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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
趣味を楽しむブログです(^ω^ 三 ^ω^)

初めて新宿のNEWoManに行ってみた。

2018年09月14日 | 繊維業界の転職


応募中の企業から志望動機の提出を求められたので、見に行ってきた。
場所は新宿駅の新南口、NEWoMan。
僕は3年前まで新宿に住んでいたのだけど、住んでる間は完成してなかった。
新南口は昔から有ったけど、引っ越す前は高島屋の手前は工事中の巨大な穴が空いてただけ。
前職で神奈川方面に出張した際に、帰りの電車を間違えて、しかも寝過ごして、降りたら新宿の新南口だった。
その時に初めてニュウマンを見て、一瞬どこにいるか分からなかった、的なことを経験した。

全体的に超高感度なファッションテナントで満載である。
どちらかというと、ルミネの上位互換。百貨店に近いと思った。高級セレクトショップとかはいってるし。でも館内はルミネに近い作り。フード系の店も入ってるし。

BRIEFING (バッグ屋)
前に文具系のセレクトショップでサコッシュを見ていいなと思っていたブランド。
その時にきちんと調べるべきだった。。
20年くらい続いているバリスティックナイロンを多用する日本のブランドらしい。
サコッシュ、カメラバッグ、iPadケースなどなど、最近買ったバッグ類で検討に入れたかったバッグが完璧に揃っていた。ただちょっと高い。基本的にUSAの生地を使っており、物によってはUSA製なのである。
サコッシュ、iPadスリーブ→8000円前後
カメラBAG→2万〜3万
リュック、3wayブリーフ→4万〜5万
かなり物が良くてびっくりした。全然知らなかったな。。
カメラBAGとかiPadスリーブなんかは、散々ネットで検索したけど、このブランド一切出てこなかったんだよな〜。あんなにかっこ良くて物がいいのに何でだろう。
IPad Pro 10.5インチのスリーブなんかは、かなり妥協してダサいケース買ったのに。。(笑

IENA EDIFICE LA BOUCLE (セレクトショップ)
エディフィスのさらに高感度版ショップ。
セレクトはドレッシーなアスレジャーテイストな洋服が良かった。
全体的に彩度が低い褪せた感じの色味、深みのあるダークカラーが多い。
スタイリストの野口強が立ち上げたというMINEDENIM (マインデニム)が置いてあった。
90年代っぽいダメージ加工のブルーデニム、オンブレチェックプリントのデニムシャツ、色落ちしたブラックデニムや茶サビ系の加工デニムが懐かしさ満載で良かった。この方と言えばヒスのデニム履いてるイメージしか無いんだけど、なんかヒスっぽいデニムだったな。懐かしいけど、デニムがストレッチだったり、シャツは肩落ちてオーバーシルエットだったり、なんか今っぽい。
最近は化繊系生地が流行りらしく、化繊系のグラミチも面白かった。
シャツは打ち込みの多いコシのある生地がいい感じなのかな。Tシャツは太番手で重たいけど表面がサラサラしていて加工がいい感じだった。

ESTNATION (セレクトショップ)
コディーサンダーソンを定番から新作まで扱っていた。
新作のダイヤモチーフの細幅バングルがいい感じ。フラットなバングルは太幅が多かったけど、付けやすい細幅がナイス。定番の星モチーフリングもかっこいい。
前からジュエリー系を買うならコディサンダーソンかクロムハーツと思っていたけど、コディの方が買いやすい価格帯である。定番のシンプルなリングで3〜4万。新作の細幅バングルは9万前後。
こういった定価でしか販売されないものを買うならNEWoMan店である。ルミネカードが使えるらしく、10%オフデーだと3万のリングなら3000円も値引きされる。ルミネカード凄いな。。

なんか途中から自分の趣味で見始めたらこの3店がいい感じだった。
全体的にはレディース7メンズ3くらいの割合だけど、メンズが行っても楽しめるビルだった。
行く前は、伊勢丹レベルの高級店ばっかりだと想像したけど、そうでもない感じ。当然周りの駅ビルよりはちょっと価格帯上だと思うけど。。

しかしここ2年ほど全く世の中のトレンドについていけて無いので、勉強しなければと感じた。。
多分ファッションブランドに採用されても話についていけない(笑
若い子向けのアパレルにいた時は毎日目に穴が空くほど世の中の服を見ていただけに、完全に離れてしまっている。しかしドレッシーとアスレジャーとか、ワークとモードとか、なんか面白い好きな組み合わせで見ていて楽しかった。今期はクラシカルな雰囲気と言っている店員もいた。普通なベーシックが超流行して以来、いくらか動いてきているのだろうか。。

本題の店舗見学は、素敵なお店だった。何をもってブランドと合っているかの判断をされるのか、よく分からないが、少なくとも関わり合いたくないなと思うようなことは無かった。まともな文章が書けそうである。
これがもし若い子向けの洋服だと、完全によく分からないとか、なんかやだなぁと思うこともあり得る。今更、Tシャツによく分からない英文が書いてあるTシャツとか、ギラギラのラメが付いた服とは関わりたくない限りである。










人材会社の面談に行って色々聞いてきた。

2018年09月14日 | 繊維業界の転職
先日応募した求人に関して人材会社から電話があった。
どうも先方が志望動機の提出を求めているらしい。ブランドに会う人材なのかどうか、判断したいと。
店とか見てもらってテキスト下さい〜了解です〜的なことを話した。
そして新宿のNEWoManに行ってきた次第で有る。それは別の記事に書くとして、、
その前に、人材紹介会社の面談に行ってきた次第で有る。
やはり繊維商社に強いというだけあって、色々勉強になった。

・繊維業界は、感覚で売れるものを企画するブランドと、作る能力に長けた商社(メーカー)で2極化している。

→なんとなく分かる気がした。

・昔は、作る機能が中心のアパレルが旺盛だったが、今売れている会社を見ると、総入れ替えされている。
今売れているのは、小売ブランドである。それらの作り方、外に出すやり方がスタンダードになってきている。
生産に関しての経験値はメーカーに溜まる一方である。

→ブランドから仕様書やパターンの支給を受けて作るOEMよりも、製品サンプルなどを用いてデザインから請け負うODMが増えている理由はこれである。

・とあるレディースブランドのデザイナーは、みんな元々は優秀な販売員である。
商社(ODM)にこんなものが欲しい→製品サンプルを提出させる→商社がヒアリングを元にサンプル作成
→違う、こうじゃない→再サンプル、、繰り返す

→これもなんとなく合点がいった。デザイナーにものづくりの制約を与えない、考えさせないのである。
生産管理は、デザイン会議にも全て出席して、商社とデザイナーの間に入る。コストや実現性の確認の為、素材や仕様を詰めていき、メーカー向けに仕様書を書いて指示を出すのが仕事になる。

・小売ブランドはMDやバイヤーからから、メーカー(商社、OEM)にこんなの作りたいと投げる作り方が多い。
ブランドにもよるが、一般的な作る機能が有るアパレルから見たら、わりとてきとーで有る。

→これもなんとなく知っていたが、特定のブランドを指して、ものづくりにこだわってないというのは
意外だった。もちろんブランドにもよるが、イメージ違いがあった。

・安定していると思われる小売ブランドを指して、業績ちょっと怪しい。

→意外だった。

・生産管理職は女性の需要の方が多い。(内勤で裏方に徹する場合、細かい仕事が得意な為)

→前職では、内勤の生産管理を生産事務と言って区別していた。
僕は生産事務になるなと言われ続けた。

・営業的な生産管理→男 内勤の生産管理→女 この風潮が強い。
どちらを募集しているのか、企業、その時々で違う。

→何となく分かってた。企業から人材紹介会社に性別の指定がある。
性別で落とすのは好ましくない為、応募者には通常言わないが。。

・商社の生産管理はいわゆる営業である。4大卒でアパレルに詳しくない為。
しかし、アパレルに詳しいデザイナーや生産管理は仕様の詰めをする役割として必要とされている。

→僕は服飾系の専門卒の作る側なので、商社でそういった募集であれば、即戦力で働けますよ、とのこと。
商社は嫌だけど、、

・男の場合、営業的な生産管理が出来た方がいい。いずれ、給与と転職可能かどうかに跳ね返ってくる。

→これは真実味が有ってなんか生々しい話だった。ちょっと考えるな。。

・契約社員は、5年勤続で無期契約に転換申請が可能になるが、5年経つ前の雇い止めが問題になっている。
これは世間同様、アパレルでも同じことが起きている。

→契約書に契約更新についての記述が有るかどうか、会社にどんな説明をされたかで、退職した場合に会社都合か自己都合か決まる。契約社員は慎重に契約すべきで有る。。

・契約社員どころか、業務委託を勧める会社も出ている。
業務委託の場合、会社側としては給与を経費で計上できる。
企業メリット
人件費を経費で計上出来る。人材を確保しても帳簿上の人件費が増えない。
有期で雇える。
保険料の支払い、年末調整などの必要が無い

企業デメリット
。。なんだろう?

社員メリット
契約社員と比べて給与が2割ほど高い場合が多い。
話し合いにもよるが、業務ミッションだけこなせば良い。(だらだらと会社にいなくてもよい)。

社員デメリット
保険料の支払い、確定申告の必要がある。
有期契約である。

→多く無いけど、たまーに求人票で見かける業務委託の裏が聞けて勉強になった。

・アパレルの中には、自社生産(直貿)と外注(商社、OEM)が混在している会社がある。
シンプルなアイテムなんかは、商社にマージン落とさなくても作れるだろう?というのが発端になり、自社生産部を作る動きが有る。が、自社生産は大抵がうまくいってないケースが多い。外注に戻るケースが多い。
比率的に、外注7、自社3。
理由としては、外注では問題が有った時にペナルティ対応など要求出来るが、自社だと出来ない。
また問題対応において、自社の生産管理より商社の生産管理、営業の対応が早い。
何か製品を作る時に、自社とメーカー交えての提案、コンペになるそうである。

→僕はこれでいう自社生産(直貿)をやっていたわけだけど、世間的にこんな風潮というか動きが有るのは参考になった。商社から出向の社長の元にいたので、商社側の見方をしていた。ペナルティ対応などの話は一切なかったので有る。考えてみれば理解できるが、余程原価率の削減に集中していたのだなと実感する。
思い出して見ると、前職の生産管理ミーティングの話である。
生産管理出身の社長はデザイナーや営業を指して、彼らは生産に関して全く無知だからそれを念頭に置いて動くようにと、何度も言われた。これを社外に置き換えると、小売ブランドとメーカーの2極と合点がいく次第である。
若い子向けのメーカーにいた時は、自社7、外注3で真逆だった。
やはり直貿でメーカーのマージンをカットする為である。しかしながら、メーカーによっては自社で不可能な製品が作れたり、自社に近い下代を提示されることも有った。その状況は、自社と外注交えてのコンペ、相見積だった言える。

なんだかんだ話してみて、色々参考になった。ありがたい限りである。
しかし本題の求人紹介については、2年前に落ちた小売アパレルと商社を避ける僕とは、あんまり相性が良くない感じであった。 1社応募してみたいブランドが有るので、それは検討したい。
今回のアドバイザーの方は繊維の原料系メーカー、川上出身である。だから商社に強い。メインで世話になっている人材会社のアドバイザーはブランド出身で川上〜川中に強い為、話す内容が全く違う。
どちらも参考になるが、どちらかと言うとメインの方が、繊維系のあらゆるジャンルの求人を扱っているので求人案件については検討の幅が広い。

性別、年齢、スキルについて、企業から人材会社に細かい指定が有るのを目の当たりにしたわけだけど。。
まぁ当然だろうなって印象である。とある求人要望を見たところ、年齢的にぎりぎりだった。
女性ならこのくらい、男ならこれくらい、みたいな指定である。見合った人間しか紹介しないでほしい的な内容だった。
来月35になるけど、不透明な年齢制限に引っかかるかどうかは、ある程度覚悟が必要になってきそうである。
といっても、世間的には若い方に分類されるので、よく分からないけど。。