餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

フラクタルな生き物

2009-08-31 23:44:43 | 本と雑誌
昔水族館にテズルモズルが公開とあったので見に行ったことがあります。モズクの化け物みたいなものですか。アップで見ると恐いです。先が枝別れしまたその先が枝別れ。フラクタルが止まらずにそのまま進行している感じでした。
妖怪の話としては有名らしいのですが「稲生物怪録」と言う少年が妖怪と根比べする話があります。これを記録したと言われる絵巻物に出て来る妖怪が独創的で面白いです。この間読んでいた「妖怪画の系譜」にこの話の系統で「稲生物怪録絵巻残巻」がありました。そこに出て来る「摺子木手」の怪がでっかい手のお化け。巨大な手の指がそれぞれ手でよくみるとその指も手になっていて…。テズルモズルかてめえは。
想像力なのか妄想なのか。素晴らしい造型だと思いました。


山に生きる

2009-08-31 00:03:22 | 映画
選挙に投票に行った後ヒマラヤの映画特集をしていたので2本だけ見て来ました。「遥かなるガンジス」と「エベレストの娘たち」。「遥かなる-」はイギリス制作。スコットランド人の男性がガンジス河で12年に1度行われる大祭-クンプ・メラを訪れ、ヒンズー教の聖地ヒマラヤ山中のガンジス河源流を目指すドキュメンタリーです。「エベレストの-」はネパール制作。山岳ガイドを生業とするヒマラヤの民族シェルパ族の女性が初めて”女性隊”を組みエベレストに挑戦するドキュメンタリー。
中国や韓国の事もあまり知りませんが、チベットとかネパールともなればもうまったく。ビートルズが来て有名になったために、インドの奥地にヨーロッパ人のための瞑想スクールがあったり、高地になれているはずの彼女達も高山病にかかったり。
神秘の国というより結構同じような俗世間よねーと思ってしまいました。


ふられ気分で

2009-08-29 23:49:14 | アート・文化
「堂島リバービエンナーレ2009」を見て、「Best Performance And Music」と言うコンサートに行って来ました。
堂島リバーフォーラムという会場は初めて行きましたが綺麗なところでした。トイレが綺麗。使われていないのでは?作品は本が水の中でゆらゆら揺れているのが面白かったです。ガレージショップみたいな日用品が積み重ねてある部屋は恐かった。うちにあるもの集めたらこのくらいなりそうって言う量が。
コンサートはむっちゃ楽しかったです。銀色のマイケルジャクソンがいたぞ。もしくは銀色のトムキャット(トムキャットは銀色ですがRock’n Rollの人の方です、知りませんか)。


江戸のポケットモンスター

2009-08-27 23:45:02 | 本と雑誌
兵庫県立歴史博物館・京都国際マンガミュージアム編「妖怪画の系譜」読了。
今年6月「妖怪天国ニッポン-絵巻からマンガまで-」と言う展覧会に行ったのですが、そこに集められていたものが本になっています(2009.6.7参照)。単なる図録ではなく普通の本として読めるのがわかりやすいです。目に見えぬ怪がビジュアル化されキャラクターとして確立していく過程を歴史を追って紹介されています。最近の漫画までちゃんと入っているのが楽しい。今思うとすごい出品数だったのね。
思い出したぞ、少年画報社「朝霧の巫女」の6巻早く出せーっ!(ここで言っても…)。
ちょっと留守します。


砂漠のオアシス

2009-08-26 23:45:01 | 川魚
水草のボロボロ度が進んでいたので新しいのを買って来ました。いつものと夏の密かな野望、熱帯魚水槽用のポッド付き水草。今なら大丈夫とは思いつつ、熱帯魚用もやられる日本の夏。幸いここのところ急に涼しくなっていい感じです。ヤマトヌマエビ達結構気に入ったのかわらわらと中に入っています。何とか長もちしてね。