怪獣兄HAPPY （LUCKY）BIRTHDAY ＠朝里のレース

今日は、怪獣兄弟にとって初の兄弟参戦となる
大会が朝里で行われた。
この朝里、
なんとなく温泉付きのスキー場で
気軽な市民スキー場のように見えながら
実はさまざまな大きな大会が行われている。
3月には
ここの大会で勝てば
海外派遣となる大会まであるのだ。
あなどるなかれ。

で、
ここのスキー場で
今日明日と大会。
目玉は明日の
スポーツ館カップ道央予選である。
道央予選とはいっても
あちこち予選をかけ持って
（悪い言い方をすれば、滑り止めってやつ）
明日のために今日はレース形式で
バーンに慣れて練習になればと思って
エントリーしたこのレース

ゴールドウィンとフィッシャーの大会なだけあって
景品が大変立派。
（参加賞はちょっと残念な感じだったけどね）

まあ、徐々に調子を上げてきている怪獣弟のレース運びと
中学生以上29歳未満という体力も時間も余っていうそうな人たちの組で戦う怪獣兄のレース運びに
注目の一戦である。

今回は秘密兵器に
150のGS板を昨日から導入。
なんと贅沢にも
１５０の板でインスぺクション（コース下見）を
するのだ。
がりがりバーンと
細かいセットに弱い怪獣弟が
長い板でぐいぐい回す滑りをし、
安定した長さとまだヘタっていない腰のある板で
ばたつきのない足場を感じてから
普段の板に戻れば
本番にはもっと楽にターンができるのでは？？？という目論見である。
が・・・どんなものか・・・

今シーズンは
今までの板にプレートを入れて
ブーツのフレックスを６０から７０に変え
力強い滑りを期待していたのだが
なかなかマテリアルチェンジに体とハートが追い付かず
不調に陥っていた部分もあったので
全く同じ仕様のGSの板であっても
１０センチも違うというのは
怪獣弟にとっては
一層なじまず不調に陥る可能性も無きにしも非ず…悩ましい…

実際にフリーでは
ほとんどを150の板を好んで乗っていたようだった。
レースではないが
しっかりと板をたわませ
深回りも出来ている様子。

むむむ・・・これは武器になるやもしれぬぞ…^_^;

が、今日はやはり
従来の１４０の板で勝負。
だってワックスが違うので
急に１５０で勝負は出来ないからね。

インスぺクションも無事に終わり
あっという間にスタート。


スタートから半分まではかなりいいペースで
滑っている。
なんだか今までの滑りとちがってて驚き。
木曜日に褒められたのが
よっぽど嬉しかったのかもしれない。

中盤の少し縦切りのセットに入り、
スピードが自分の限界に近付いた？？！！
と思ったとたん
いいコースを滑っていたにも関わらず
突然減速！！！！！！！！！！！！！ガーン！！！！！！！！！

なーぜーじゃー・・・・？？？？？？

終盤の緩斜面では
そこでの減速が響いて
全然スピードが出ない。
悲しいかな大好きな緩斜面での滑りが
がっかりな感じに…(-_-;)

結果としては
タイムはいまいち。
でも
苦手だった急斜面で思いっきり自分の滑りができたのは
成果だな。

そして
最後から１番目の怪獣兄のスタート

どうかな？？？？

いい調子で滑っている。
怪獣弟よりも、前半はまったりと滑っているように見えるが
怪獣弟より体重がある分
徐々にスピードが上がってきた。
怪獣弟がビビったあたりで、どうなるかと思ったが
基礎スキーで培った滑りの幅が彼を救った…
（さすが悪雪キング）
厳しい場所で
たくさんの選手が失敗を繰り返した場所だけに
怪獣兄も一瞬、足を取られたり、落とされたりするかと思ったら
不思議に柔らかい股関節の動きで
なんとなくリカバー。

技ありだな…。

そのまま、ゴールまで…

ラインもまずまず。
失敗もとくに無かったように思える。

タイムも
まあ、大会のトップに比べると2秒も遅いが
初レースから2戦目にしては上々の出来。

そしてびっくり
怪獣兄
中学生～29歳未満のカテゴリーで
優勝してしまいました！！
びっくり！！！！




こんな事もあるんですねえ。

賞状も
GOLDWIN・FISCHER　CUP　
ジャイアントスラローム
男子中学生から29歳の部　第1位となっていて
なんだか、すっごい速い選手のもらう賞状のようで
うれしかったようです。

怪獣兄、今日は誕生日。
優勝して
２１０００円相当の遠征用のバッグももらって
妙に立派な賞状も貰って
嬉しい誕生日になったね。

いい14歳のスタートでした。

そして
明日の本番も
自分の滑りができるといいねえ。
（さすがに明日のレースはもっとでかいので、厳しかろう…）

怪獣弟も
板チェンで少し、いい感覚を取り戻せるといいなあ。