「頼朝と重源-東大寺再興を支えた鎌倉と奈良の絆-」を見て来ました。東大寺再興を行った重源とそれを助けた頼朝の史料や仏像などです。思った通り清盛が悪の権化みたいに言われていますね。どっちもどっちだと思うのは今の人間だからかな。よく見る頼朝の肖像画が来ていました。思っていたより大きくて迫力があります。快慶の仏像が綺麗でした。
森見登美彦「宵山万華鏡」、熊田薫監修「カビのはなし」読了。
「宵山-」祇園祭は2回くらい行ってあまりの人の多さに嫌になりました。宵山は昔はぶらっと行っていたのですが、たまたまその日にぶつかった時とんでもない人の多さになっていたので今では避けるようにしています。でも常ならぬ世界が開けているというのは何となく納得できそうな気もします。全編金魚入り。わーい。
「カビ-」困ったカビや怖いカビの他、美味しいカビや病気をやっつけるカビなどカビの色々な面が紹介されています。菌類ということでキノコや粘菌の紹介も。仲良く付き合いたいものです。やたら殺菌や消毒ばかりしているとそれを上回る耐性菌を作り出すっていうのが怖い気がしました。