アメリカにとって最低限、必要なのは緊張と恐怖なのです。世界に緊張と恐怖が有る限りアメリカの軍事力が有効に機能し、世界がアメリカからの救済を求めるからです。
絶えず中国やロシアを恐怖の根源として敵国に想定させる必要があります。この緊張と恐怖の国家間の状況が続く限りアメリカの勢力を世界は必要とするのです。
中国を危ない国として捉え、ロシアをEUを脅かす仮想敵国にすることで、世界がアメリカを必要としてくれる、この流れを維持することこそアメリカの安泰の必要な要素なのです。
中東やアジア各国の緊張が緩和され始めて、新たな恐怖や緊張の構図は、台湾近海や東ヨーロッパの緊張がアメリカにとって欠かせない火種なのです。
世界大戦以来、アメリカが世界に拡大させて来た、恐怖と緊張の構図により世界が流した血と涙の遺恨は、どれほどのものだったのでしょうか?世界の数十億の人々の憎しみの連鎖が今も尚、引き続いでいます。
アメリカの、この体質は懲りることなく続くことでしょう! トランプ・バイデンと変わってもアメリカの基本的な流れは全く、変わっていません! ブリンケンなどは、その象徴的存在です。
日本への原爆投下や中東への悪行の数々もアメリカにとって正義の選択とし、アメリカにとっては全てが正義とする悪魔の所業なのです。世界の国々の首脳達には触れてはならない負の遺産なのでしょう!
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