まァ今年入ってから、相も変わらずマトモにアルバムを買えておらんワケだ(苦笑)。
目下のところ興味深い事をやっているという点に於いては、BETWEEN THE BURIED AND MEかな。去年にリリースされたものだが、今最も手に入れておきたいところを考えた末に、今年一枚目と相成った。
4枚目の『COLORS』でその存在を知って、聴いた時から今でも思うのは、“変態メタルだな”と(笑)。そこは今回のフルアルバム『THE PARALLAX Ⅱ』でも変わりなし。寧ろよりプログレッシヴ・ミュージックの先達の匂いを強く漂わせる感じになってきた。
まだまだ全然聴く余地の大いにある内容だ。
で、
本当に新年最初のアルバムとなったのは、HELLOWEENの『STRAIGHT OUT OF HELL』だ。
まァ、このバンドの事は説明不要でしょ。
ただ、メンバーが語っていた通り、今回は過去数作と比べても、ポジティヴなエナジーに溢れた曲調となっている点が特徴だろう。
正直、前作『7 SINNERS』はラジオで数曲聴いたが、どうにも無理して攻撃的な印象を見せている感じがして、パスしてしまった。
個人的には、『BETTER THAN RAW』をより研磨させた感じのアルバムで、今の編成になってからは最もHELLOWEENらしいアルバムだと思う。
物言いが分かれるのは常だが、オレはHELLOWEENに対しては、もうKEEPERの幻影を追っていない人間である。
アンディ・デリスが加入した年月の長さとアルバムの枚数、ここに至るまでに残ったオリジナルメンバーの奮闘による質の高いメロディック・パワーメタルを提示している点からすれば、軍配は今のラインナップに挙げたい。
らしいというのは、『MASTER OF THE RINGS』~『BETTER THAN RAW』の辺りで感じさせた、“バンドの意欲が上昇している雰囲気を感じさせるHappy Happy HELLOWEENなアルバム”・・・という意味に於いてのらしさ。
『7 SINNERS』がアレな感じだったんでパスしていた為に、HELLOWEEN自体から相当離れていたのは事実だが(アコースティカルにアレンジされた『UNARMED』は特別盤の様なものだし、さしたる興味も無かった)、一つ戻って『GAMBLING WITH THE DEVIL』を改めて聴いた時、「ああ、やっぱHELLOWEENは良い曲作るなァ」と思った。
そーいう経緯も含めて、今回のアルバムは今年いっぱいは愛聴するかも。
なんだったらコレを機に飛ばした前作も買おうかなと(笑)。
まーその流れでいうと、GAMMA RAYも『SKELETON OF MAJESTY』(だっけかね?タイトル)という、ファン投票により、基本ライヴではやらない曲ばかりを集めたライヴDVDをリリースしてるんだよね。
ダン・ツィマーマン最後の雄姿となってしまった内容だが、コレはやはり見たいところだね。
GAMMA RAYも、なんだかんだでこーやって活動をしている点では嬉しいね。
UNISONICにかまけている時間は今のところ終わっているようだから、カイ・ハンセンとしてもこれからこっちにギアチェンジしにかかるみたいだ。
新加入のドラマー、マイケル・エーレがどんな化学反応をバンドに持ち込めるのかも気になる。
にしても、
ここ最近のジャーマンメタルのヴェテラン勢が活発な動きを見せているのはちょっと驚く。
何もコレはメロパワ系だけの話じゃない。
先のUNISONICのメンバーが前々からやっていた、PINKCREAM 69が活動再開するという事、ACCEPTが来日公演した事、更には去年KREATOR、DESTRUCTION、PARADOXといったスラッシュ勢もアルバムをリリースしたりと、ジャーマンメタル再燃みたいな動きが日本で思われてもおかしくない状態だろう。
でもって極めつけは、SCORPIONSが解散撤回した事。
ジャーマンロックの枢軸がこの様な動きを見せた事でも、シーンの注目は更に強くなるんじゃなかろうか。
後はこの中で本格的な動きを見せなければいけないバンドとすれば、BLIND GUARDIANだな。
何か色々とボックスセットとかリリースしているみたいだが、やはり気にかけているのは新作だ。
『A NIGHT AT THE OPERA』以降、どうも音楽方向性が揺らいでいる感じがしないでもないバンドだが、またかつての様な、メロディック・スラッシュとでも呼ばれていた様な勢いに満ちたアルバムを望みたいね。
『IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE』は、そーいった意味ではオレの中では今でもメロディック・パワーメタル最強の一枚であります。
今日のテメーのBGM:HELLOWEEN『STRAIGHT OUT OF HELL』
目下のところ興味深い事をやっているという点に於いては、BETWEEN THE BURIED AND MEかな。去年にリリースされたものだが、今最も手に入れておきたいところを考えた末に、今年一枚目と相成った。
4枚目の『COLORS』でその存在を知って、聴いた時から今でも思うのは、“変態メタルだな”と(笑)。そこは今回のフルアルバム『THE PARALLAX Ⅱ』でも変わりなし。寧ろよりプログレッシヴ・ミュージックの先達の匂いを強く漂わせる感じになってきた。
まだまだ全然聴く余地の大いにある内容だ。
で、
本当に新年最初のアルバムとなったのは、HELLOWEENの『STRAIGHT OUT OF HELL』だ。
まァ、このバンドの事は説明不要でしょ。
ただ、メンバーが語っていた通り、今回は過去数作と比べても、ポジティヴなエナジーに溢れた曲調となっている点が特徴だろう。
正直、前作『7 SINNERS』はラジオで数曲聴いたが、どうにも無理して攻撃的な印象を見せている感じがして、パスしてしまった。
個人的には、『BETTER THAN RAW』をより研磨させた感じのアルバムで、今の編成になってからは最もHELLOWEENらしいアルバムだと思う。
物言いが分かれるのは常だが、オレはHELLOWEENに対しては、もうKEEPERの幻影を追っていない人間である。
アンディ・デリスが加入した年月の長さとアルバムの枚数、ここに至るまでに残ったオリジナルメンバーの奮闘による質の高いメロディック・パワーメタルを提示している点からすれば、軍配は今のラインナップに挙げたい。
らしいというのは、『MASTER OF THE RINGS』~『BETTER THAN RAW』の辺りで感じさせた、“バンドの意欲が上昇している雰囲気を感じさせるHappy Happy HELLOWEENなアルバム”・・・という意味に於いてのらしさ。
『7 SINNERS』がアレな感じだったんでパスしていた為に、HELLOWEEN自体から相当離れていたのは事実だが(アコースティカルにアレンジされた『UNARMED』は特別盤の様なものだし、さしたる興味も無かった)、一つ戻って『GAMBLING WITH THE DEVIL』を改めて聴いた時、「ああ、やっぱHELLOWEENは良い曲作るなァ」と思った。
そーいう経緯も含めて、今回のアルバムは今年いっぱいは愛聴するかも。
なんだったらコレを機に飛ばした前作も買おうかなと(笑)。
まーその流れでいうと、GAMMA RAYも『SKELETON OF MAJESTY』(だっけかね?タイトル)という、ファン投票により、基本ライヴではやらない曲ばかりを集めたライヴDVDをリリースしてるんだよね。
ダン・ツィマーマン最後の雄姿となってしまった内容だが、コレはやはり見たいところだね。
GAMMA RAYも、なんだかんだでこーやって活動をしている点では嬉しいね。
UNISONICにかまけている時間は今のところ終わっているようだから、カイ・ハンセンとしてもこれからこっちにギアチェンジしにかかるみたいだ。
新加入のドラマー、マイケル・エーレがどんな化学反応をバンドに持ち込めるのかも気になる。
にしても、
ここ最近のジャーマンメタルのヴェテラン勢が活発な動きを見せているのはちょっと驚く。
何もコレはメロパワ系だけの話じゃない。
先のUNISONICのメンバーが前々からやっていた、PINKCREAM 69が活動再開するという事、ACCEPTが来日公演した事、更には去年KREATOR、DESTRUCTION、PARADOXといったスラッシュ勢もアルバムをリリースしたりと、ジャーマンメタル再燃みたいな動きが日本で思われてもおかしくない状態だろう。
でもって極めつけは、SCORPIONSが解散撤回した事。
ジャーマンロックの枢軸がこの様な動きを見せた事でも、シーンの注目は更に強くなるんじゃなかろうか。
後はこの中で本格的な動きを見せなければいけないバンドとすれば、BLIND GUARDIANだな。
何か色々とボックスセットとかリリースしているみたいだが、やはり気にかけているのは新作だ。
『A NIGHT AT THE OPERA』以降、どうも音楽方向性が揺らいでいる感じがしないでもないバンドだが、またかつての様な、メロディック・スラッシュとでも呼ばれていた様な勢いに満ちたアルバムを望みたいね。
『IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE』は、そーいった意味ではオレの中では今でもメロディック・パワーメタル最強の一枚であります。
今日のテメーのBGM:HELLOWEEN『STRAIGHT OUT OF HELL』