このクソ暑い状況下でも、スタジオには向かう必要はある。
以前に紹介した、YAMAHAのハイハットスタンドHHS9Dを、FP9と組み合わせてスタジオ練習に入ってみた。
暦の上では昨日は休日であったんで、バンド練習前に個人練習に入る時間も空いていた為、バンド練習でぶつける前にある程度相性の適合度合いを確認してみた。
ドラマー側から見るとこんな感じ。
やっぱりこの鏡面仕上げのフットボードとブルーカラーのパーツの見栄えはカッコイイ。
足下だけは高級感漂う(笑)。
ハイハットに関しては、前回試した時同様、フットボードのコンディションはデフォルトの状態で使用。
フットペダルはそれなりに状態をカスタマイズしているが、ボードの角度に於いては共に同じくらいの角度だったので、変更する必要がなかった。
そーいえばこの間書き忘れていたが、HHS9Dは、ダイレクトシャフトの真上にボルトが取り付けられている箇所があるんだが、そこでフットボードの角度を調節する事が可能となっている。
フットボードのテンションは一番低い、つまり弱い状態。
オレは現在、YAMAHAのHS1100というハイハットスタンドをメインとして使っているが、そのスタンドにしてもテンションは弱い状態。
ハイハットの動きに関しては、オープン/クローズの反応が良いに越したことはない。テンションを強くするとその分踏み込みを強くしなければいけない為、個人的には有効な手段とは思えないし、その負担が結局ハイハットスタンドに対してダメージに繋がると思うんだよね。
勿論、好みは人それぞれだし、メーカー側だってそんな機能をつける分、耐久性を想定しているワケだろうからね。オレはそうだと思ってるだけ。
ま、実際やってみたところ、特に問題もなく練習に打ち込めた。
FP9に関しては時たまに使う状況であるんで、使えるコンディションにしているとはいえ、直ぐにその踏み込みを扱うにはやや脚の使い方を調節する必要がある。
ロングボードという点が影響してるってのがあるんでね。
流石に、ライヴで初運用するというのはやりたくない。
初お披露目という命題を掲げてライヴで失敗するというのは、時折起こる。
特にペダル類は身体馴染みをさせておかないと、これまでどおりの演奏に結び付ける事はできない。
機材に振り回されるという事は、大体にしてテメェの身体の使い方の理解度を介していなかったりする。
使うものの性能を理解しつつ、自身の身体をどう使うかという技量を並行して考慮していかないといけない。
特にハイスペックなモデルになるほど、ある意味主従関係はつけづらくなるモンなんだよな。
そこについても、好みの問題である。
自分にとって相応しいものっつっても、結局のところ機材との二人三脚になる事は避けられないっていうのを知っておくべきだね。
そこから、使いこなそうという意地があるかどうか。
自分がコレ、と思って手にしたものであるなら、そのくらいの意志は持っておかないとな。
まァ、もう一つ本心を言わせてもらえば、それなりの金額のモンだったりするんで、自分の中で納得のいく落とし込みをしたいっていうのも、あったりはする(笑)。