子供のころから疑問だったのが、なぜ、白いコメの「ご飯」(ごはん)を食べなければならないのか?・・・という事だ。子供の頃は単純に「菓子パン」の方が甘くて食べやすく、飲み込みやすかったからなのだが、60歳代半ばとなった今では、炭水化物の摂り過ぎが危険だというから避けている。最新の研究では、内臓脂肪肥満、糖尿病や認知症などの原因は、炭水化物の摂り過ぎだという。だから最近では白いご飯は、ほとんど食べないようにしている。そのおかげで、今では肥満は解消され、至って健康だ。(ちなみに、力士が、あの体型を維持するために白いご飯を大量に食べているのが分かりやすい例だ)
しかし、これは私だけのことだが、以前から白いご飯を食べると、なぜか体調が悪くなっていた。(玄米なら問題はない)
ああ、それなのに、週一回、母の家を訪ねると「ご飯を食べられないのなら、医者に行って薬を処方してもらったほうが良い。」と言う。しかし、それでは本末転倒で、白いご飯を食べるために高いお金を払って薬を一生飲み続けなければならなくなる。
そもそも人間は、太古の昔から、人間に進化するまでの間に、大昔、海の中で生活していたであろう人間の祖先は、いったい何を主食にしてきたのだろうか?もちろん海の中には「精米したコメ」のような炭水化物のカタマリなど無い。海の中では、炭水化物は、むしろ珍しく、食べられるのは自分より小さな生き物だったり海藻だったりしただろう。つまり今の人間の暮らしにあてはめると、肉や魚、野菜が中心の食生活だ。甘くて柔らかく食べやすい精米したコメなどはほとんど食べないのが本来の姿なのではないだろうか。そうやって人類の祖先は生きてきたのだ。現に欧米ではコメはほとんど食べないだろう。だから、白いコメが主食だというのは、健康を維持するという事とは無関係ではないだろうか。