AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

形成の問題か

2014-10-28 19:31:00 | ノンジャンル
一昨日からあれほど鬱陶しかった背中左部の痛みが、今日のドラムの練習で殆ど吹っ飛んでしまった。

ドラムの練習による疲労で起こった症状が、ドラムの練習でほぼ改善されるとは・・・・・・よく解らんと同時に、自分の肉体形成が本当にドラムの為の体になっているんだなと実感。

まァ、筋肉がねじれていたのは確かな様で、今に至っても完全回復をしたワケではない。傷んだ分はこれから徐々に回復させていく必要がある。

と、
まァ話はまたもドラムの方向へ持っていくが、ココ最近のスタジオ練習では、スティックを変えて練習に臨んでいる(因みに今日の練習の話は、自宅での事)。

FB上では既にひとしきり書いた内容だが、カナダ産のLOS CABOSを現在使用している。
巷ではちょっと先に国内で販売されるようになったwincentが支持を集めている(ま、ココは国内外で名の知られているドラマーがシグネチャーを作っているのもある)が、オレの意見としちゃLOS CABOSの方が振り心地の質感は嵌まった。

このLOS CABOSの最大の特徴は、ヒッコリー材の中でも密度の高い、レッドヒッコリーと呼ばれる部位を使用したモデルが出ている事だ。
柔軟性が無い事からスティックとしては不向きとされていた部位を、このメーカーはスティックに使用できる様に精製させたワケだ。

なので、このレッドヒッコリーは、一般的なヒッコリー材と比べても重量があり、当然質量の高さも実感出来る。
メーカーからはホワイトヒッコリーという、一般的なヒッコリーのスティックも出ており、メイプル材も扱っているので、バリエーションは豊富。通常のヒッコリーにしても語弊はあるだろうが上品な握り心地で振りやすいので、レッドヒッコリーと比較してみるのもアリかと思う。

ここまで、オレはTAMAのO2155Bというスティックを使用してきたが、言ってしまえばオーク材は他の材質のスティックよりも安価であり、材木密度も高いので単純に耐久性を求められる。
で、自然とそうなっていたんだが、太めの径のスティックはちょっと振り落しても、重みと太い音をしっかりと出す傾向があるので、スピードチューンでのドラミングには実は理に適ったサイズではある(個々のスタイルにも依るだろうが)。自分の演奏には必要なものの一つであったという事だ。

そして、今回LOS CABOSで使用したのは、レッドヒッコリーの5B。サイズは前のTAMAのスティックと殆ど変らず。チップの形状がトラディショナルタイプになっているのが違いか。

振ってみた時のストレートに伝わる打感と重みが、オレにとってはスゲー良いと感じた。
ともすればヒッコリーは柔軟な質感によって、打感がダイレクトに叩き手に伝わりにくかったりもするんだが、レッドヒッコリーにはソレが全くない。
レッドヒッコリーは、やはりその密度の高さ故に、アタックが明瞭というのもある。オレが使っているのは太めのものだが、細めのモデルで試してみれば、このレッドヒッコリーの強烈さはより理解できるのではないかと思う。

オレもこの3,4年で、いっぱしに音量を落とさず且つスティックに対しての消耗度を下げた叩き方を出来る様になっているので、今のところ、耐久テストとしてはこのLOS CABOSは殆ど問題は無い。

ここにきて、自分がまた興味をそそられるスティックが出てきたのは嬉しい限り。
とは言っても、今後LOS CABOSを使用していくかは不明。緊急事態になった時に、直ぐに手に入る代物ではないからな。
TAMAのスティックにしても、今のところ止めてしまうつもりもないしな(手元にストックは大量にあるし:笑)。

さて、お次はボチボチあのヘッドを試したいところだ。

 今日のテメェのBGM:DECAPITATED『BLOOD MANTRA』

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