今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

漫画飯「柔らかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのパスタ」と松の実のロースト

2020年11月10日 | 今日の料理
ドライトマトのオイル漬けが余っていて、
この前さばいた太刀魚があって
太刀魚の骨やアラでとった出汁(ブロード)があったので、
因みに松の実はスーパーに売っていなかったので買っていない(無し!!)。
1回作ってみようかなと思ったが・・・

①「造る前に1度ソテーで食べてみて確認」

先ずは骨が本当に取れているのか?
一応四方を確認し取り切れなかった部分だけ切除
(切り取った骨がある部位は冷凍で貯めておいて、冷凍焼けする前に茹でて又2度目の出汁を取ろうかな、いずれ他の冷凍してある切り身から骨も出るだろうし、このまま捨てたら勿体ない)

やはり、中央を触っても他の魚にみられる中骨が無いんだ・・・
(これだけ骨がある魚なのに・・・さばいてしまうと・・・)

これで大丈夫そうだ・・・
1本のままだとフライパンに入らないので、半分に切っておこう
それでも一応、パスタにしてから骨が口内に刺さったではハナシにならないので1回ムニエルで太刀魚を3枚におろした切り身というものを試してみよう・・・

3枚におろした太刀魚に塩コショウで下味

小麦粉をはたいてムニエルにしてみる。
(最近、最初はサラダ油等で焼いてからバターを後入れにすると焦げにくいという事にハマっているんだ)

油脂分が周りに飛ぶ・・・(掃除が・・・)

おお、軽くカリっとフワッと・・・

舌平目みたい・・・? 骨も大丈夫だった!!

『第1回目の柔らかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのパスタ』

コンフィは本来深い鍋でやらないと温度が上がり過ぎて発火が危険な気がするのだが、
漫画ではフライパンでやっていたので、やむなくフライパンを使うか・・・

色々調べると、この場合でも油に様々な香草を入れるようだが、ハーブオイルがあったのでそれを使ってコンフィにしよう・・・
(ローリエだけ気持ち足した)

やはりフライパンだと油の温度が上がり過ぎるので火から離したり
(確かにこういう描写があったよな・・・油の温度が上がり過ぎるってことね、怖いわ・・・)

フライパンを隣のゴトクに置いて油の温度を下げる。

常に油の温度を視認する練習になったのかも。

まあ、なんとか40分コンフィにした。
多めの油でソテーじゃダメなんかい???、多分良いんだろうな・・・)

とりあえず油は丼にでも入れておかないとこぼしたらキケンだ・・・(←※後で濾す
※フライパンも洗いたいし。

フライパンにニンニクとオリーブオイルと唐辛子を入れ風味を抽出するのだが、
※今回の場合、先にドライトマトがオイル漬けになっているので、その凝固している油がオリーブオイルだからそれを使うので、ドライトマトも入れてしまえ・・・!!
(焦げる前に太刀魚の出汁でのばすから大丈夫だろう←※パスタの茹で汁ではない
いずれにしてもニンニクと唐辛子の風味を抽出した後にドライトマトだし。
※ニンニクは芯を抜いて軽く潰した。

太刀魚を入れ(↓テンパッていて、出汁と写真が順序逆になってしまった・・・)

太刀魚の出汁(か、野菜のブロード)を入れ

乳化させ、
一応、太刀魚を壊しておく?、ワリとコンフィがシッカリとしている、これでも温度が高く揚がってしまったのかも)

塩気が足りなそうなら塩を足しておく。

パスタが茹で上がる30秒欠けるぐらい前(かなぁ?)に、レタスを入れ

シナっとして茹で時間と重なったら、湯を切ってフライパンに(味が足りなければ塩を

う~ん、ビミョーな盛り付け・・・味もなんかラーメンっぽい
※因みにニンニクは事前に取り出しておいた。

オリーブオイルを回しかけるとパスタっぽくはなるけれど、なんか面白い味だな・・・

ただ、
コンフィにした太刀魚が尋常じゃなく美味しい、このまま太刀魚だけを食べたい感じ。
レタスが効いている。


『第2回目の柔らかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのパスタ』

2回目は、上記の感想を活かして、太刀魚のワリと壊れていない方の半身をなるべく崩さずに(半分は壊してパスタと混ぜ)
太刀魚の存在感を活かしてみた。
※あと今回は、ニンニクをきざんで混ぜ込んでみた(よりペペロンっぽく)。

漫画飯とは違うが、実際、本物のイタリアンでも太刀魚をパスタにする時、身の半分の食感を残すやり方もあるから私はそっちの方が良いから、そっちを採用。

余裕も出たからか2度目の方が美味しかったな・・・

それでもなんかやっぱり面白い味って感じ、最初に感じたラーメン(文字で表すと「らーめん」の方が近いのかな)の印象が抜けないというか・・・

漫画飯は、どうも制約が多いから(なるべく)やめようっと・・・
(作る前に最初想像をしていた時より楽しくない、というか・・・)

㎰.

キチンと野菜のブロードでやれば又、味が違うのかもしれない・・・
(太刀魚の骨やアラで取った出汁だとアタック感が強いから「らーめん」みたいだったのかも)
せめて皮で取ったべジブロスとか・・・

そんな気がする。


『第3回目の柔らかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのパスタ(松の実)』

後日、野菜のブロードと太刀魚があったので、

折角だから、松の実をローストしてやってみよう・・・

『松の実のロースト』

本来、自身の性格からしてローストはフライパンでやってしまう方が好きなのだが、オーブンでどうしてもやりたいって人も居るので、その時になって慌てないようにオーブンを練習しておこうかな。

調べると・・・、
・余熱有りの150度で5分
・余熱無しの170度で15分
・オーブンペーパー(クッキングペーパー)を敷くor敷かない
・その使っているオーブンによって個体差があるので、オーブンの特性を知るまでは2回に分けて試すといい
・焼き色が少し付けばいい
・加熱後酸化し易くなるので早めに使う。
と、出てきたので、

最初は紙と鉄板に直に置いて

うちは4段に分かれているので、迷ったが2段目に(迷ったら2段目)

余熱無しの15分で

うわー、焦げた・・・

よかった、2回に分けておいて(松の実って高価だから滅多に買わないモノで・・・)

2度目は既に余熱されている状態なので150度に落として5分→結果足りなくて8分~10分になった。←それがうちのオーブンの特性なのかも

何故か直に鉄板に置いてあった方が色付きが緩やか。
(薄い方が風味というか味にコクがあるような)

とりあえず鉄板の余熱で火が入り過ぎないように皿に移しておく。

うちのオーブンだと、直に鉄板に置いて、150度に予熱したオーブンの中で8分~10分ぐらいが良いみたい。。。
(やはり焦げると嫌だから、観ていないと慣れないうちは失敗が増えるかもな・・・フライパンがいいか!!

レタスは多い方がいいのだが、ちょっと多過ぎたか・・・

とっておくか

今回は、ドライトマトペーストを使う。

ニンニク・鷹の爪を温めドライトマトペーストを入れる。

今回は野菜のブロードを使ったが・・・ドライトマトを戻した戻し汁とかでもいいような・・・
(ダメってワケじゃないでしょ?)

シマッタ、松の実を入れ忘れた・・・
直ぐにかけて良く混ぜたが・・・

う~ん、ドライトマトペーストだと甘いって印象・・・
ペーストだと味が出過ぎるから、少し量を控えた方が良いのかも

合わないかもしれない、この料理・・・
相性が悪い料理って偶にあるんだよなー
漫画に引っ張られ過ぎるというか・・・以前ラビオローネが上手くいったのは、味は自身の味付けにしたからだと解かった
自分にとっての今の正解が正解なんだろうなー、自分で食べる料理って。


『第4回目の柔らかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのパスタ(松の実)』

この料理をやりたくない問題点の1つはコンフィをする時、40分も待たないといけないこと。

しかもフライパンだと温まり過ぎるので危険だから、時々火から離さないとならない。
(どうせ半分に切るし、後で崩すし、鍋でもいけるんじゃねーか?、←それでも温まり過ぎるが

なので今回は、10分ぐらいポコポコと超弱火で温めたり、ゴトクからおろしたりしたら、火を切って

蓋をして置いておいてもいいのかなーって(火を切ったとはいえ蓋をする事で高温になり発火すると嫌なので一応近くに居て、他の準備をしていた)。

30分後(計40分)フライパン側面は触れるぐらいまで冷める。

太刀魚を出したら、そのまま濾す事が出来るので
(器が小さい場合、そのままだとこぼれるからレンゲ等深い匙で移し替える

※今回は、そのままフライパンをサッとふいて

先程入りきらなかったオイルを使うか・・・1杯半ぐらいでいいか。

余ったブロードを全部使ってしまおうか?迷ったが、もし煮詰め過ぎた時の為に少し残しておこう!

完成(今回は最後あおる前に松の実も忘れていないぞ)、今までとは段違いだが、
それでも何処か中華っぽいのは松の実のせいだろうか?(いや、それだけではないような=引き算ではなく足し算になっている気が、中仏みたいな足していく料理と、日英みたいに素材を活かす国の料理の、違和感なのかも、イタリアって海が近い所も多いから素材を活かす場合も多いし、そこが日本で受け入れ易かった気が・・・、英国のアレは置いておくとして・・・)
ただ、松の実が無いとこれは成立しヅライかも・・・
ただ、松の実との一体感が中々まだ出来ていないので、偶に口に一緒に入ってくると格段に美味しくて成立をするが、どうしてもポロポロ落ちる部分があるので、松の実を砕くかおろして和えたいぐらいだ(←おろすとボソボソするかな?、ただやってみたい)
太刀魚に関してはやはりコツコツ火から離したりする方が格段に美味しいが火を切って放置するこのやり方だとよく崩した方がいいかも、どうせ後で崩すのでなら火を切って放置するやり方でも・・・(←時間を少し伸ばした方が良いかもな)
今回はドライトマトの量を減らしたが(漫画のは大量に作るからあの量だったか?)、それでもペーストだと結構甘いのかな、もっと酸味が欲しいんだよ、トマトの酸味、ドライトマトペーストを減らしてもレーズンが入る「鰯とウイキョウのパスタ」ぐらいの甘さ(野菜のブロードも甘いし←ブロードをちゃんと作れば良かったのかな?
不味いってワケではないのだが、又食べたいか?って言われると、う~んって感じ。
やはり創作より普通のレシピがいい(昔から受け継がれた)、ちょっと色々な味がし過ぎる。

余った野菜のブロードは、ドライトマトの戻し汁と一緒にして何かを煮込もう

今回は漫画に引っ張られなかったが(←今回そこだけは注意をした、お仕事ドラマやお仕事漫画に引っ張られるとミスが連続して起きてしまう出来る人は漫画やドラマ等の制作物に引っ張られないだろうなってのは他の業種の人々を観ていて感じてはいたのだが=だから「出来る人は『半沢』1シーズンを手放しで賞賛しない←自身がそういうタイプだから身に詰まされるのだろう」という言葉を観聞きした事がある=、蕎麦アレルギーの契約の俺に蕎麦を強要し、そんな奴だから同期は社長になり自分は課長で掃き溜めと言われる部署にいて更にやや遠くに飛ばされた上司は「半沢」「半沢」って言っていた、隣の課の結構出来る上司は「著者の系列の作品を読んだから一応ね」って必ず語尾に付けていた)
、まさか自分がここまで料理中に引っ張られるとは思わなかった。
お客様だけでなく料理すら観ていなかったんだなーって後年3回目・4回目を作って
今回の「やわらかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのスパゲッティ」は気付いた。




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