IOCとテニス協会の違い！

何処までも傲慢なIOCと、４大テニス大会の主催者では体質が大きく違うのでしょうか？主催者側の考えが足りない面が有ったのかもと省みる姿勢を見せたテニス界です。

選手の敏感な感性に余りにも無神経であった主催者側です。それに輪を掛けて視聴者の興味と群衆心理を擽るような野次馬メディアが、乗り過ぎた会見やインタビューが際立った昨今だったのです。

スポーツの世界だけではありません。政治や経済の関連のインタビューでも会見でも、互いにフザケタやり取りを繰り返すテレビの世界が、中身の無い質問を繰り返すばかりの会見が当たり前に成っていたのです。

インタビューする側だけでなく、される側の政治家や芸能人紛いのスポーツ関係者も沢山いました。無神経や傲慢な対応に慣れっこに成っていました。政治の世界では小泉の頃から、その傾向が強く成ったと思います。

政治も教育も品性を欠き、真摯に取り組む姿勢が見られなく成ったのです！堕落すると人間は、堕落することが慣れっこに成り、横柄で横着な態度が普通に成ってしまうのでしょう！

無神経な人間には、過敏な感性の持ち主の苦悩など全く理解出来ないのです。大坂なおみさんの苦悩が解らない人間は、沢山居ます。

IOCの傲慢な態度を、御覧なさい！奴等にとってアスリート達は競馬の馬なのです！観客は馬券を買う博打の客に過ぎません。

大坂なおみさんが、世界の人々に語り掛けてからは、テニス協会の側の関係者も、我に返って考え直したようです！IOCとは少し、違った感覚を取り戻したのでしょう！

スポーツも一つの商売にすることが悪いとは言いません。ただ何事にも程度の問題があるのです。選手達も観客も皆、人間なのです！互いに尊重し合って生き甲斐とし、楽しめる場として大会は有るべきです。

大会は主催する側の為にある訳ではないし、アスリート達だけの為にあるものでもないのです！観客の為にあるものでもないですし、皆にとって価値有るものでなければ成りません！