エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

さくらの実

2016年05月20日 | ポエム
花は葉に・・・。
ですね。



桜が満
開になって、花筏を浮かばせた。
花筏は流れ去り、蕊が降った。

蕊が落ちきると、葉桜に変身した。
葉桜の間に間に、桜の実が色づいている。



桜の楽しみ方ですね。
いま、薫風に吹かれながら桜の樹の下のベンチで和むのが好きです。







「桜の実こっそり口に含みおく」







艶つやとした実が、目に眩しい。
美味しそうに見えるけれど、この実は食べられない。

いや、食べない。
見て楽しむのである。



     荒 野人