沖縄以外は、ほとんど野党惨敗、参院選！

あの政権交代の失敗が野党、特に民進党に懲りた日本国民の民意が如実に示された参院選でした。
民進党だけでなく自民以外には、民意が集まることは難しいでしょう！
岡田の地元での民進党の勝利が精一杯！
形の上では、自民の圧倒に見えますが、野党の自滅と言うのが正解です。
人民による人民の為の政治という民主主義の時代が終わった印象です。
イギリスの国民投票と言い、日本の選挙と言い、さ迷える民衆の姿が大きくクローズアップされる昨今です。
世界は、中東、ヨーロッパ、アメリカと混乱が続きます。
日本の混乱も、根底には同じ要因があります。

民主主義の欺瞞と虚構！

　人間社会を創造したのが神なのか仏なのか？　人類が進化、発展したと思うのは人間の勝手であるが、無限の時間や存在からすれば、それは人間の変化に過ぎず、少しも前には進んでいないように思います。

　人間が、嘘、偽りの虚像の中でモガイて苦しんでいる繰り返しが地球の歴史のように感じます。近年、最善の選択をしたかに見えている民主主義の社会も実は、欺瞞に満ち溢れ虚構に彩られた偽りの社会と言うのが現実でしょう！

　アメリカやヨーロッパに見られる民主化も実は、都合の悪い部分を覆い隠し、支配の体制を維持する道具としての社会形成を図ったに過ぎないもののようです。

　世界から人種差別を初めとする諸々の差別が無くなったかと言えば極、表面的な幻想でした。　現実に、宗教や人種の違いから来る争いや闘争は少しも減っていません。

　アメリカでの人種差別や中東でのイスラム、キリストの戦いは一層、過激になりつつあります。

　こういった争いの根底には、人が人を支配する手段としての国や民族の問題があります。　その道具として宗教や教育が利用されて来たのです。　一体、誰の為の平和や安定なのか？

　権力の側の安泰の為に平和や繁栄が謳われてきたのではないか？　支配する側もされる側も共に満たされる時が果たして来るのだろうか？　民主主義も、その道具の一つに過ぎなかったのだろうか？

　日本だけは違うと言うのか？　私には、虚構と欺瞞に満ち溢れる日本が最も、その中心に存在しているように映ります。