ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

男子厨房に・・・・

2015年05月09日 | 日記
 ”男子厨房に入らず” 外国の文化を都合よく受け入れた?”男尊女卑”の日本的な思想であったと理解している。
 生前の母から、色濃く教えられた事であった。 生活上・宗教上等々である。 
 江戸時代や戦前でもあるまいが、当時の”男”にとって、都合の良い”思想”であったのでしょう・・・か?
 しかし”その様な思想”の社会であったことを知っているのは、その時代を生きてきた、若しくは、教育を受けた証しなのでしょう。
 戦後70年を経て、新たな社会思想・男女共同参画の時代だからと、云う訳でもないが(家庭)調理を好んでする”厨房男子”は大勢いる(様である)。
 私も、自身が食するものを造るのに”億劫”と思ったことはない。
 鯖の生姜煮を食べたい!と思っていたが、煮物料理には不安があった。
 所用で外食を余儀なくされた時、所謂・定食屋で食事をするが、鯖の煮付を好んで食していた。
 煮物料理に、不安があるものの、鯖の煮付けに挑戦してみようと、鯖の切り身と生姜を買って来た。
 味付けをし、落し蓋をして、弱火で煮付けた。
 「美味い!」
 「天才か?」と思い上がった気持ちが一瞬ではあったが、抱いた。  今は、もう思っていないよ!
                 ・
 入社(他県の職場に赴任)した当時、入寮(食事付き)希望者が、順番待ちの状態であった。
 職場の計らいで、社宅の提供を受け、同期入社・三人の共同生活を経験した。
 その時、女子社員(主婦)の方から「男子厨房に・・・と言うが(奥さんが病気等で)男子も、家事が出来なければ不幸よ! 経験したら!」と言われた。。
 社会人となって、山登りや野営(アウト・ドア)に興味を持った。
 休日になると、テントや飯盒・ラジウス(石油コンロ)を持って、出かけた。
 炊事炊飯(飯盒炊飯)は”当たり前”となっていた。
 料理教室という名の講座で、習った”料理”は、一つだけある。
 IH調理器の普及に、躍起になっていた当時の電力会社が、開催した”講座”に参加し、教わったものである。
 今も”献立(レパートリー)”の一つになっている。
 私の味覚に対する概念は「自分の味覚に合えば”美味い!」と云う程度のものである。
 自炊し美味い!とは、自画自賛・自己満足の範疇である。
 他人の思い(味覚)を参酌しないから・・・・
 味覚を磨くには、他流試合(外食)で!とは云うが、経済的負担を覚悟しなければならなくなる。
 しかし、例え・それが高級食材と言えるモノでなくても、自分が美味いと思えば、美味しいのである。
 そして、美味しいと思うことで”食”が進み、楽しい(食事が)と思う事が大切ではなかろうか・・・?
 TV番組(放送)で、食に関する番組は、視聴率を稼げるらしい。
 一事が万事、形にはまった演出(見せ方など)や、やたら”美味しい!”と言う表現(コメント)には辟易する。
 例えば”ツバメの巣”等と云ったモノを口した事も無く、観た事もない。
 しかし、この様な”職材”を食べなくても、人間は生きていける。
 貧乏人の僻み根性と、言われても仕方がない。
 すみません! 鯖の生姜煮が上手くできたことから、調子にのった長文となってしましました。
 しかし、鯖の生姜煮・美味かったよ! 初めて造ったと云う割には! 本当!!
 でも、(食のための)提供はしません・・・よ! 美味しい!と思う満足感を否定されたくないから・・・・ 
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