AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

ごちゃごちゃと

2016-03-04 02:37:00 | ドラム
やれやれ、今の段階で何とか状況整理出来た感じだ。

2月中旬から何かとやる事が出てきたんだが、突如来たデカイ障壁がドラムのテスト録音という(苦笑)。

東京を拠点としているデス/スラッシュバンド、HORRIFIC DISEASEのギタリストである溝口氏からのオファーで、彼は現在このバンドで2ndアルバムを作る予定。

で、
その先行曲を作っている段階で、当時のドラマーが録ったドラムトラックが気に入らないという理由で、オレに一回ドラム録りをテストでやってくれないか、と。

溝口氏は4年近く前に、以前やっていたバンド活動の中で知り合うようになり、当時のバンドメンバーであったベーシストとは今でもかなり仲が良い。
どっちかというと、オレは疎遠になっていたんだが、去年E.O.D.のライヴでその2人が観に来た時にまた話すようになった。

どうやら、その時に溝口氏は自分のバンドのドラマーを探していたらしく、一緒に観に来た木口氏の推薦で、オレを観に来たらしい。

それから数か月後にまた会った時に、直接HORRIFIC DISEASEへの参加を要請してきた。
ただ、オレは自分でやりたいと考えているオリジナルバンドを構築中であるし、いきなり東京に来いと言われても、ソレは無理な話だという事で断った。

そして、
それから暫くして溝口氏から連絡があったと思えば、ドラムのテスト録りしてくれという(笑)。

彼の知り合いの中で出来そうなドラマーは、福岡ではオレしか居ないという事で、そこに関しては光栄なことだが、彼が今までやってきたドラマーと比べたら、オレなんか大した事の無いドラマーだと思うんだがなァ・・・。

溝口氏は日本のスラッシュ/デスメタルシーンの中でもヴェテラン格にあたる人物で、端的に、彼が関わってきた人物の中には、DEFILED、King’s-Evil、兀突骨が居る。
しかもアメリカに滞在していた経歴もあり、それこそデスメタルが好きだと自負している人であれば、絶対に耳にした事のあるバンドにも関わってきたという。

最も衝撃だったのは、現FEAR FACTORYのドラマー、マイク・ヘラーとは10代の頃から知り合いで、一緒にバンドをやっていたという事実だった。

それだけの人間たちとやりあってきたギタリストがオレなんかを抜擢しようとするのは、当てが外れているとしか思えないんだよな(苦笑)。
実際、聴かせてもらった曲に関しては、当時のドラマーがやっていたように再現するのは無理だと言っておいたが、「ベーシックな形を保つ感じで、お前の思うドラムを録ってみてくれ」というので、やってみた次第。

溝口氏からの返答はまだ来てないんだが、
ぶっちゃけ、向こうのお気に召さない内容だとは思うな。
何せ、拍数として直ぐに判定出来ない箇所は相当端折っているし、後半は若干ハシっている感じだ。
オレとしても、「ココはダメだ」と感じる箇所は当然あったしね・・・・・・まァ、あんまり待たせて期待かけさせるよりも、速攻でやって、今のオレの出来る範囲は所詮こんなモンだぞというのを判ってもらった方が良いかなとは思った(笑)。

ともあれ、オレ個人としては良い体験はさせてもらった。
実際、曲全体に関しては、オレがとても太刀打ち出来ないと思うほどの複雑さや速度ではなかったし、溝口氏のやろうとしている音楽に、オレはそれなりに対応出来るんだな、と感じ取れた。

おこがましいとは思うが、彼とは年齢も近いし、影響を受けた音楽もかなり重なる上に、音楽的に考えている事も共通している点が多い。
そういった部分に於いても、溝口氏はオレだったらやれるんじゃないか、と思ったんだろうね。

ハッキリ言うが、やれません。そしてやりません(笑)。

もう何度と言ってきているが、オレは自分でオリジナルのバンドを再び作り上げる事こそが最優先課題。
現段階で、色々とポンコツになっているメンバーが3月という年度末を越すのをピリピリしながら(笑)待っている状態だ。
そこを過ぎたら、一度また話し合う必要はありそうなのでね。

いい加減、この焦燥感から早く解放されたい気分だよ。