エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

花の気持を忖度するほど傲慢ではない・・・

2011年03月24日 | 
花の気持は、ぼくには忖度出来ない。
とりわけ今咲く花の気持をおいてをや・・・である。

従って、擬人化した花の事を書く場合はフィクションであって、ぼくの勝手な創作である。



満開のホトケノザである。
花がありすぎて仏様は鎮座できないかもしれない。

それがウキウキとする春の気配であるのかもしれない。
ホトケノザの花言葉は「調和」である。



スノーフレークである。
花は下を向いて咲く。
傘のような花弁の縁の緑の点々がポイントである。

花言葉は「汚れのない無垢な心」「乙女の誇り」「純潔」である。
魅力的な言葉が連なる・・・無垢、乙女、誇り、純潔。



ムラサキハナナである。
別名にショカツサイ(諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの伝説から)と云う。
花大根とは違うのである。

花言葉は「知恵の泉」「 熱狂」「 優秀」である。



満開のハナカンザシである。
緑の葉の上に、まるで浮いているように咲く。
幻想的な咲き方である。

花言葉は「明るい性格」「温順」「思いやり」である。
温順・・・久しく忘れていた言葉である。
疾風怒涛の時代では口の端に決して上らぬ言葉である。

思わず「ニッ!」としてしまった。





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