昨日は、一日がかりで格納庫のビニールの張り替え作業をしました。
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おニューのビニールになった、格納庫。
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上にかかっているシルバーの遮光素材は、2年目のもの。
すその、水色がかっている透明なビニールが、新品。
前に張り替えたのは2010年。
9年ぶりの張り替え作業でした。
格納庫なので、野菜を作っている普通のビニールハウスより、高さも幅もあるハウスです。
普通のビニールハウスなら、二人で3時間もあれば、準備して、ビニールかけて、細かいところも完成させられます。
冬だしね。ビニールかけ作業。
骨組みの鉄骨もキンキンに冷えてて、ビニールがサラサラと上がります。
しかし、この時期、暖かさと湿気で、ビニールは鉄骨にひっついて、上がらない。
さらに、015という厚いビニールを使うし、幅もあるから、ビニールが重い❗
案の定、ビニールを引っ張っても、全然上がってこなくて。無理やり引っ張ったら、ビニールが破けてしまいます。
その時、風がちょっと吹いてきて、ビニールを浮き上がらせてくれました。
風は、ビニールかけ作業には天敵なのですが、『あ、手伝ってくれてる。』と感じました。
「あららら、また、不思議ちゃん的なこと言ってるわ。」と思われる方もいるかもしれませんね。
風の吹き方に合わせて、無理せずにビニールを引き上げて。
引っ張る力が強すぎると、風にあおられて逆の方向に落ちてしまいます。
それだけは避けたいので、『もう、大丈夫です。お手伝いありがとうございます。少し風を緩めてください。』とお願いしました。
そしたら、やっぱりというか、風が収まってきて、無事にビニールがかかりました。
ビニールかけ作業が一段落して、まめチチが、「あん時、丁度良く風吹いてきて良かったな。風吹いてこなかったら、上がらなかった。」と言ったから、「手伝ってくれたんだよ。風吹いてきたけど、安心してらいられたよ。」と答えました。
「風が吹いたのも、収まったのも、偶然。
ただ、風のサイクルと合っただけよ。」
って、言われるかもしれません。
ですが、『助けてもらってる』と感じることが、自然栽培にシフトしてから、格段に多くなってきています。
「非科学的だなぁ」って思うでしょうが、2人揃って理系の夫婦。
やればやるほど、『かみさまっているよ』って思えてきます。