魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

魚っ食いの一週間

2010年11月04日 | 魚の食卓
 毎日々々魚を食べていて、よく飽きないものだとよく言われるが、別に肉断ちをしているわけではない。
今週は、たっぷりと牛肉の入ったメンチコロッケを作り、その熱々をあじわった。

               【朝 食】            【夕 食】

 10月27日(水)  えぼだいの干物           笹かれいの干物
             さんまの紫蘇煮           芝えびしんじょう椀
             しらす干し

    28日(木)   かつおの角煮            (コロッケ)
             さけのそぼろ煮
             しらす干し

    29日(金)   さんまの紫蘇煮           (コロッケ)
             かつおの角煮

    30日(土)   たかのはだいの粕漬        めばちまぐろ(生)の鉄火丼     
        
    31日(日)   トロまぐろの味噌漬         めばちまぐろ(生)の刺身 
 
 11月 1日(月)   さんまの紫蘇煮           さけの粕漬
             さけのそぼろ煮

     2日(火)   トロまぐろの味噌漬         芝えびしんじょうの素揚げ


 台風の影響 この一週間の「魚の献立」を見ると、粕漬け、味噌漬け、佃煮 の系統が多かった。特に朝食に目立つ。
理由は、台風の襲来(関東地区:30日)などでその前後、市場に鮮魚の入荷が少なかったことによる。
それを予期したわけではないが、その1-2週間前、格好の材料があったので、粕漬け、佃煮などの保存食を沢山作って
おいたのが幸いした。

 保存食の活躍 その時期は、入荷が豊富であったので価格も安く、保存食作りには最適なタイミングであったと言える。
その時々に獲れたもの、入荷したものを買うことにして、それを食べることを<主義>としている。野菜も同様に取れた
ものを素直に食べる。決して食べたいものを決めて<食材>を求めない。こうすることによって、自然にたいした努力も
せずに、いろいろな種類の食材をバランスよく摂ることが出来る。 ある時期、同じものが続くのはやむを得ない。
その分、同じ食材を目先を変えて調理の仕方で工夫するようになる。台所仕事がが楽しくなる秘訣かも知れない。


 <めばちまぐろ>が美味かった 
そうした中、今週の目玉は<めばちまぐろ>であった。近海ものの生まぐろで、鮮度もよく身質も素晴らしかった。
まぐろ専門店社長のお奨めであったが、こうした「お奨め」は嬉しい。特にまぐろは、自分で下ろすことの出来ない魚で
あるから。さばいた人が一番魚の価値を知っているから。

 まぐろの品定めは「美味そうだな」と見当をつけてみることはあるが、実際のところは食べてみないことには分からない。
まぐろほど、一尾、一尾その来歴によって、品質の良否に違いあると聞く。だから信頼する人の奨めに従うのが一番心得て
いる。

 その「めばちまぐろ」は、皮を除いて、血合いもスジも全てをこそぎ取るるようにして食べた。来週はまぐろの煮付け
(佃煮)を食べることになる。
われわれも大事に丁寧に食べるから、漁業生産者も、流通も、大事に丁寧に扱って、
美味しいまぐろをと願うばかりである。



コメント
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