先程、necronomiconが主催する「死者の書」のライヴから帰ってきた。
仕事上がりで見に行ったので途中から参加となったが、まさか主催者のnecronomiconがトップバッターだとは知らず、最初に観たのは3番手のDEATH GAZEからだった。
ネクロのドラマーのTaila氏からチケットを取っていたので申し訳なかったが、今回はもう一つゲストであるNECROPHILEを観るのがメインでもあった。
30年以上に渡るキャリアを誇る、オールドスクール・デスメタルの真髄を目の当たりにした感じ。
トリオ編成である事から、やはり思い浮かぶのはVENOMか。
しかしソレも強ちハズレではない。
聴こえてくるのは、いかにもスラッシュ/デスメタルが分化される以前の、不穏な空気を纏ったサタニックなメタル。
そこにブラストビートをブチ込んでグラインディングなスピード感を取り入れたのが、NECROPHILEの「あの時代の」デスメタルグルーヴ。
帰り際にTaila氏と話していたが、「NCROPHILEのあの雰囲気はあの当時を生き抜いてやってきた時代の人たちだからこそ。今の若いバンドでは出せない空気」とは彼の弁。
実際、一理ある。
今の若い世代のバンドを悪く言うつもりは毛頭無いが、音楽にまつわる、ある一定のグルーヴというのは何かしらで存在しているものである。
その時代に見合った空気=グルーヴってのも当然ながら存在しているものだが、音楽形態をある種定義づけたものに関しては、殊更その雰囲気を求められるものだ。
要は、そこに衝撃を受けたかどうか。
耳にしたり目にしたりするものってのは、当事者がそこで受けた最初の衝撃が原型となり得る。
なので、
人によっては、昔のものを語るのは懐古趣味と揶揄されかねないと捉えてしまうのも無理からぬこと。
そりゃあ仕方ない。生まれてきた年代が違えば、当時の出来事も同じであるワケがないのだから。
だから好みの問題として言うならば、NCOPHILEはオレにとっては好きな音楽である。
彼をオールドスクール・デスという捉え方に関しても、彼らの受けたであろう影響源を考えれば異存は無い。
但し、理想というワケではないというのも注釈しておく。
オレにとって理想のデスメタルというのは、やはりVADERなんだよな。
彼らもデスメタルとしては古風の部類であるが、オレがデスメタルという音楽形態で真っ先に思い浮かぶのはこのバンド。
何故なら、このバンドがオレにとってデスメタルという形態の素晴らしさを、音で説いてくれたからだ。
そーいう違いが出るのは千差万別ってことで、大事なのは、「演奏する側に回った時、自分が果たして何をやりたいのか、どういったものを想像し得るのか」という事になる。
古風であったって良いし、その時代の空気を取り入れてみても良い。
最重要なのは、そこに自分を形成している骨格が見えているか、だ。
テメェで判断するのは、中々に難しいものだがね。
仕事上がりで見に行ったので途中から参加となったが、まさか主催者のnecronomiconがトップバッターだとは知らず、最初に観たのは3番手のDEATH GAZEからだった。
ネクロのドラマーのTaila氏からチケットを取っていたので申し訳なかったが、今回はもう一つゲストであるNECROPHILEを観るのがメインでもあった。
30年以上に渡るキャリアを誇る、オールドスクール・デスメタルの真髄を目の当たりにした感じ。
トリオ編成である事から、やはり思い浮かぶのはVENOMか。
しかしソレも強ちハズレではない。
聴こえてくるのは、いかにもスラッシュ/デスメタルが分化される以前の、不穏な空気を纏ったサタニックなメタル。
そこにブラストビートをブチ込んでグラインディングなスピード感を取り入れたのが、NECROPHILEの「あの時代の」デスメタルグルーヴ。
帰り際にTaila氏と話していたが、「NCROPHILEのあの雰囲気はあの当時を生き抜いてやってきた時代の人たちだからこそ。今の若いバンドでは出せない空気」とは彼の弁。
実際、一理ある。
今の若い世代のバンドを悪く言うつもりは毛頭無いが、音楽にまつわる、ある一定のグルーヴというのは何かしらで存在しているものである。
その時代に見合った空気=グルーヴってのも当然ながら存在しているものだが、音楽形態をある種定義づけたものに関しては、殊更その雰囲気を求められるものだ。
要は、そこに衝撃を受けたかどうか。
耳にしたり目にしたりするものってのは、当事者がそこで受けた最初の衝撃が原型となり得る。
なので、
人によっては、昔のものを語るのは懐古趣味と揶揄されかねないと捉えてしまうのも無理からぬこと。
そりゃあ仕方ない。生まれてきた年代が違えば、当時の出来事も同じであるワケがないのだから。
だから好みの問題として言うならば、NCOPHILEはオレにとっては好きな音楽である。
彼をオールドスクール・デスという捉え方に関しても、彼らの受けたであろう影響源を考えれば異存は無い。
但し、理想というワケではないというのも注釈しておく。
オレにとって理想のデスメタルというのは、やはりVADERなんだよな。
彼らもデスメタルとしては古風の部類であるが、オレがデスメタルという音楽形態で真っ先に思い浮かぶのはこのバンド。
何故なら、このバンドがオレにとってデスメタルという形態の素晴らしさを、音で説いてくれたからだ。
そーいう違いが出るのは千差万別ってことで、大事なのは、「演奏する側に回った時、自分が果たして何をやりたいのか、どういったものを想像し得るのか」という事になる。
古風であったって良いし、その時代の空気を取り入れてみても良い。
最重要なのは、そこに自分を形成している骨格が見えているか、だ。
テメェで判断するのは、中々に難しいものだがね。