魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

魚の食べ方・買い方・下ろし方・・・しめ鯖

2012年10月09日 | 魚食生活
   しめ鯖を作る


 これからのじき、秋サバ・寒サバとよばれ、サバが美味しくなる。
 しめ鯖の自己流をご紹介します。作ってみませんか。


 1.新鮮なサバを選ぶ
    生で食べるものであるから、特に注意する。
   
   頭を落とし、はらわたを取り出し、腹の中をよく水洗いする。特に骨下の血合いをよく取り除く。
   水洗いのあとは、キッチンペパーで水気をよく拭き取る。
   

 2.3枚に下ろす
      
   腹のところから尾に向けて切り込む        反対に返して、尾の付け根から頭方向に切り込む
   
      
   尾の付け根に包丁を差込み、頭方向に切り離す   半身の仕上がり

      
   裏返して、残りの半身を下ろす            

         
                                3枚下ろしの出来上がり

   *この後、腹骨をすきとる。
   
   
 3.塩を振る
   
   バットにキッチンペパーを敷き、たっぷり塩を振る。                       

 4.酢水で洗う
   酢水で洗い、水気をキッチンペパーでよく拭き取る。
   この作業を良くしておかないと、失敗する。


 4.小骨を抜く
   毛抜きで、身の中央に刺さっている小骨をぬく。

 5.酢に漬ける
      
   昆布とともに酢に漬ける                 チャックつきのビニール袋に入れると良い

 6.食べる
   切りつける前に、薄皮を手で剥く。
   


 【調味と時間】
   * 塩の時間は、3~5時間
   * 酢の時間も、3~5時間
   * 調味は、酢・昆布のほかに、砂糖などを加えてもよい。

      

   






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魚の買い方・食べ方・下ろし方・・・カツオ1本勝負!

2012年09月26日 | 魚食生活
   カツオは1本、豪快に食べ尽くす。

   これぞ、男の手料理。   

   新鮮なカツオを1本さばく   

      


 ☆ 先ずは、定番のタタキで食べよう。
   
   
   カツオを焙り、薬味の野菜(大根・大羽・みょうが・きゅうり・生姜)を刻み、盛り付ける。
   タレ(カツオ出汁+醤油+すだち絞り汁)をかけまわす。サラダ感覚のタタキの出来上がり。


 ☆ お次は塩焼き

   
   腹身の切り身は塩焼きに


 ☆ 第3日は煮つけにして

   
   甘辛く煮付ける


 ☆ さらに、ナマリ節も自家製で、1週間は日持ちする。

      
      カツオに、酒・塩を振り、薄切り生姜と紫蘇の実を散らして、蒸すこと15分で出来上がり。

   
      
      甘辛くにつけて食べる                 きゅうりと酢の物にして食べる

   
 ☆ 最後は角煮にすれば3週間は美味しくいただける

      
   生姜をたっぷりと刻み、酒・醤油・味醂・砂糖を加えて、じっくりにつめる。

 かくして、カツオを丸々1本食べ尽くす!!

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魚の買い方・食べ方・下ろし方・・・カツオのナマリ節

2012年09月25日 | 魚食生活
 カツオのナマリ節の作り方

 
 大きなカツオを1本買ってきた。
 こんなにいいカツオが、何でこんなに安いのかと思う値段で。
 それも、釣りもののカツオが・・・。

     

 たたき・・漬けカツオ丼・・塩焼き で食べてもまだ余る。
 ナマリ節をつくることにした。こうしておけばまた、何日か食べられる。



1.1節を半分に切る。
2.酒を一振りし、さらに軽く塩をして、15分ほどおく。
3.生姜の薄切りと、青紫蘇の実を散らす。
  *紫蘇があったから使ったが、なければ無くてもよし、何か香りのあるものなら、適宜よし。

   

4.蒸し器で、15分ほど蒸して出来上がり。

      
   *皮目は必ず上にして蒸す。

5.美味しい食べ方

   
                煮つけ/大根・いんげん・椎茸

   
                煮つけ/茹でいんげん

   
                ナマリときゅうりの酢の物

   
                ナマリを縦にほぐして酢の物に
                 これが一番美味しい。


   

   

   
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毎日主夫のお奨め献立・レシピ・・・夏の干物作り

2012年08月25日 | 魚食生活
 夏の朝は干物を食べたい。

 アジなど小魚を自分でさばければ、自分で簡単に作れる。
 市販の干物に比べれば、格段に美味い物が出来る。

 既成の干物は大半が冷凍物であり、アジの干物なども
 外国産のものも多い。当然、塩以外のさまざまな添加物が
 使われている。

 自分で作れば、安全・安心、そして何より美味しい!!

 夏は、気温が高いから外には干せないから、冷蔵庫で作る。

 
=002= 夏の、干物作り

      

   エボダイの干物  冷蔵庫に入れて3日目  出来上がり・完成品


 材料:新鮮なアジ、カマス、エボダイなど
 調味料:塩

 作り方:魚は、エラ・内臓を除去して、2枚に開く。 背開きが作りやすい。
     開いた魚に直接塩を振る。アジの塩焼きを作るときより「濃い目」に。
     冷蔵庫に、2~3時間ほど入れた後、取り出し、魚の表面の塩けを流水で洗い流す。
     魚の表面の水気を、キッチンタオルなどでよく拭き取る。
     バットなどに入れ、冷蔵庫の冷気で乾燥させる。
      *ラップをせずに、むき出しのまま冷気に当てる。
     1日か2日すると、美味しく食べられる。
     後、ラップをして保存すれば、4~5日は日持ちする。

  早速焼いて食べました。
   
      

  こんなに美味い干物、食べたことない、と思うくらい、美味しくいただきました。
  頭から尻尾まで、親骨も小骨も全部食べられました。







      

 

 
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アマダイを料理する

2012年06月20日 | 魚食生活
 アマダイが市場にあった。
ときどき見かけて、気になってはいたが、買ったことはない。

     
  
   
 アマダイ=高級魚=高い という方程式が頭の中にあったからだ。
 事実、この方程式はいつも正しく、いつも値段は高い。

        


しかし、たまには”高級魚”もいいだろうと初めて手を出した。

     

さばいてみると、身は柔らかい。
刺身にしてみる。

     

      手前の白身がアマダイ、奥がイナダ。

 さすがに、淡白で上品な味わいだ。高級料亭でなければお目にかかれない味わいだ。
 夏のイナダもさっぱり・さわやか初夏の趣きだ。

 さすがアマダイは美味かったが、お値段ほどの味わいかどうか。
 ちなみに、アマダイ8:1イナダ の値段であった。・・・だから貧乏人はイヤだ。

尻尾の近くを、塩焼きにする。
これも悪くはないが、上品過ぎて頼りない。

     

やはり、漬物かな思い粕漬けにする。

     

 初めての魚は、心もとない。
 猫に小判と言われないように、たまにはコウキュウギョにも挑戦してみよう。






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