餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

朝から充実の一日に

2014-10-21 23:40:02 | アート・文化
仕事が暇だったのでそうだ授業聞きに行こうと思い立ったのが先週。台風が直撃しそうだったのでやめ、今日にしました。昨日の朝有給申請した途端、仕事入ったけどまあいいか。
朝から行って「光琳をしたう中村芳中展」を見て来ました。路面電車で小学生の団体に遭遇。同じところで降りたのであれっと思ったけど、別方向に歩いていたので違うのかと岡山県立美術館へ。やっぱり平日の美術館最高と思っていたら班に別れた小学生達が。さっき出会った子達でした。でもどの箇所もみんな大人しく聞いていました。あれ大人しい。私の頃は騒々しかったけど(一緒にすな)。でも小学生から美術館で見学っていいな。
芳中は小学生でもこんなに略さんぞというくらい単純な線です。菊の花が丸にちょん。オレンジ色の花なんか柿かと思ってしまいましたよ。でも何となくにこやかな気分になれます。常設展の光琳の屏風の技術再現も素晴らしかったです。
先生の授業は神話と人間の世界が合わさるところでした。「オデッセイア」あたり。この辺の物語って、略すと神様何すんねん、ですね。
ちょっと石井先生とお話。占いと事件の話とカニの話を聞きました。やっぱり香住ですか。
戻ってから早めだったので映画「グレース・オブ・モナコ」に行って来ました。
おとぎ話はやはりおとぎ話だそうです。めでたしめでたしがいいなぁ。

集めるとボリューム

2014-10-20 23:48:43 | 本と雑誌
綾辻行人「アヤツジ・ユキト 2011-2013」読了。
小説以外の文章がまとめられたものです。読みながらこれが出たのはこの年かとか、この映画はこの年だったかとか色々思い出されます。本格ミステリ作家クラブ10周年記念のイベントでは光原百合さんにサインもらったけとか。アナザーのあのサイン会のあと鉄人を見に行かれたのね。横溝正史の講演会も行った行った。去年はアニメ化にわいていましたね。水泳されているのがえらい。最近ほとんど参加していないけど、まったく行っていないわけでもなかったのがわかりました。

列の果てが見えない

2014-10-19 23:23:04 | アート・文化
「国宝 鳥獣戯画と高山寺」に行って来ました。
並ぶと聞いていたので開館30分前くらいについたのですが、並んでいる並んでいる。門の前に長蛇の列です。こんなに並んでいるの始めてみました。もうあきらめて並ぶことに。入場が始まってから中庭に並び、入場してからは鳥獣戯画の列に並び。でも思っていたよりはさくさくと見れました。やっぱり鳥獣戯画の甲巻のかわいさは別格です。
今までの京都国立博物館だと特別展は混んでいても常設展はがらがらだったのに、だいぶん人が来ていました。やはり平成知新館開館したばかりだからでしょうか。綺麗になっていました。仏像の面々がだいぶん変わっていました。宝誌和尚立像がSFみたいでかっこよかったです。

世界はかくも美しい

2014-10-18 23:56:47 | アート・文化
「生誕120年 川西英回顧展」に行って来ました。
川西英さんは好きな版画家ですが、残念なことも。「神戸百景」が有名で、出て来る作品はたいていそれです。金魚の絵があるはずなのに見たことがない。ふとポスターが目に入ったらそこに金魚が。ひゃっほー。見に行って来ました。初期の絵から版画を初めての作品、晩年の作品まで。版画家になってから作品が活き活きして来てこの方版画家になって正解と思いましたが、初期の油絵を見てひょっとしてこのまま油絵を続けていたらクマガイモリカズさんみたいな画家になったのかもと。それはそれで楽しいのか。
とにかく作品がかわいい。ポッフでカラフル。歌舞伎でまわりに首がころころ転がっている絵でもかわいい。素晴らしい才能だなと思いました。

神様のプレゼントか

2014-10-17 23:24:48 | 映画
映画「アルゲリッチ、私こそ、音楽」を見て来ました。
数々の賞に輝く天才ピアニスト、アルゲリッチ。取材拒否や突然のキャンセル、父親の違う娘達。色々な謎に満ちた生活を娘さんがカメラを向けています。若い時の映像が美しい。今も存在感はすごい人です?通娘を愛しているお母さんに見えますが。
見ていて柳家小三治さんの落語を思い出しました。小三治さんはとにかく始めるまで嫌そう。ああ、したくないなぁという感じです。でもいったん落語が始まるとこれがすごく素晴らしい。うん、とにかく問答無用に素晴らしい。