「イギリスではチーズしか挟んでないサンドイッチが出てくる事がある」と”イギリスあるある”のSNSで見付けた。
ぶっちゃけ、これはこれで美味しいんだけどね(サランラップを巻いてお弁当にすると買い食いしない)。
豪華なモノなんて、そう毎日食べたくない。日々食べて幸せだな、ホッとするなという味が好き(だし大切だと思う)。
で、今回、アフタヌーンティーの最下段にあるキュウリのサンドイッチ、「キューカンバー・サンドイッチ」を作ってみる事にした。
え~、キュウリだけかよ?と、現代人のほぼ全員が一瞬心の中で思うだろうが、冷蔵技術の無い昔のイギリスではキュウリはとても高価な食材で、おもてなしにキュウリを出す事は一種のステースタスだったという。
(でもキュウリとバターって美味しいよね?それは感覚で解っていると思うんだ。)
その為に、アフタヌーンティーの3段あるうちのお菓子は、最下段のサンドイッチに必ずキュカンバー・サンドイッチ(以下キュウカンバー)が含まれているとのこと。
(因みに下から順に食べていくルールらしい。当時は朝と夜の2食しか食べない習慣だったし、お腹がいっぱいになるモノから食べて、脂肪分と糖分が多く、あまり身体に良くないお菓子は後の方というのも、合理的で良いと思う。)
①最初は、簡単に、ただバターを塗ったパンにピーラーで薄く削いだキュウリを塩と白胡椒・ワインビネガーで揉んで15分(少しキュウリが薄かったので12分にアレンジ、教科書どおりじゃ美味しいモノは作れない、絶対に。)置いてから、キッチンペーパーで軽く水分を摂ったキュウリ(余り水分を摂り過ぎると食べた時にパリパリ音がする、日本人ならコレが良いんだが・・・違うと言われれば確かに料理的には違うかも。)を挟んでみただけのキュカンバー。
並べたキュウリに対して横に切るとキレイに見えるらしい。
美味しいねー。スッキリしている。
②キュウリを輪切りにし、2分ぐらい茹でてキュウリの香りと色合いを引き立たせた上で、
上記の作り方をしたキュウカンバー。
香りは良いんだけど(田舎のキュウリみたいで、それがダメな人はダメだね)、酸味が行き渡りすぎて酢の物みたい。
何か違う。(間違いではないんだけど。)
③次にイギリス菓子の教本に載っていた作り方。
薄くスライスして、
水を切り
パン(片面・・・↓写真は2種類同時に作ったので)にバターを塗って
クリームチーズ60~70gとミント3枚を刻んだモノに、塩ホンの一つまみ少々と、胡椒を練り混ぜたものを反対側に塗ったもの(もう1種類は別のにしたので、半分しか使わなかった)。
(↑写真の黄色い方は別種類、どうやらキュカンバーは両面バターを塗らないルールのようだ)
一瞬食べ易いんだけど、(当時は)ミントが苦手だったのと、お菓子の教本に出ているだけあって、アフタヌーンティー用というか、紅茶のお供に合う味付けで、食事とは又一線を画するキュウカンバーだなと。
④次は、少し伝統的なレシピをアレンジして、
・バターを塗ったパン
・もう片面のパンはマスタード
・塩とビネガーで15分~20分皿と皿で挟んで重石をしたキュウリ
・その↑キュウリに刻んだミントをワインビネガーをティースプーン1杯で和えたモノにブラックペッパーを少々ふったモノを合わせた伝統(伝統のレシピ版では、ワインビネガーではなくレモン汁)と現代版のアレンジを合わせたキュウカンバー。
奇跡的な最強の美味しさになった(昔はミント嫌いだったし)。
⑤キュウリの外皮を剥いでワインビネガーと塩・白コショウで漬けたもの。
イギリスでは外皮を残すが、アメリカでは外皮を剥ぐらしい。輪切りは面倒くさい(縦切りの理由が解った)。
やっぱり外皮が合った方が好きかも(勿体無いし)。
⑥伝統的なキュウカンバーのレシピである「キューカンバーミントクール」
↓
キュウリの外皮を少し取り除いて、塩で重しをし30分
ミントをティースプーン2杯に砂糖をふっておく。
レモン汁ティースプーン1杯(←少し減らした方が良いかも)
キュウリの水気を切って
パンは片面にバター・片面にマスタード
順次乗せてき、黒胡椒をふる。
完成(手間かかった~)。
結論、自分の中では、ただのチーズサンドイッチ(チーズだけ)か、縦にスライスしたキュウリに塩・白胡椒・ビネガーを少量ふり、12分置き、バターを塗ったパンに挟むだけのレシピか、
アレンジした時に作ったレシピ④が良いかなって。
(レモン果汁は酸味が強過ぎる、あと昔はミントが嫌いだったので、なんとも。←令和になって直すとか、あまりなんでも断定するモノでも無いなー)
今回作り過ぎて「亢竜悔いあり」だな。
今回は、パンのミミにも感謝。
<オマケ>
余ったミミは千切って、ビートン夫人の「ブレッド&バタープディング」に
バターを塗り切れないので、レンジで30秒ぐらいチンした溶かしバターを回しかけてまぜる。
(あればマーマレードも)
ぶっちゃけ、これはこれで美味しいんだけどね(サランラップを巻いてお弁当にすると買い食いしない)。
豪華なモノなんて、そう毎日食べたくない。日々食べて幸せだな、ホッとするなという味が好き(だし大切だと思う)。
で、今回、アフタヌーンティーの最下段にあるキュウリのサンドイッチ、「キューカンバー・サンドイッチ」を作ってみる事にした。
え~、キュウリだけかよ?と、現代人のほぼ全員が一瞬心の中で思うだろうが、冷蔵技術の無い昔のイギリスではキュウリはとても高価な食材で、おもてなしにキュウリを出す事は一種のステースタスだったという。
(でもキュウリとバターって美味しいよね?それは感覚で解っていると思うんだ。)
その為に、アフタヌーンティーの3段あるうちのお菓子は、最下段のサンドイッチに必ずキュカンバー・サンドイッチ(以下キュウカンバー)が含まれているとのこと。
(因みに下から順に食べていくルールらしい。当時は朝と夜の2食しか食べない習慣だったし、お腹がいっぱいになるモノから食べて、脂肪分と糖分が多く、あまり身体に良くないお菓子は後の方というのも、合理的で良いと思う。)
①最初は、簡単に、ただバターを塗ったパンにピーラーで薄く削いだキュウリを塩と白胡椒・ワインビネガーで揉んで15分(少しキュウリが薄かったので12分にアレンジ、教科書どおりじゃ美味しいモノは作れない、絶対に。)置いてから、キッチンペーパーで軽く水分を摂ったキュウリ(余り水分を摂り過ぎると食べた時にパリパリ音がする、日本人ならコレが良いんだが・・・違うと言われれば確かに料理的には違うかも。)を挟んでみただけのキュカンバー。
並べたキュウリに対して横に切るとキレイに見えるらしい。
美味しいねー。スッキリしている。
②キュウリを輪切りにし、2分ぐらい茹でてキュウリの香りと色合いを引き立たせた上で、
上記の作り方をしたキュウカンバー。
香りは良いんだけど(田舎のキュウリみたいで、それがダメな人はダメだね)、酸味が行き渡りすぎて酢の物みたい。
何か違う。(間違いではないんだけど。)
③次にイギリス菓子の教本に載っていた作り方。
薄くスライスして、
水を切り
パン(片面・・・↓写真は2種類同時に作ったので)にバターを塗って
クリームチーズ60~70gとミント3枚を刻んだモノに、塩ホンの一つまみ少々と、胡椒を練り混ぜたものを反対側に塗ったもの(もう1種類は別のにしたので、半分しか使わなかった)。
(↑写真の黄色い方は別種類、どうやらキュカンバーは両面バターを塗らないルールのようだ)
一瞬食べ易いんだけど、(当時は)ミントが苦手だったのと、お菓子の教本に出ているだけあって、アフタヌーンティー用というか、紅茶のお供に合う味付けで、食事とは又一線を画するキュウカンバーだなと。
④次は、少し伝統的なレシピをアレンジして、
・バターを塗ったパン
・もう片面のパンはマスタード
・塩とビネガーで15分~20分皿と皿で挟んで重石をしたキュウリ
・その↑キュウリに刻んだミントをワインビネガーをティースプーン1杯で和えたモノにブラックペッパーを少々ふったモノを合わせた伝統(伝統のレシピ版では、ワインビネガーではなくレモン汁)と現代版のアレンジを合わせたキュウカンバー。
奇跡的な最強の美味しさになった(昔はミント嫌いだったし)。
⑤キュウリの外皮を剥いでワインビネガーと塩・白コショウで漬けたもの。
イギリスでは外皮を残すが、アメリカでは外皮を剥ぐらしい。輪切りは面倒くさい(縦切りの理由が解った)。
やっぱり外皮が合った方が好きかも(勿体無いし)。
⑥伝統的なキュウカンバーのレシピである「キューカンバーミントクール」
↓
キュウリの外皮を少し取り除いて、塩で重しをし30分
ミントをティースプーン2杯に砂糖をふっておく。
レモン汁ティースプーン1杯(←少し減らした方が良いかも)
キュウリの水気を切って
パンは片面にバター・片面にマスタード
順次乗せてき、黒胡椒をふる。
完成(手間かかった~)。
結論、自分の中では、ただのチーズサンドイッチ(チーズだけ)か、縦にスライスしたキュウリに塩・白胡椒・ビネガーを少量ふり、12分置き、バターを塗ったパンに挟むだけのレシピか、
アレンジした時に作ったレシピ④が良いかなって。
(レモン果汁は酸味が強過ぎる、あと昔はミントが嫌いだったので、なんとも。←令和になって直すとか、あまりなんでも断定するモノでも無いなー)
今回作り過ぎて「亢竜悔いあり」だな。
今回は、パンのミミにも感謝。
<オマケ>
余ったミミは千切って、ビートン夫人の「ブレッド&バタープディング」に
バターを塗り切れないので、レンジで30秒ぐらいチンした溶かしバターを回しかけてまぜる。
(あればマーマレードも)