餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

ここはわたしの家だ

2019-01-31 22:22:29 | 映画

映画「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。」と「未来を乗り換えた男」を見て来ました。

「毎日-」前の二つが老いについて考える映画ならこれは死について考える映画です。母の介護をしていた監督も両股関節の痛みが悪化。手術を受け自分も要支援となります。母親は4回も脳の虚血性発作で緊急搬送。でも母は何も覚えていない。この先どのくらい続けられるのか、不安になります。人によって違うのでどれが正解がわからないのですが、なるべく本人の意思を尊重するというのが出来るといいなと思いました。

「未来を-」第二次大戦のファシズムの吹き荒れるフランスを現代の移民問題に置き換えたお話でした。ややこしい。ドイツから亡命して来た主人公は亡くなった作家になりすまし、メキシコに渡ろうとします。しかしその奥さんが取り残されており。設定が飲み込めるまで時間がかかるのと、関係がわかりにくいです。でも問題点を押さえた皮肉の利いた映画でした。Uボートを思い出します。


目隠しをしている訳

2019-01-30 22:02:59 | 映画

映画「Fate/stay night Heaven's Feel's II. lost butterfly」を見て来ました。

映画しか見ていないので話をよく覚えていないところが多いのですが、女の子が可愛いのに主人公が平凡だなと。でも回りが癖が強い人ばかりなのでそれでいいのだなと。家とか城(?)とか巨大です。パースが違う。効果が綺麗。色々あるので一人でこっそり見たい作品です。


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2019-01-29 22:56:49 | 映画

映画「マスカレード・ホテル」を見て来ました。

見やすいし豪華。刑事とフロントの掛け合いが面白い。反発し合っているのにだんだん協力的になっていく過程も楽しい。横溝正史作品映画でもそうだけど配役の役者さんでこの人が犯人だとわかってしまうことがありそうだけど、回りを豪華に固めたので目くらましになっているかもしれません。小日向さんが胡散臭過ぎですよ。

マーカス・デュ・ソートイ「素数の音楽」読了。

リーマン予想がなかなか解けないっていう話でした(まとめ過ぎ)。でもエベレストのような上ったら素晴らしい景色が見られるようです。数学の歴史の縮図が見られますし、美しい音楽も聴けます。数字の奏でる音階が聞ければですが。素数と暗号の関係は前に読んでいたので何となく。でも素数と量子力学の関係は知りませんでした。素数を含まない連続する100の数の列の作り方が面白かったです。


群れたい訳ではない

2019-01-28 23:40:50 | 川魚

エビ達はよくポンプの給水口のホースに取り付いています。ホースが緑だしほとんどここにいるしエビのなる木と個人的に呼んでいます。しかもみんな頭を下に向けて逆さまになっています。頭に血が上らないのか上っても平気なのか。集団でいるのでてっきり仲がいいのだと思っていました。けれど見ました。1匹のエビが近づいたら近づかれた方のエビがどついていました。仲がいい訳じゃないのね。たまたま機嫌が悪かった可能性もあるけど。よくわからないエビ事情でした。


明治と現代の腕比べ

2019-01-27 21:51:32 | アート・文化

「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」を見て来ました。

これは楽しみにしていた展覧会です。明治の超絶技巧と言われるとついつい見に行ってしまいます。ただ細かいので見る人が張り付いて混むだろうなと。今日はまだ人が多くなく、作品も結構大きなものだったので見やすかったです。今回は明治のだけでなく現代の作家さんの作品も来ています。ポスターになっていた安藤緑山さんの象牙のパイナップルとバナナ。パイナップルも素晴らしいですが、バナナの皮が剥けてくるんとなっているところ。本物としか思えません。柔らかそう。現代作家の木彫りの人の説明がすごかった。子どもの頃から木彫りが好きでお年玉が入るといい彫刻刀を買っていた。小学校の時机を掘ったが出来が素晴らしかったので先生が怒るに怒れなかったと。雪舟がいるぞ。並河さん濤川さんの七宝は言うに及ばず、現代の七宝春田幸彦さんの蛇の鞄から大蛇が出て来ている「反逆」は格好良かったです。ワニの鞄が牙をむいているバージョンも。今の人もすごかったです。