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久々にウルメイワシの入荷があり、思い切って5kg(約200尾)を買う。
もくろみは、刺身で食べて、残りの大半は丸干しにすること。そしてつみれと。冷凍保存に向くので朝のおかずに最適だから。
作り方は至極簡単だが、頭から内臓・骨まで食べることから、内臓が痛まないよう注意する。。
・鮮度がよいこと。(刺身で食べられるようなもの)
・天候を選ぶこと。 秋冬の晴天・放射冷却で冷え込む気候が良い。
湿度が高いといつまでも乾きが悪く、気温が高いと内臓が痛みやすいので
自己流の作り方
適当なボウルにウルメを入れ、たっぷりと塩をまぶして冷蔵庫に小一時間置く。
取り出してよく水洗いし、水気を拭ってざるに並べる。扇風機で一晩風に当てたら出来上がり。
天候次第では、冷蔵庫にラップもせずにそのまま入れておくだけで出来上がる。
*塩の量と時間で、出来上がりの塩加減が変るが、好みの塩加減を覚えればよい。
美味い、美味いを連発!
出来上がったら、5-6尾ごとにラップして冷凍する。
食べるときは、ラップしたまま、電子レンジで解凍する。
きつね色に焦げ色が着くまで、両面をよく焼く。
*解凍しないで焼くと外側ばかり焦げて芯まで焼けない。
美味い旨いを連発して食べる。 それほど美味い。
特に、内臓のほろ苦さは何とも言えない旨さである。
超経済食品
魚を一切さばかなくても出来るところがよい。
塩加減なんて適当でかまわない。かまうのは塩を1時間以上しないことである。
頭から尻尾の先まで、100%丸まる食べることが出来るから、全く無駄がない。
大体の魚は、正味食用率50%だから経済的である。
100尾ほど出来たから当分楽しめる。朝のおかずに良し、夕は酒の肴にうってつけである。
既成品にない手作りの美味さ
ある有名な干物やさんで買ったことがある。
そのときは、美味いと思って何度か買って食べた。
しかし、どう焼き方を工夫しても、ハラワタがくずれて、その上生臭かった。
それに比べてこの美味さはどうだ。
考えてみれば当然だ。原料の魚から吟味し、自分の手で、塩以外の添加物一切なしで作るのだから。