「昭和とモダン 絵画と文学 1926 - 1936」に行って来ました。
白樺あたりから戦争文学あたりまでの本や関連した絵画など展示してありました。ロシアの抽象画展見に行った時すごく進んでいて驚きましたが、社会主義になって抽象画が禁止されていました。もったいなかった。どうして社会主義が抽象画だめなのかわかりませんが、日本のプロレタリア文学は良かったようです。かっこいい装丁が結構有りました。この辺はロシアがお手本かと思いましたが。
横光利一が新感覚派というのは納得ですが、川端康成が入っていたのは?。でも「水晶幻想」出だしが貼ってあってなるほどと思いました。絶筆展に出ていた古賀春江の「サーカスの景」が来ていました。西脇順三郎、安西冬衛、北川冬彦この辺好きです。清水の舞台から飛び下りた「Ambarvalia」の復刻版がありました。真っ赤な箱のかっこいい詩集です。押し入れの奥で眠っているわ(おいっ)。
なんだろう、暗い静かな血が騒ぐ展覧会でした。