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失業保険のスケジュールとハローワークの求人について。

2018年09月10日 | 仕事
会社の事業譲渡により8/31で会社都合退職後、就活をしている管理人。
離職票が予定より早めに会社から届いたので、ハローワークに失業保険の申請に行ってきた。
、、タイミングが悪かったのか、思っていたより振込が遅い。というか、最初の雇用保険説明会が遅い。

●失業保険(雇用保険)のスケジュール (会社都合)
8/31 会社都合退職 (事業縮小(事業譲渡))
9/10 申請
9/17 待機期間終了(1週間) ・失業保険支給開始↓
9/27 雇用保険説明会
10/5 初回失業認定
※9/17〜10/4まで就活実績1回必要
10/10頃 雇用保険振込み (9/17〜10/4の18日分)
11/5 失業認定日(2回目)
※10/5〜11/4まで就活実績2回必要
11/10頃 雇用保険振込み (10/5〜11/4の31日分)

支給開始は、早く申請したから早くなったという感じなので、まぁよしとする。振込時期も想定の範囲内である。
仮に、これがもし自己都合だった場合、9/17からさらに3ヶ月の待機期間が発生する。8/31退職→初回振込1/10頃となる。。恐ろしい限りである。年を越せずに道に転がることになる。
僕の場合、今回の受給期間が120日なので、来年の1月でほぼ最後の支給となる。そこまでには決めたいところである。。
仮に1月でも決まらなかった場合、会社都合なので個別延長の申請ができる。
僕の場合、元の支給日数が120日なので、延長期間は2ヶ月。約60日分多くもらえるというシステムである。
2年前に失業保険をもらった時に知った。

●2年前の失業保険スケジュール
7/末 会社都合退職 (業績不振)
8/上 失業保険申請 (受給期間180日)
9/上 再就職 (約25日分振込済み)
9/15 再就職手当申請
9/25 再離職
9/末 再就職手当振込み (約100日分)
10/中 失業保険・再支給再開 (残り約50日)
10/中 再々就職内定

なんか前後してる感じもあるが、こんな感じ。
再就職先が地雷で、早く辞めないとヤバイ状況だった。
失業保険の支給再開システムを知って、再就職先に見切りを付けて自己都合退職したのである。
再就職手当てをガッツリもらったにも関わらず、まだ残っていて、支給再開出来るなんて凄いと思った。
さらに、12月の支給完了時にまだ再就職先が決まっていなければ、2ヶ月延長出来るのである。
本当に失業保険(会社都合)の手厚い支援を感じた瞬間だった。

雇用保険説明会
雇用保険の受給に関して、就活実績や失業認定、不正受給など一通りの説明を受ける。
この日に下記が決まる。
・基本手当日額
・雇用保険被保険者証

失業保険の基本手当日額について
9年弱いた会社よりも年収が増えた (残業と海外出張手当とボーナスのおかげ)のだけど
それよりも、今年3月から導入されたタイムカードによる勤怠管理システムである。
今まで25時間のみなしでしか出ていなかった残業代について、超過分も支給されるようになった。
単純に残業代で5万くらい手取りが増えた。
ほぼ会社をたたむことは決まっていた時期になぜ切り替わったのか。
・親会社によるコンプライアンス指導(親会社は、みなし+超過分支給である)
・譲渡による会社都合退職者の訴訟回避
僕は2つ目が濃厚と見ている。
親会社は上場企業の為コンプライアンスに厳しい。入社時にグループ会社として守るべき法令の冊子をもらった。またwebによる学習システムで、下請法についても学んだ。もし訴訟の一つでもされてニュースになったりしたら、株価下落の上とんでもない金額のマイナスが発生するのかもしれない。

失業保険の基本手当日額は、直近6ヶ月の給与合計×50〜80%である。
しかしながら、、僕の場合、計算したら52%だった。
2年前と比べて、6ヶ月の給与合計金額は多いのだけど日額には大きな変化が無かった。。
最低限生活の維持に支障の無い金額である。

雇用保険被保険者証について
会社都合退職の場合、区役所に行って国民健康保険料の軽減申請が出来る。
その為には雇用保険被保険者証が必要である。
9/27に被保険者証をもらったらすぐに区役所に行きたい。

会社から平成30年の源泉徴収票が届いた。
これは次の会社で必要になる書類である。そして封筒の消印が大阪の郵便局だった。
会社は残務処理が完了次第、社長の手によりたたまれる予定である。営業や総務の事務員の中に、僕みたいに移籍を希望せずに退職する人がいて、そのうち何人かは最終勤務日の8/1を越えて勤務していた。おそらく東京事務所では手が追えない為、大阪の事務員が手配してくれたのかもしれない。

2年ぶりにハローワークの求人を見た。
繊維工業製品で東京と愛知、岐阜で検索してみた。
なんだか求人数が増えた気がしたけど、相変わらず4割くらいは工場作業員の募集である。
染工場、裁断工場、縫製工場、製糸工場、製品プリント工場、、、これらの給与は14〜20万である。。

業界で生地屋や縫製工場の話によると、本当に人を雇うのが難しいと聞いていた。
とある生地屋は、一念発起、新卒を採用してもほぼ確実に3年で辞めるから新卒採用をしなくなった。人を育てたくても辞めるから意味がない。
とある縫製工場は、高専学校や高校に縫製員の求人売り込みをしたり、採用説明会をやってみたが、誰も縫製員をやりたがらない。なので中国やベトナムの研修生受け入れにシフトした。
とある生地屋は、新卒採用者が5年経っても給与が増えてない。管理職クラスのテレビ電話会議を盗み聞きしたらそんなことを聞いてしまった。
とある縫製工場は、前線で働く営業・生産管理が60代になってしまった。営業が定年退職で辞め、会社が回らない為、息子と娘を社員にした。息子は20代前半で若いが会社を継ぐ気持ちでいる。
などなど。。
日本の繊維業界の川上、原料系はすぐに廃業することは無いが、いずれ後継者がいない為廃業していく会社が増えると思われる。
縫製工場は、後継者はもちろん縫製の現場を支える縫製員がいないとか、そもそも仕事が無くて廃業し続けている。こんな認識である。

ひどい会社だと、12-13万 (時給800円)みたいな会社があった。東コレのショー作品作成とか、舞台衣装作成みたいな内容。。 アニメ業界レベルの給与である。生活出来るレベルを大きく割っている。
地雷だなぁと感じた会社は、デザイナー、営業、生産管理など9名近く募集している会社。スタートアップのベンチャーではなく、創業50年近い老舗企業である。大量離職したことが丸分かりである。特に業務拡大の為とかも書いてない。体裁を考えていられない状況なのか、、そういった会社に入ると、なぜ大量に人が必要だったか身をもって知ることになるのだと思う。
2年前に3週間で辞めた会社は、とある原料系メーカーで、製品OEMを新規事業としてやっている会社だったが
とんでもない時間外労働で疲労困憊の為前任者が辞めて、実務が僕1人になると聞いて急いで辞めた。
製品、、辞めなきゃいけなくなりますよ。みたいな会話を常に上の人間がしている上に、事業の進捗もぐちゃぐちゃだった。
後でハローワークに行ったら、営業と生産管理を募集していた。。最初から人を雇えって思った。辞めて良かったと心底感じてニヤリとした次第である。

ハローワークに求人を出すのは基本的に無料らしい。
就活、転職サイトに掲載すると広告料がかかるが、ハローワークならそういったコストがかからない。
だから本当に低コストで求人を出そうとするならハローワークになる。
最近はwebで中途採用エントリー受付している会社もあるが、そういった会社は人材紹介会社も併用している。他に求人を出している場合、急募ではないと思う。
ハローワークに求人を出している繊維会社を見ると、前述したような生地屋、工場が中心である。
そして老舗の会社が多い。webを持っていない会社も多い。

しかし、ハローワークの求人にはまともな会社もある。
これは2年前の体験済みである。
結局、面接に行ってみて自分と一緒に働く人間が良いか悪いかなのだと思う。それは求人媒体に関係がない。
ハローワークなんて、、とタカをくくっていたが、1社良いなと思える会社が有った。
ただ、本当に会社としてお金をかけても人を雇いたい、雇った限り長く働いてもらいたいと考えている会社もある。そういった会社は人材紹介会社を使っている。高額な広告料と採用報酬を支払っている。現場発信で人材確保の為に予算を申請して役員の承認まで得ているのと、ワンマン社長が一人の独断で人を雇うのとでは、計画性bが大きく違う。
ただいかんせん、大きな会社ほど、中途採用が契約社員という現実が横たわっている。
もちろん正社員採用の会社も有るが、1〜2割である。
契約社員については、次の記事にまとめたいと思う。