映画「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。」と「未来を乗り換えた男」を見て来ました。
「毎日-」前の二つが老いについて考える映画ならこれは死について考える映画です。母の介護をしていた監督も両股関節の痛みが悪化。手術を受け自分も要支援となります。母親は4回も脳の虚血性発作で緊急搬送。でも母は何も覚えていない。この先どのくらい続けられるのか、不安になります。人によって違うのでどれが正解がわからないのですが、なるべく本人の意思を尊重するというのが出来るといいなと思いました。
「未来を-」第二次大戦のファシズムの吹き荒れるフランスを現代の移民問題に置き換えたお話でした。ややこしい。ドイツから亡命して来た主人公は亡くなった作家になりすまし、メキシコに渡ろうとします。しかしその奥さんが取り残されており。設定が飲み込めるまで時間がかかるのと、関係がわかりにくいです。でも問題点を押さえた皮肉の利いた映画でした。Uボートを思い出します。