餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

武道館他にあるの?

2023-05-31 23:11:50 | 映画

「劇場版 推しが武道館にいってくれたら死ぬ」を見て来ました。
不器用なアイドルってかわいいんだと、えりぴよの気持ちがわかります。舞菜かわいい。岡山の地下アイドルなので、イベントや移動のシーンがローカル。商店街やお城や川沿い、そこ通ったことあるよ。楽しかったです。振付とか完璧。地下のレベル高い。サーモンピンクのパン食べたいです。
高田在子「茶屋占い師がらん堂」読了。
最福神社の門前で茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝うすずは、突然謎の不調に悩まされいろんな医者に行っても原因はわからぬまま。医者に向かう途中気分が悪くなって木陰で休もうとすると、顔色の悪い男の人が先にいました。自分のことも忘れて心配するとその人は占い師で。一条宇之助という有名な占い師ですが、紹介制で高い料金を取ります。父親がやはり占い師だったのですが、お金は取らないはない人には与えるわで家族がひどくみじめな暮らしだったそうで。亡くなった妻にもっと人に寄り添う占いをしてみてはと言われていたそうで。相談に乗るうちに「たまや」で別名義で  
寄り添える料金くらいで占いをすることに。悩みに寄り添える解決が鮮やかです。すずの不調の原因が大物でした。お祓いもできるのか。


固定資産税気になる

2023-05-30 14:51:57 | 映画

「劇場版『TOKYO MER -走る緊急救命室-』」を見て来ました。
結構手術の切る深さが深い。ためらいなく切っています。賀来さんがかっこいい、何で(何でって)。こういう室長実際いたら迷惑だろうなと思いつつ頼もしいです。高層ビルの中層階で火災というのがなるほどと。上層階は普通は屋上に逃げてヘリで救助ですが、火災が爆発的な場合上昇気流が発生してヘリが着けないんですよね。階段上がるスピード早すぎます鈴木さん(何故役者名?)。
行田尚希「神楽坂・悉皆屋ものがたり 着物のお直し、引き受けます。」読了。
母親が着物を洗い張りに出したことはあるのでそういう職業があるのは知っていましたが、悉皆屋っていうのは知りませんでした。鎌倉にある着物屋の長女紬は祖母に経営を叩きこまれ店の経営を任されました。しかし着物には興味が持てず。自分の名前も嫌いでした。紬の両親はこれではいけないと紬を無理やり神楽坂の橘屋という悉皆屋に修行に出させました。もう紬のキャラクターがいいです。働かざる者食うべからずと、仕事をしない橘屋の店主千明をこき使います。むしゃくしゃしたときは今の私を落ち着かせてくれるのはお金だけ、しかも零がいっぱいついた…この守銭奴ぶりが素敵です。ジェームズ君ね(誰だそれは)。


渋い趣味の小学生も

2023-05-29 22:34:35 | 本と雑誌

三國青葉「黒猫の夜におやすみ」読了。
神戸元町でレンタルキャット店を営む千早は慢性不眠症。ある日行き倒れの黒猫を拾うが、その猫は人語を話す猫又でしかも記憶喪失だった。千早はその黒猫にナイトと名付けます。事情が事情なので店には出せません。でも猫語も人語も話せるので、猫たちから事情を聴いて伝えてもらえます。時にはレンタルを申し込んだ人の調査にも出かけたり。色々千早の仕事を手伝っています。やって来る猫たちも、店に来る人達もやっかいな問題を抱えていますが、お互いにちょっとずつ助け合っています。意外と猫って気を使っているのよね。そうは見えないけど。


第9の芸術だもんね

2023-05-29 22:33:30 | 映画

5/28分です。
映画「岸辺露伴 ルーブルへ行く」を見て来ました。
ジョジョのスピンオフになるのかな。NHKでしているのは知っていましたが見たことはありません。高橋一生さんが黒いヘヤバンド(?)をしているのですが、高校時代もしていました。元からしていたのね、何かの補強具なのかな。ジョジョとはえらい雰囲気が違います。ホラー?富江さんがいる。途中で話がわからなくなったぞ。え、昔の人なの?こういう時には空気の読めない人が必要なのね。
「月刊たくさんのふしぎ2022年2月号 世界の納豆をめぐる探検」読了。
作者は誰も行ったことのない辺境に行って謎のものを探すのが生業なのですが、ネットの普及で冒険しなくても世界の探検する場所の詳しい場所や画像が手に入るようになったそうです。その時ふいに出くわしたのが納豆。納豆が未知の大陸だったと。煮た豆を発行させた料理があるとわかっても食べてみないと味噌やチーズの可能性もある。食べて初めて納豆とわかるそうで。伝統的な納豆を作っているのは田舎で高齢者が多い。ネットなんかしていないそうで。アジア圏にあるのはわかりますが、アフリカにもあるのが驚き。しかも大豆でなくバルキアの実やバオバブの種からでもできるそうで。乾かして保存したり、せんべいやスープになったり。ふいに納豆が食べたくなる本でした。


割った物は直さない

2023-05-29 22:32:14 | 本と雑誌

5/27分です。
山本瑤「金をつなぐ 北鎌倉七福堂」読了。
金継ぎのお話って工房のお話が多いのですが、これは職人さんより周りの人たちの話が主役っぽいです。金継ぎ工房「七福堂」を営む夏樹、一緒に住む元エリートサラリーマンだった引きこもりの叔父玄、和菓子職人で日本茶カフェを営む眞白、幼馴染で神社の跡継ぎながら金髪でサーフィンをしている桜士郎。「七福堂」は夏樹は祖父の清彦がしていた店です。玄は次男、長男の父親は東京で普通に働いていますが、夏樹が高校生の時学校にいられなくなり一人でこっちに越してきてそのまま居ついたのでした。もう清彦さんがザ職人って感じで素敵でした。欠けた器が治って行く工程が素敵でいつまでも見ていたい感じで、眞白は勝手に入り浸っていました。同じく見ていたかった夏樹は最初眞白が邪魔でしたが、打ち解け今は見られる立場に。依頼にやって来るお客さんたちや色々な人間模様が繰り広げられます。買うより高くついても直して使いたいっていい文化です。