つい少し前に、声優の山本圭子が亡くなったという訃報があったね。
山本圭子は、魔法使いサリーのよしこちゃん、ちびまる子ちゃんの山田くん、天才バカボンのバカボンなど、その声の感じからして、ちょっと能天気で元気のあるキャラクターの声を演じる印象が強かった。
今の時代だともうあまりない、昭和という時代に生まれた漫画/アニメであるからこそ適任とされた声でもあったんじゃないかと思う。
その中には、サザエさんの花沢さんも含まれている。
既に花沢さんの声は代変わりしているが、オレの年代でも、あの声はやはり印象的だったと思う。
そして、人が演じていれば、いつかはこういった別れがくるものなのだと、故人となってから改めて知るものだ。
花沢さんの目にも涙、とな。
ふざけてんじゃねェと思われても仕方ないが、オレなりの追悼の意だよ。
こーいった声質が求められるシーンがまだまだあるという事、そんな自由な表現だからこその声優業であるという事がこれからも成り立ってほしいね。
一先ず、お疲れ様でした。
安らかに。