あまりの人なので桜と紅葉の季節と祇園祭の間は京都に行かないと決めています。決めているんだけど、うぁーっ、メアリー・カサット展日曜までだよ。ううう、そうだこういう時のために今私は自由の身なのだ。
と、「メアリー・カサット展」「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」「驚きの明治工藝」に行って来ました。
「メアリー-」平日なのに多かったです。モリゾもカサットも母子の絵が多いです。でも何となく違う。モリゾは絵画的、カサットは記録的みたいな。モリゾは決まっている感じ、カサットは動画を撮って途中のフィルムの1枚を見ているような。はいOKが出た後顔が緩むような感じと言うか、決めているところは外しているような感じです。
「生誕-」何この人だかりは。今回は墨絵が多く、そんなに混んでいないかなと思ったのに若冲大人気です。樹花鳥獣図屏風、絵のそばに近寄れません。平日でこうなら最終日恐ろしい事に。滝を登る鯉図で滝を前に両手(ヒレ?)を広げる鯉が…タイタニックかっ!。面白かったです。
「驚き-」明治の技巧すごっ!でも輸出用なのでほとんど日本に残っていません。今回は台湾の人のコレクションです。金工細工の龍や鯉や蛇がすごい。本物と同じように稼働します(龍に本物がいるかは置いておいて)。今回写真OKだったのですが、照明が暗めなのと細かすぎて写真に写らないんです。根付けはもう無理。ここだけ日付が迫っていないせいか、人が少なめでした。良かった。
地下鉄の電車も多かったけど土日よりましよね。