エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

たかんな

2016年05月18日 | ポエム
少し遅れたけれど、たかんなを詠おうと思っている。
たかんな・・・筍である。
ただし、もう旬が過ぎてしまった。



むしろ、皮剥ぐ候なのかもしれない。
竹林は、心が安らぐ。

通る風、葉擦れの音、竹のそよぎ・・・。
全てが癒しに空間を装う。



この竹林の一画には、鹿威しが設えられている。
風情があって、良い風景である。







「たかんなの美し歯応え沁み透る」







この竹林は、孟宗竹である。
たかんな、は美味しそうである。



丸々太って、柔らかそうである。



     荒 野人