔らかくて、やはり酒と砂糖に一晩漬けただけの事はある。
これは漬けた柔らかさだろうな・・・
生姜焼きも(部位にもよるだろうが)多分、この方法で・・・より柔らかく?なる?

生姜焼きとポークソテーとかの中間的な新しい感覚だろうか・・・
なるほどな、この経験は後々になって結構大事かも?


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