hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

言葉の裏に潜む本音

2011-01-21 10:04:49 | 日記
 本来、心にある思いを相手に伝える為の言葉ですが、使いようによって悪意を含めたり、本心を隠したり様々です。 Yahooの知恵袋を見ても、言葉に隠された人間の本性というか、現代人らしい言い回しで文章にする人が沢山増えています。 自分の言葉が、現実からの逃避であったり、自己弁護に過ぎないのに、自分の主張の正当化に必死だったりします。
 政治の社会でも、本意が伝わらず、メデイアに捻じ曲げられて視聴者から批判、非難を浴びたりもします。 大切な事は、それぞれが自分を冷静に見つめ、評価し、判断して将来に繋げていけるかです。 最近の日本人は、真摯に自分を見つめたり、評価する事をしません。 逆に、現実から逃避して自己満足に走ってしまいます。 経済、政治、教育といった重要な分野においてさえ、このような傾向が強いのです。 究極の本音が自分にとって”楽”だからです。
 人間はこの本音を見透かされる事に大いに恐怖を感じています。だから敏感に無意識の内に自己暗示の方向に、自らを追いやるのです。 良い悪いではなく、人間の幸せの為に、もう少しで良いですから、自分に対して厳しくなる必要があると思います。
 人を擁護しようとする言葉は、自分を擁護したい人の本音です。 施しや恵みを評価する人の本音も同じです。 自立出来ているひとには、擁護も施しも要らないでしょう! そういう人がもっと増えないと、日本は立派にはなれません。
 口先だけが優先してしまう日本では、世界に立ち遅れるのです。 マラソンで言えば、最初先頭集団を走っていた日本が、今では落伍して、歩きかけている状態です。