フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

今週のレッスン 8月18日~8月24日

2015年08月18日 | 今週のレッスン

Basic : ホリゾンタル
Gradually : スクエア
Professioal : フォーマルリニアール

今週は各グレードとも基本形のレッスンですね
Basic のホリゾンタルは基本中の基本です
正面からみた上部のアウトラインは緩やかな曲線
上面からみたアウトラインは直線
側面からみた正面側のアウトラインは曲線

曲線や直線の作り方をこのデザインで練習してくださいね

Gradually のスクエアは上面から見て、しっかりと4つの角を作りましょう
角と角の間はすっきりとした直線
でも、目線を落として正面からみた上部のアウトラインはホリゾンタルと同じ曲線ラインです
このデザインで難しいのは、密度の変化をつけるところ
中央からアウトラインにかけて密度が徐々に薄くなるように
花材の配置に気をつけてくださいね

Professional のフォーマルリニアールは形と線の対比を表現します
形とは別の言葉で言えば = 静
線とは別の言葉で言えば = 動

静と動の対比と考えて、中途半端な存在の花材は配置しないようにしましょう

Basic







Gradually









Professional






























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カサブランカ from 真狩村、北海道

2015年08月17日 | フーちゃん作品


北海道旅行で偶然出会ったカサブランカ💠

8月13日にクール便で我が家へ到着!
キタキタ~!うれしい❤️
はるばる北海道からひえひえの状態キープで届きました

箱を開けてみると、5本1束で、2束
全部で10本!
わざわざ、固めの蕾のものをいれてくれたようです❤️

早速、取り出して茎の切り戻しをしてから
とりあえず大きめのバケツに入れて吸水させなきゃ~



普段のレッスンでも、また、プライベートでも、ユリの花はよく使いますが
さすがに、カサブランカをそうそう頻繁には使いません
て、いうか、まず、ほかのユリよりはお値段が高め

それに、ほかのユリよりも格段に花が大きくて、アレンジ花材でほかの花とのバランスをとるのも難しいです😅

今回は、北海道の旅の途中で偶然通りかかった真狩村の道の駅
ユリ根が真狩村の特産物であることもその時に始めて知りました
たまたまその日がユリの花の特売日
5本で800円!
信じられない値段!
クール便で神戸まで送っても安い!

花は生き物だから、これからずっと手元に残ることはないけれど、
のちのち夫と「あの時、真狩村の道の駅でカサブランカの花を買ったよね~😊
クール便で神戸まで送ったけれど、さすがカサブランカ!綺麗な花がたくさん咲いて、嬉しかった❤️」
なーんて、話ができることが何よりうれしい😊

そのカサブランカ
バケツの中でどんどん水を吸水して、昨日の朝から1輪、2輪と咲き始めました
一旦さきはじめると、次々と咲き出します😊

ところでユリの雄しべ(花粉)
これはなるべく早い段階で取り去っておかないと、
綺麗な白い花弁が汚れてしまいますし、花持ちも良くないので、
蕾の口が開き始めて、指が入るぐらいになったものから取ってしまいます
この段階ではまだ指でさわっても全然大丈夫ですよ😊

こうして、
10本のカサブランカのうち、6本を使ってアレンジを作ってみました
ほぼカサブランカのみ
アイビーが3本手元に残っていたので、アシンメトリーのデザインの左サイドに入れています



後ろ側には1枚だけ残っていた、タニワタリをクルンと、輪っかにしていれています



カサブランカ6本を使うと、
ほぼ両面構成で作るしかありません(笑)

花器はヒンヤリした雰囲気のあるつや消しのステンレスのような表面仕上げの花器です
下に敷いているのはシルバーのビーズマット

豪華~~~
綺麗~~~

大きな花だと直径20センチ以上あります😊



ところで、カサブランカって、実はとてもアレンジしにくいユリなんです😅



主軸から花の軸は左右に水平に近い角度で別れています
さらに、花自体は少しうつむき加減にさきます

また、一番上の花も真上を向いてはいません
真上からみると、主軸に対して360度いろんな方向に花が向いているのです



カサブランカを1本使いで大きなアレンジを作るとき、
この花の向きがとても難しいのです💦

このように、カサブランカを数本使うとき、花と花がぶつからないように、
花の向きや挿す際の角度、茎の長さをよく見極めなければなりません😅

どうしてもぶつかってしまう花は切り分けて
作品のアップダウンをつけるために、あえて、花器口近くに低く配置しています




このアレンジでカサブランカの花は22輪!贅沢~!(笑)

全部咲くと、どんなになるでしょうか?
今ぐらいの蕾がいくつか残っている状態がのほうが綺麗だとは思うのですが、
全部咲いたら、また記念写真を撮っておきますね😉



ところで、このアレンジのしにくいカサブランカに
とてもよく似ているユリがあります
その名も「クリスタルブランカ」

花だけを見ると、見訳がつかないほどそっくりさん😉
見分け方は先ほどの主軸に対しての花のつき方です

クリスタルブランカは花が上向きにつきます
お花屋さんで白い大きなユリを見つけたら
蕾や花のつき方に注意して見てみてね😉





























コメント (1)
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グリーンヒーリング ~プリザーブドフラワー&フレグランスドライフラワーで~

2015年08月16日 | フーちゃん作品

8月1週目のレッスンカリキュラムデザイン 「グリーンヒーリング」
私も作ってみました😊



アロマの香り付けのされたドライの実物
グリーン、ホワイト、生成り系の色合いは
まさに、この熱射地獄のような夏の暑さをしのぐにはぴったりの色合いです

今回の材料はこんな感じでした





透明のプラスチック製の花器
厚みは5センチほど(笑)うす~い😅
アロマの香り付けされたドライセットひと袋、リボン、アーティフィシャルローズ2輪
グリーンのプリザーブドフラワー1輪、アイビーリーフ(プリ加工)カーリングモス適量

私は、プリザーブドフラワーをあと2輪追加して、ちょっと豪華な作品にしようと思いました



右側はピスタチオ、左側はオリーブグリーンという色
LLサイズぐらいの大きなプリローズです

まず、ドライ物のセットの中身を確認





種類ごとにわけてみると、こんあ具合でした



あ! 右下の黄緑色の紐
これ、捨ててはいけませんよ💦
この紐もパーツを作るときに使いますから、袋をあけるときに、ハサミで切らないように!

これだけの内容物を、透明の花器の中に入れて見せる物
上部のアレンジ部分のパーツとして使うものに分けます

基本的には大きな物は上部のアレンジ部分に使ったほうがいいと思いますが、
色も重要!
明るい色の物も少し花器の中に入れたほうがいいと思います
骨みたいな形の白っぽい木片とか、乾燥ワカメみたいな黄緑色の物とか
(あはは😅、名前がわからなくて💦)

こんな風な感じです😊



フローラルフォームは花器の口いっぱいに蓋をするようにセットしてはだめです
中に入れたドライ物からアロマの香りがでてくるように、花器の左右は少し隙間をあけておきます

花器口から上は1.5 センチから2センチ高く、
花器口から下はせいぜい3センチ下がるぐらい

花器口にリボンを巻くので、そのリボンよりも下にフォームが見えなければオーケーです



リボンは両面テープで貼り付けます
その際、少しタックをとれば、リボンの下部がふんわりとスカートみたいに広がります😉

あとはカーリングモスでフォームをカバーリングします



アイビーリーフ、アーティフィシャルの小花、ドライ物にはワイヤーリング、およびテーピングをほどこしておきます



このような、プリザーブドフラワーやドライフラワーなどの作品を作る際、
デザインに取り入れるパーツは、必ず前もってワイヤリングとテーピングをして準備しなければなりません

でも、すべてのパーツを全部作っておかねばならないというわけでもありません
少しアレンジをし始めてから、その経過を見て、パーツのボリューム感を判断したり、
また、ワイヤーの掛け方を変えたりしたほうが良い場合もあるからです

          

このように、ワイヤーやフローラルテープでのパーツ作り
私は好きです❤️
パーツを一つ一つ丁寧に作っていくことに何の苦もないのですが、

生徒さんの中には、このような作業が一番シンドイ💦と、おっしゃる方もいます(笑)
内職をしているみたい、とか
ひとり孤独な作業だ、とか

まあ、たしかにそうかもしれせんが、

出来上がりのアレンジメントをイメージしながら、パーツひとつひとつを丁寧に作っていくことが
美しい作品、納得のいく仕上がりに繋がるように感じます❤️

          

さて、こうしてパーツをある程度手元に準備できたら、アレンジ開始

最初にメインにする花を選びます
私は自分で追加したピスタチオの色のプリバラを中心にレイアウトしてみました

真上からみるとこんなふうになっています



正面はこうです



左側面



右側面



後ろ側



片面構成なので、後ろ側はここまでリーフで隠す必要はありませんが、
ついつい、私は後ろもとても気になってしまうので、
誰も後ろから見ないとわかってはいても、とりあえず、手元にある材料で後ろもカバーしています😅



高さ 27センチ
幅  27センチ
奥  18センチ

今日は久しぶりのアレンジ制作
プリザやドライの作品は生花に比べると少し手間がかかりますが、
私には楽しい癒しの時間です😉
























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のんびり北海道の旅 番外編

2015年08月14日 | 旅行

旅行といえば、お土産ですよね~

4泊5日の旅行だと、行く先々で結構ちょこちょこいろんなものを買ってしまいます💦

全てではありませんが、ちょっと紹介してみます

まず、ご当地お菓子(笑)
現地でしか買えないとか北海道限定とか
なんとなくほしくなってしまいますよね



あと、道の駅で売られている農産物加工品
真狩村の道の駅で百合根のはいったドレッシングとか一口カステラとか
ジャムやディップソースなど



洞爺湖畔にある道の駅では
地元のお花で作ったドライフラワーのセット
とっても色がきれいで思わず買ってしまいました😅
中島で散策したときに拾ったカラマツの実やトドマツの実
ウ~ン😊 何をつくろうかしら🎶
ワクワクです❤️

最後の千歳空港
ここはたっぷりと時間をとってお土産選びをしたいところなのですが、
なかなかそうもゆかず
とりあえず、娘に頼まれた北海道限定のシートマスク
富田ファームのラベンダー入りコスメ
あと、ちょっと目にはいったオーガニックのHAND&BODYクリーム



お土産もまた楽しい思い出の一つですね~😊😊😊







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のんびり北海道の旅 その5

2015年08月13日 | 旅行

北海道の旅 

最終日の5日目
帰りの飛行機は千歳19時発神戸行き
レンタカーの返却もあるので、16時には千歳に到着しておこうということで
遠くまでいくことは控えて
洞爺湖の遊覧船と、
有珠山が2000年に噴火した際の災害遺構が保存されている散策コースを歩いてみることにしました

まずは洞爺湖遊覧





洞爺湖の中央に位置する中島へは遊覧船で20分ほど
この中島に上陸して40分ほどの散策コースを歩いてみることにしました



遊覧船の出る桟橋のあたりに白い鳥がうろうろ
遊覧船が出港すると、鳥たちが船についてくるように飛んできます





カモメ?ウミネコ?鳴き方はミャーミャーと言っているので、
ウミネコのようにも思えます😅

乗客がお菓子を投げるのでそれを目当てに船の周りをとびまわっているということがわかりました



さて、この鳥の正体は帰りの船に乗る桟橋のところでわかります

中島の散策路



入山するのには入山者の名前を書いて、ゲート入り口から入ります





最初はカラマツの林
幹がまっすぐにでとてもキレイ!





カラマツの実が足元にたくさん落ちています



歩き進むにつれて、散策路はカラマツ林を抜け、様々な木々の中を通っていきます













木々の間の木洩れ陽

素敵です❤️ なんというか、幻想的で、普段の生活を忘れさせてくれますね

ほとんど車で移動、歩くことはほとんどない私にはこのような景色は本当に癒されます😊

グルーっと回ると、遊覧船乗り場の桟橋近くにでます

湖水はとても透明でキレイ、手をつけてみるとヒヤーッと冷たくて気持ちいい😊



水際まで鳥たちが来ています



先ほど、遊覧船の周りをとびまわっていた鳥たち



近くで見ると、結構、顔が怖いです(笑)

さて、この鳥の正体ですが
この辺りに飛んでくる鳥の見分け方が桟橋のところに書いてありました







「見分け方」の説明が面白いです
ここの遊覧船にどんな風についてくるのかという部分が見分け方のポイントになっているのです

これによると、多分「オオセグロカモメ」のようですね

遊覧船でまた洞爺湖畔の桟橋に戻り、
このあとは2000年の有珠山噴火の際の災害遺構が散策路となっているので、
そこを少し歩いてみることにしました



噴火被害のあった建物が2つそのままの状態で保存されています





近づいてみると、噴火泥流の凄まじさがありありとわかります











建物の被害状況が生々しい
私はあの阪神大震災の時のことを少し思い出してしまいました( ; ; )





自然の力は想像を絶します


このような砂防ダムが何箇所かに設けられています



このダム壁の裏側には

白い小さな花がたくさん



え? この花
ホワイトレースフラワーのようです



こんなに雑草として生えるものだったのですね
普段のアレンジでは白い可憐な花で、アレンジを優しくふんわりと飾ってくれる花ですが
噴火の災害遺構に咲く姿は、ちょっと悲しげに見えます


最終日は結局、洞爺湖遊覧、中島の散策、そして有珠山災害遺構散策で時間いっぱいになってしまいました
洞爺湖畔のホテルの喫茶で遅めの昼食をとり、千歳空港へ向かいました

千歳空港に向かう高速道路を走っている間、時折急な土砂降り
降ったかと思うと、サーッと上がる、でも、またザーッと降るの繰り返しでした

でも、私たちが滞在していた支笏湖、ニセコ、そして洞爺湖は
傘をささねばならないような本格的な雨にはふられませんでした
ラッキー!

北海道
今回の旅行で素敵な体験がたくさんできたし、いままで知らなかったことも新たに知ることができました
本当に来て良かったし、楽しい旅行でした

また、こうして、旅の思い出を綴るのもまた、一つの思い出になります

来年もまた、訪れることができればいいなぁ😊




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