子どものころからりんごは大好きな果物でした。生のままでもジャムやアップルパイなどにしてもワインとの相性が良く、今でも好んで食べる果物です。
りんごの産地としては長野県も有名ですが、なんといっても日本一は青森県です。その青森県の中でも押しも押されもしない最高の名産地が弘前市です。
その弘前市がこのたび『りんご王国』として独立しました。
『りんご王国』のホームページをぜひご覧ください。
『りんご王国』へは、東京駅から東北新幹線で約3時間半の新青森駅で奥羽本線に乗り換え、そこから約30数分で着きます。
『りんご王国』は日本一のりんご生産量を誇り全国の約2割を占めています。つまり全国の5個に1個が『りんご王国』のりんごです。
『りんご王国』は王国中がりんご色に染まっています。50店近い店でアップルパイが作られ、60店を超える飲食店でシードルがオンメニューされています。シードルは国民酒です。国民たちは居酒屋でも家庭の食卓でもシードルを普通に飲んでいます。そうそう、カレーには必ずりんごを入れます。
皆様も一度『りんご王国』へ遊びに行ってください。
今回訪問した『りんご王国』にあるりんご園『タムラファーム』さんとはシードルを通じて知り合いました。
「より健康的で、おいしいりんごを皆様にお届けしたい」それがタムラファームさんのコンセプトです。
天然ミネラル豊富な自家特製の有機質肥料を施し、健康的な土づくりに努め、さらに贅沢なまでの採光空間をとっています。
天然ミネラルをたっぷり吸収し、太陽の恵みをいっぱい浴びた健康的なりんごのおいしさは
同じ「弘前りんご」の中でもワンランク上のグレードです。
品種は「ふじ」です。樹齢は15年だそうです。
品種は「シナノゴールド」。樹齢は8~9年だそうです。
りんごは台木によって大きい樹と小さい樹に分かれます。前の「ふじ」は大きい樹、後の「シナノゴールド」は小さい樹です。大きい樹は12~13年で成木、14~30年が働き盛り、31年目くらいから老いていきます。小さい樹は5~6年で成木、7~15年が働き盛り、16年目くらいから老いていきます。
りんごはすべて手摘みです。成長した大きい樹の高いところは梯子を使っての収穫となります。毎年、青森県のどこかで梯子から落ちて亡くなる方がいるほど過酷な作業だそうです。
りんごを万遍なく赤く色づけするためには、収穫するまでに実一つずつを何度も回して色づきの弱い面を日に当てる作業を繰り返します。タムラファームさんのりんご園は10ヘクタールの広さだそうですが、それをすべてで行うのは気の遠くなる作業だと思いました。
右が田村昌司(しょうじ)社長、左がご長男の昌丈(まさたけ)さんです。タムラファームさんは、お二人と社長の奥様3人で営んでいる家庭的な農園です。
これがギフト用のりんごセットです。お得なご家庭用もあります。
タムラファームさんのりんごは、お手元に届くタイミングが一番美味しくなるように、収穫時期や保管方法を工夫しています。
香りが高く、新鮮で食感もシャッキシャキ、酸味、甘味がきわだちとても濃厚な美味しさです。
タムラファームさんのシードル、アップルパイ、ジャムはすべて自社農園のりんごを使用しています。
シードルは王国でのりんご酒グランプリ2年連続で『キング・オブ・りんご酒』受賞の逸品。アップルパイはりんごそのものの味わいを楽しめる素朴で家庭的な美味しさ。ジャムも美味しいりんごでしか作れない上品でシンプルな味わいです。
(※ジャムは現在品切れ中、来年の2月ころに出来る予定です)
『りんご王国』産、その中でもワンランク・グレードアップした『タムラファーム』さんのりんごやりんご製品をぜひ一度ご賞味ください。(O.K)