私風の鮪

フランスではさくの魚を買うのは殆ど不可能です。
鮪を一きれ（Darneといいます。ぶつ切りです。)購入しました。中腹付近の　まあ油ものっている部分。血合いを除き（私は血合駄目なのです）刺身に出来そうな部分は刺身風に。後はたたきというかタルタルに。生姜　エシャロット　バジリック　レモン汁　醤油　胡麻油が入っています。そのまま　醤油とわさびで食べようかとも思いましたが　酢味噌のソースを用意しました。日本的な酢味噌です。でもライムの皮を下ろし　酢の代わりにライムの汁を入れたらさわやかな味付けになり満足。
大根の代わりに蕪の千切り（切り方荒くて恥ずかしい）を　中央に　異国風にローズのこしょうを散らしてみました。どうでしょうか？

豆だらけのミネストローネ風

この中には何種類の豆が入っていると思いますか?
白いんげん、赤うずら豆、黒豆、茶豆、緑のレンズマメ、赤いレンズ豆、黄色のレンズマメ、えんどう豆、ひよこ豆　に　小豆。豆の好きな人は狂ってしまうのでは？
もちろんＢｉｏの物です。　



一晩水でふやかして玉葱に丁子をさした物とブーケガルニ（特にセージ）　人参　ポロ葱を加え固めに柔らかくなるまでまず煮ます。（ふやかす時に重曹を加え　煮る時に水を取替え又重曹を少し加えると早く柔らかに煮えます）
他のフライパンで玉葱　ニンニク　人参　セロリをバターとオリーブオイル半々の物で炒め
多目の茹で水を捨て　いためた野菜をブイヨンキューブと共に加え,この時点で初めて塩を加えます。
トマトの微塵切り。好みでカイエンヌ。煮込みの最後に小さなベルミセル（フランスでは 天使の髪と云います）を加えミネストローネのように。パルメザンも忘れずに。


これはアルファベットの本当に小さいパスタ（約3ｍｍ）で上述の天使の髪のベルミセルと同じようにスープに入れて使うものです。今日はこれを。




今日のものはお汁に欠けています。ベルミセルも少なめ。　ピラフと食べたのです。とてもよく合うのですよ。ご飯と豆はお互いの消化吸収を助けると聞いています。

生春巻と 後は何かな?

暑い季節にあまり火を使うこともなく出来る料理。野菜たっぷりの　簡単　ヘルシー料理です。今日この頃　からっとはしているけれどとても暑いのです。空気重く今夜は何となく雷の夜ではないかとも。

生春巻。　中に入れるものは？

ビーフンの湯がいた物。人参　きゅうり　モヤシ　に　海老とローストポークの千切り。ミントの葉も。お米のガレットにサラダ菜を敷きくるっと巻き込みます。

ナンプラ　レモン汁　砂糖　水　にんじんの微塵切り　にんにく　生姜　胡麻油　唐辛子の微塵切りで作るソースにひたしながら暑い夏も快く過ごせるレシピです。



下の写真のようにサラダにしてしまっても。さらに簡単。炒り胡麻をぱらぱらかけると美味しいですね。ミントでもコーリアンダーでもあれば素敵です。



キャベツ　グリンピース　どじょうインゲン　サヤエンドウが少しずつ残っていたのでカレー味でもレモンを利かせたソテーとしました。
野菜一杯の献立。

茄子の冷たいトルコ風オードブル

茄子のトルコ風のオードブルに今旬のラングスティーヌのオードブルです。
何故　トルコというと香料が。

作り方はいたって簡単。
１　レモンの皮を良く洗い細長く。湯がいておく。　
２　５０ｃｌの水にコーリアンダー（小　1）、クミン（小1)、こしょう、ブーケガルニ、塩　を加えたクールブイヨンを用意。
3　トマトペースト（大　2）をオリーブオイル（1ｄｌ）で溶いておく。
4　茄子（４でもフランスの茄子は大きいです)の皮をむいてサイコロに。切るそばからクールブイヨンに入れる。
５　火にかけに煮立ったらトマトペーストの溶いたものを加え強火で約10分ほど　絶えず掻き回しながら。
６　茄子を取り出し皿に移動
７　ブイヨンは煮詰め　漉して　その上に。レモン汁とゼストを加え（ニンニクの微塵切りも加えてください）荒熱が取れたら冷蔵庫で約２時間。冷たくして。

私はこれより少なめに作りますが　茄子半量にして他の材料が半量になるとは限らないのが料理の不思議さです。オリジナルの分量を書きました。好みも在るしご調節ください。

休日　日曜なので簡単に簡単な料理をお送りいたします。

下に前に作った　2つのオードブルとの合成写真を載せておきます。

Bon Dimanche!

残り物利用のパイ

前述のムクラードのソースの残りでこのような活用方法。私はムクラードわざと多めに作ります。このような美味しいパイが出来るから。
パイ皮はあらかじめ焼いておきます。ムール貝は皆貝殻をはずしグルイエールチーズを加えソースの足りない時にはベシャメルソースを加え新しい料理への変化。
後はサラダで一品料理になりますよ。