AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

続けていく事の強み

2023-02-20 01:53:30 | 音楽・ライヴ

暦の上では昨日、MEISTERとしてのライヴをやってきた。

実は去年、9月に同じ場所でライヴをする予定になっていたが、予期せぬ出来事で断念せざるを得なかった。

今回のライヴは、ある意味リヴェンジという意味を含めて臨むライヴでもあった。
ただ、蓋を開けてみると、今回も何だかんだで知っている面子が集まった出演バンドとなっていた。

が、
一つ例外だったのは、バンドの一つが外国人で寄せ集まったバンドで、ここが相当な人数を集客させていた。
その所為で、ライヴ会場が海外のライヴに紛れ込んだ様な情景になっていた(笑)。

そして、そのお陰で、全てのバンドのライヴの盛り上げにも貢献してくれたのは間違いなかった。

久々に大人数の前でライヴを演奏する事になったので、オレも必然的に熱量が上がった。
オーディエンスの人数でやる気を決める、何てことをするつもりは毛頭無いのだが、それでも、数多いオーディエンスが盛り上がっている様を目にすれば、こちらだって駆り立てられるのは当然だと思う。

こーいうのは、求めてもそう簡単には得られない報酬の一つ。
実は今回、その外国人バンドをこのライヴに紹介した人物(ここも知り合い:笑)とじっくり話しする機会があったので、出演バンドの人らも含め楽屋で談話していた。

言ってみれば、彼はこのライヴ全体の盛り上がりの立役者の一人だと言って良い存在なので、そーいった話をしていたんだが、「こーいうのは、当然ながらバンド側の演奏が素晴らしいというのも条件」と答えていた。

そして、「それもやっぱり、ここまで続けて積み重ねてきた人達だからこそだと思う」と。

彼と知り合ってから早10年以上か。
お互いに活動してきたバンドは知っているし、勿論その間紆余曲折してきた。

それでも、自分を曲げずに今までやってきたのも事実。

その間に淘汰されたものはホント多く、そんな中であるから、最近また顔を合わせる事も増えてきた様に思える。

但し、続けるにしても、単にだらだらとして自分達のステップアップを図らない様な活動を指すものではない。
自分達にそれなりのものを課して続けていく。
そこで続けていけるだけの核がテメェに備わっているかどうか。

正直、しんどくなる事もある。
活動中に、「何でオレはここまでしてこんな事やらなきゃならないんだ」と思う事だってある。

止めるって、簡単なんだよ。
今のオレのやっている状況なら、直ぐに投げ捨てる事だって出来る。

でも、止められない。
諦めきれない、っていうのが本音かもな。

プロになる事とか、もうそーいうのじゃないんだよね。
ここまでやってきて自分が作り出したものを、あっさり捨てれるかよ、という意地だね。
ソレがずーっとここまで続いている感じ。

そして、バンドで音を出したら、モヤモヤした感情が吹っ飛ぶんだよね。
「これだよ、これが大事なんだよなァ」と、いとも容易く気が晴れてしまう(笑)。

そーいう意味では単純な野郎なんだろうな。
でも、ソレを感じられるほどの面子に巡り合えたどうかでもある、というのもここまで続けてきたからこそ解っているつもりだ。

そんな中で、自分の中で「ここまで到達したい」と思うものがあったら、その先へと進めていける自信になる。
続けていくには、ソレも必要。

千差万別、諸条件が交差するワケだから、明確な答えなんて出せないんだケドね。

継続は力なり。
音楽に限らず、自らを高めていきたい場所で、その言葉は何よりも強みになると思う。

 

2023.2/19 ~INSA awakening~

ーMEISTER Set Listー
1.SURVIVE
2.PRIVATE RIDER
3.Guitar Solo & Drum Solo~ESCAPE
4.NORTH WIND
5.DARKNESS OF LIGHT



最新の画像もっと見る