「フィンランドのライフスタイル展」に行って来ました。
何度も行っているのでおなじみのメンバーなのですが、やはりいいなと。初期のアアルトベースの花瓶「サヴォイ」が来ていたのが嬉しい。アアルトの椅子も映像では見ていたけど本物を見たのは初めてかな。積み上げるほど量が来ていたのが楽しい。この椅子はやはり積まないとね。マリメッコで活躍していた日本人デザイナーの作品やデザイナーが岩手に来てものづくりをしていたり、廃版を日本の職人が作って見たり。ミロマチコさんの作品があってあれ、関係があったのかとか。何がいいって、最後に椅子座りたい放題のコーナーがあったこと。やはり眺めるより座りたいよね。
うみ「廃村ではじめるスローライフ -前世知識と回復術を使ったらチートな宿屋ができちゃいました!-」読了。
エリックは前世の日本人の知識がある回復術師。しかしかすり傷を治せる程度弱い術師。雇われたパーティから使えないと追い払われる始末。町に戻りやけ酒でも飲もうとしていた時怪我をした猫の鳴き声を聞く。助けたことから世話をしている猫獣人の女の子と知り合い、力は弱いものの布に術をかけて巻いていると持続力は長いことがわかる。普通の術者は回数をかけることはなかなかできない。でも包帯に術をかけて寝ると何百回もかけていると同じことに。これは使えると怪我の治る宿屋を開くことを考える。ついでに温泉もひくことに。怪我を直すのは教会の仕事で勝手にしていると目をつけられる。温泉にも術をかけておくと温泉の効果で治ったということにできるから。ダンジョンに近い廃村で営業を始めるが、いつの間にか回復より料理が美味しいと繁盛して。
便利な能力を持った動物さんが色々出て来て楽しい。すぐは治らなくても時間をかけて直すという考え方がいいなと。うん湯治の精神よね。
今日は画廊巡り。「安岡明夫油彩画個展」「第42回アトリエ甲風画苑展」「鳴尾のアーティストシリーズ(地域の子どもたち)」に行って来ました。
「安岡-」山や川などリアルな風景がです。近くで見るとタッチがわかるのですが、離れると写真のようにも見えます。本人がおられたのでその場で描くのですかと聞いてみました。昔はそうしていたそうですが、光が次々かわり1時間くらいしか描けないので今は写真を取ってパソコンに入れ帰ってから描いているそうです。こんな足場の悪そうな山に行くのがまず大変そうです。木につたう蔦の葉の赤が綺麗でした。
「-甲風画苑展」色んな教室の作品が来ていました。同じ日本画でも講師の先生によってずいぶん絵の雰囲気がかわるものだなと。水彩画でも薄い感じとアクリルのように不透明な感じに塗るのとだいぶん感じが違います。パステル画が油絵のようでした。何かしてみたら楽しそうと思いました。なかなかできないけど。
「鳴尾-」中国に留学に行ってコロナで6年間帰れなかった方のイラストとスケッチが。大変だったでしょうが淡々と生活していた様子が楽しそう。パンダがカップでコーヒーを飲んでいるイラストが可愛かったです。青の背景や赤の背景が綺麗でした。
今月に友人から「三次に行ってみる?」と聞かれた時「行く」と即決。その後三次の奥田元宋・小由女美術館で「金魚美抄」をしていることを聞いたのですが。あまり遠出はしないので、すぐに決めたことが不思議そうでした。先月姫路城に行った時、間違って入った「ニッポン城めぐり」というアプリゲームをしていたので。三次に行ったら毛利元就がいるんじゃないかと思ったのですが。広島バスセンターから三次まで、道順でいうと毛利元就がいそうな安芸高田を通るのですが、実際は高速を使って上を通ったので出会えず。「金魚美抄」をしているのならそれは行きますが。わざわざそのために旅行はしないけど、毛利元就に出会えるのなら行きたいかなと。実際そこにいるかはわからないですが。武将と言えば毛利元就よね(そうか?)。
映画「セッションマン ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男」を見て来ました。
ニッキー・ホプキンズのドキュメンタリー映画で証言集です。色んなアーティストが彼のすごさを語り、本人のインタビューも含まれます。とにかくすごい人らしい。3歳でピアノに触れ、6歳でピアノを弾きこなし、12歳から王立アカデミーで学び、16歳からロックンロール。250枚以上のアルバムに参加。この人が参加すると音楽がすごく膨らむらしい。確かにかっこよくなっているような気がしました。1963年にクローン病にかかり闘病生活を続けていたって、それでよくあれだけ仕事できたというか。出て来る人もすごいのでしょうがミック・ジャガーしかわかりませんでした。インタビューが続くとちょっと意識が飛びます。演奏シーンをもっと長くしてほしいかな。
奥乃桜子「それってパクリじゃないですか4 -新米知的財産部員のお仕事-」読了。
お茶屋さんの会社で知的財産部に配属された新米部員亜季さんのお話の第4巻です。前回でパテント・トロールと戦う羽目に。しかも亜季さんの危機的状況で終わっていたので心配に。今回はその戦いの様子です。難しい状況で説明用語も難しく、重い雰囲気になっていますがそこで切り替えられるのが亜季さんの強み。何とか乗り切っています。え、いつの間にハッピーエンドに?
おととい外の鉢の水が急に冷たくなったような。普通なのかな。それまでが温かったのね。
予約の本が来ていたので久々に中央図書館へ。何か借りりようかなとハードカバーの小説を見てびっくり。すごい勢いで転生系の小説が増えています。私が普段行く図書館の増えているのは気が付いていたけど中央図書館もですか。中央図書館のは王道系の冒険物が多いようです。普段行く方は婚約破棄や追放で女性が新天地で活躍するもの。そっちの方が好きなのでよいのですが。中央図書館は固めのイメージだったので驚きです。図書館の特色は利用している人が作るんだもんね。でも新文芸系ばかりになるのも寂しいかな。いろんな本を置いてください。