AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

内部荒れ

2014-12-06 06:55:00 | 音楽・ライヴ
あー、寒い。
12月に入った途端に気温も一気に下がりやがって。こっちは体の状態が冬支度できてないから凍えちまうんだよ。
しかもこの数日は天候も荒れてやがるし、なんだか風情が無いって思わせてくれるよな。

といっても、どうせバンドで練習になったら、汗かいて結局脂肪が削げ落ちるから、その後しばらくは寒さにやられるんだがね(苦笑)。

ま、この話題はさておき。
この数週間で、MEGADETHの内部は妙に荒れてる傾向が見える。

何といっても、ギターのクリス・ブロデリックと、ドラムのショーン・ドローヴァーが脱退したって事か。
実際のところ、クリスに関しては個人的に、MEGADETHには永久に居る事はないだろうとは思っていた。
色々と規制の多いMEGADETHに、彼の様なソロイストなテクニカル系は窮屈に感じる筈だ。そして何よりも、自身のトレードマーク的7弦ギターを使用できないという点は大きかったんじゃないかと思う。
恐らくソロプロジェクトか何かで使えればと本人も考えたんだろうが、MEGADETHに在籍してちゃあ、その時間もロクに作れないだろうしな。

創作性の強い人間にとっては、自分の持ち味を振るえない場所に居る事は、結果的に自身の腕を鈍らせるという強迫観念に駆られるだけだからねェ。

で、
その後任に関しては、よう解らんがグレン・ドローヴァーが戻ってくるようだ。
真偽のほどは今のところ明確にされてないが、この話はオレとしちゃ「ん!?」って思った。
確か、グレンって心臓に病気抱えてたから長期ツアーはやれそうにないって事で、MEGADETH出て行ったんじゃなかったけか?
まァどことも知れんやつが下手に加入するよりは、ファンも馴染みのあるギタリストが入る方が、余程安心できるってモンだが。

そんで、
問題はドラマーであるわな。
今現在、ショーンの後任が誰になるかは決定していないが、各プレス方面では、元SLAYERのデイヴ・ロンバードに白羽の矢が立つんじゃないかと憶測を立てている。

コレはオレも、冗談半分でそう思った事もあった。
ただ、個人的に言わせてもらうと、実現はほぼ無いだろう。あったとしても、ソレはほんの短期間であって、直ぐに破綻するのが目に見えている。

勿論、ロンバードはオレにとって師匠的存在であるし、その彼がオレの好きなバンドに入るのは見てはみたいけれど、もろ手挙げて喜ぶってところまではいかない。
何しろ、ロンバードは個性の強いドラマーであり、MEGADETH=デイヴ・ムステインという構図が完全確率されている中で、型に嵌まれるワケがないからだ。
そりゃ上手いドラマーが入れば、基本MEGADETHには誰が入っても良いってのは判るが、個性は出しちゃダメ、ってなると、これほど合わない人物も居ねェだろうと(笑)。

カネの問題により解雇された形になり、「もう戻るつもりはない」と発言していたとはいえど、ロンバードのドラミングが相応しいのは、やはりSLAYER以外に無い。
オレも彼には、SLAYERが終の節目に立つことになる時には、やはりそこに居てほしいと、今でも願っている。
そうなるとポール・ボスタフはまた可哀そうな立場になるが(苦笑)、最後の最後くらい、SLAYERはオリジナル・ラインアップであってもらいたい(急逝したジェフ・ハンネマンは悔やまれる事至極だが)。

それで、今回MEGADETHからメンバー二人が脱退した事によるインタヴューで、ベースのデイヴィッド・エレフソンは、「これでMEGADETHは終わるわけじゃない」といった旨の発言をしているらしいんだが、コレも「は?!!」ってな感じだね。

偉そうに聴こえるだろうが、そこに関しちゃあエレフソン、オメェが決めつける事じゃねェだろう、と。
ソレはムステインが決める事だからな。エレフソンが戻ってきたのは良い事だが、結局のところ、ムステインがMEGADETHとして、そして彼が曲を作り続ける限りは、どうあったって“MEGADETH”なんだから。
だからオレからしたら、ギターの後任がグレンであっても、ドラムが誰であっても、MEGADETHに関しての信頼性は揺らがない。

ムステインが、「オレ(=MEGADETH)は健在だ」というアピールを出来れば、それで万事解決なのだ。
ただ、この辺りの騒動はなるべく早く収束してもらいたいね。来年出すっていうアルバムに、落ち着いて制作に取り掛かってほしいし、一先ずメンバーが固まって、ファンを安心させてほしい。