絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

「一絃琴」とは何ぞや

2006年02月05日 15時12分21秒 | 一絃琴
今回、能楽堂での演奏会でいろいろ新しいことを知った。

まず、「こと」が弥生時代にはもう存在していたということ。
一絃琴がいわゆる「こと」の原始の形と思っていたが、
ひょっとしたら、日本に入ってきた段階で
すでに複数弦だったかもしれないのである。
(この辺のこと、詳しい方、教えて~)
また、くりぬき板ではなく、箱型のを弾いている埴輪があるのだ。
「男子弾琴像」である。

一絃琴には、さまざまな伝説が語られており、
興味はつきないのだが、実際のところ
古神道の一派において、この楽器は(いや、楽器とは言わないかも)
「カミさまを降ろす」際の、神事に使われていたそうだ。
その神事は、秘伝であり、門外不出らしく
具体的なことは、わたしにはわからない。
たぶん、人の声とともに使われたように想像する。
(雅楽の楽筝のように)

のちに、江戸時代に隆盛し
明治には、子女教育のひとつとして
精神修養のものになっていった。
(この変化は、茶道がもともと男子のものであったのに
終戦後あっという間に花嫁修業のひとつになっていったことと似ている)

いずれにせよ、これからの時代、この琴に求められるのは
複雑化した時代の中で、非常にシンプルな
しかし、精神の奥底におりてくる、魂を揺さぶるような演奏、
そういう演奏であるに違いない。

お知らせの補足

2006年02月05日 14時46分27秒 | きもの
「お知らせ」の記事の補足です。

その記事にも書きましたが、
このイベントは、手弁当で集まった着物仲間で行われます。
京都での講演会を受講した人の提案で、
「東海地域でも是非お話をしていただきたい」との熱い思いから
実施の運びとなりました。

勉強会、としていますが、和気藹々の雰囲気の中
すすめられる事と思いますので、
ちょっとのぞいてみようかな?と思われる方は
お気軽にご参加ください。
わたしも、微力ながら「縁の下」を支えるつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。


成長期を過ぎても

2006年02月05日 12時15分41秒 | Weblog
人間七不思議。
成長期を過ぎても身長って伸びるのか

答えは、イエース(ほんとかな?)

うちの夫の話で恐縮ですが、
40後半で、20代の頃より身長が伸びてしまいました
ほんまのほんま。
20代は170ちょいくらいだったのが、
ついこの前、検診で測ったら171.9センチもあったのです。
(冗談やはったりじゃなく)

ええ~~~~っと、二人で驚いてしまいました。
普通、年取ると縮んでくるのに、なぜなのかな?
思い当たるのは、「水泳」しかない。

最近とみに「生活習慣病」が悪化した夫は
毎日1万5千歩以上歩くのを目指し、
週末は近所のプール(もちろん安価な←そればっかりだ)で
1km~2kmクロールで泳いでいる。
半端でないとも思いますが、それによって
萎縮していたからだがまっすぐになり
わずかですが身長が伸びたようになったのかもしれませんね。

子どもも、いやいや付き合って1キロ泳ぐのですが
夫より速く泳いでしまうので、いつも、ハアハアいって
子どもについて行っているようです。(逆?)

え~~、わたしはいっしょに行かないので
いつまでも「脂肪」から開放されず、
「血圧」も下がらないので非難されています