絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

たまには実家

2006年09月22日 23時23分44秒 | Weblog
私がウクレレを買ったと言ったら、実家の人々が
早く音を聞かせてとうるさいので、昨日はわざわざウクレレ持参で
実家に行った。

かんたんウクレレ教則本みたいなのを見れば
すぐに弾けちゃうのがこの楽器のかわいいところ。
で、父母、大姉に小姉、打ち揃ったところで
演奏披露

え~~、簡単な曲ばかりで申し訳ないが
知床旅情、花嫁、戦争を知らない子供たち、心の旅
上を向いて歩こう、大きなのっぽの古時計、エトセトラ弾いた。
わァ~~いい音やね~~、ハワイの風が吹いてくる感じ
だの、癒される音だね~、だの、口々に感想を述べてくれる。
(ちょっと恥ずかしい

どれどれといって、みんなかわるがわる弾いてみる。
おもちゃみたいやね、と言うので何ドルしたか教えてやると
急に扱いが丁寧に。。。値段に弱いのでした。。。

父親が珍しく手にとって弾いているので驚くと
大姉たちが、うちの父親はギターが弾けるという。全然知らなかった。
姉たちが小さい頃は家にバイオリンもあって父が弾いていたという。
もっと驚き!
(母親が現在ピアノを習いに行っているのはサプライズもいいとこだが)

そんなこんなで、小さなウクレレは皆々の手に抱かれ
遠く離れた南の島の、柔らかな音色を奏でたのでありました。。。


旗当番

2006年09月22日 10時21分34秒 | 子ども
都会ではこういうの、実施が無理かとも思われますが
うちのほうでは健在です。
今日は朝から、子どもたちの集団登校の交通安全の旗当番でした。
危ないと思われる交差点に立ち、ばかでかい赤の旗(横断中の文字)を
掲げて、子どもを安全に渡らせる係です。
当番で、毎日そこの箇所には親が立ちます。

かつては校区内のどの地域でもやっていたのですが
子どもが減り、人数少ないからといって
そこの地域の役員の一存でこの安全当番をなしにしたところが
ありました。
PTAという組織の中の一役員であるのに
学校や先生になんの相談もなく、こんな重要なことを
実行するというのが、自分には耳を疑うことでしたが・・・
(というか、こうしますね、といって実施してしまったらしい)

もっとびっくりしたのが、その理由。
危ないと思われる箇所を通るのは3人程度で
自分の子どもは(家の場所からして)そこを通らない、
自分の子どもも通らないようなところの旗当番に朝もはよから
行く必要はない、ということでした。
同じ地域の子どもで、同じ小学校に通う子どもであっても
そんなふうに、切り離して考えられる思考形式に驚くとともに
この手の論理に乗っかる人が結構いるのにもびっくりしたことでした。
自分の労力をものすごく惜しみます、そして、
「奉仕しない」ためにはありとあらゆる労力を使います。

いわゆる「若い人」ではなく、むしろ小学校では年長になる人たちなので
こういう人たちが主導権を握ったとき、子どものためにするさまざまなことが
『保護者の負担軽減』(どこから借りてきた言葉?)とかいって
切り捨てられました。
問題がおこったときには実質的に無力なPTAという組織は
問題が生じるのを予防する働きとして、いろいろな活動をして
ネットワークつくりをするのがその役割と思いますが・・・
そんなこたぁ、暇な人がやってよね!と一言で切られそうです。
(彼女たちは自分のことで忙しいのです)
そういう人には「おたくの子どもさんも、みんなが世話してくれてるんだよ」と
言い返しましょう。
(奉仕している人はみな何も言い返せない気弱な人ばかり