HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

スーパーマーケット

2005年07月08日 | 音楽・映画・本
よくアメリカの映画に出て来るスーパーマーケットはすごく広くて通路も幅があって、カートもそうトイざらスにあるみたいなでっかいカートで、そこに皆、豪快に食料やら洗剤やらを放り込む。結構素敵に思えたりしたものだ。日本でも最近そういう大型スーパーができている。家の近くにもできるそうで現在工事中だ。なんか楽しみだな~。私は実はスーパーマーケットが好きだ。特に新鮮な野菜や果物を売っているスーパーマーケットが好き。私がそのスーパーの品位を問うのはその野菜や果物の配置と鮮度。とりわけ、トマトとじゃがいもの鮮度がそのスーパーの順位を決める。っていいながらも近所にあるいくつかのスーパーはどれも似たりよったりで・・・。ゆえに新しくできるスーパーに期待をかけるわけ。

京都市内の中心部にはデパートがいくつかあるけど、高島屋という京都発祥のデパートの地下のマーケットの野菜や果物はきれいだ。ゆえにあそこで毎日買えたら・・・と思うけど、会社帰りにはちょっと寄るにはしんどい。デパートだけど値段はふつうで、たまにスーパーより安いものもある。とにかく色鮮やかな野菜や果物は芸術品のように私には見える。食べた時の感触や味を想像するだけで幸せな気持ちになれる。・・・野菜や果物が苦手な人には逆かもしれないけどね(笑)

そうです。私は野菜と果物が大好物です。なんでも食べます。特にトマトが好きです。家の冷蔵庫にはトマトジュースがいつも入ってます。(嫌いな人多いんだろうな~)

まあ、全般的に好き嫌いはそうある方ではないのですけどね。ただ、お肉のあぶらみと皮と筋は苦手です。焼肉は大丈夫だけどね。トリ肉のぶつぶつした皮が気持ち悪くていやなんですよね。魚貝類はほとんどオーケー。

まあ、スーパーマーケットが好きである一方で、昔ながらの八百屋さんとか魚屋さんとかも実は好きなんです。でも、家の近くにはなくって・・・

東京の下町に住んでいる時代には商店街が近くにあって、「クレヨンしんちゃん」に出て来るようなお店がいっぱいで私も幼稚園児だったから、母親についていくとお店の人に「おじょうちゃん、このみかん1つサービス!」ってもらったり(笑)京都に住んでた時は小学生だったから本屋さんによく行くと「ふろくあげる」っておじちゃんやらおばちゃんがいつも雑誌の付録のあまったのをくれた。結構欲しかった付録とかもあって、それなりに素敵な場所だったりして(笑)

大人になれば素敵な人といっしょにスーパーマーケットで「これおいしそう」などと言いながら、皆さんもカートをいっぱいにするのでしょう。いやもうしているかもね(笑)私はそういう時がブランドのお店で高級なアクセサリーを買ってもらうより幸せで替えがたい時間に思えるのですが、どうでしょう?
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LOST IN THE SUPERMARKET

2005年07月08日 | 音楽・映画・本
「僕はスーパーマーケットで迷子になっちまった」っていうフレーズで始まる歌。これは私の大好きなイギリスのバンド・THE CLASHの有名なアルバム『ロンドンコーリング』に入っている歌。私はこの曲を京都の高校に通っていた時代によく聴いていた。キリスト教系高校だったから、宗教の時間がある。でも、別にキリスト教の信者でもないし、家は浄土真宗そういわゆる仏教で、まあ私自身は無信仰みたいなもの。そんな時間になんかのテーマで作文を書く事に・・・そこで私はこのフレーズを使って書いたら、妙に先生にほめられた。確か「ロックは生き方を教えてくれる」とか「自分はときどきスーパーマーケットで迷子になったように自分の生き方を見失う」とか「どんなに悪さしても母親っていうのは子どもにとっては大切な存在だ」とかそんなことを作文にして書いたと思う。まあ、はっきり言って、クラッシュの詩からの受け売りだ(笑)でも、書いているうちに自分もまっすぐ生きようって思ったな~。回りに惑わされるな・・・って。たまに迷子になるのもいいじゃない。わざと迷子になったって・・・誰かが声をかけてくれるかもしれないし、孤独に陥るかもしれない。そんな時の自分って情けないんだろうね。でも、不安からも時にエネルギーってもらえる気もする。

なんだよ。冷てぇな~。迷子になっているんだぜ。ちょっとぐらい心配しろよ・・・って(笑)

そう怒りのエネルギー。でもそれを悪い方に使ってはだめだよ。皆が知らんぷりするなら、自分で絶対に出口を見つけてやる!っていうパワーに変えるんだ。そしたら、なんか冒険するみたいで楽しくなるんじゃないかな。そして、そんな自分に「大丈夫か」って一言でも声をかけてくるやつがいたら「もうちょっと見ててよ」って言おうよ。そして出口が見つかったら「ありがとう。見つかったから大丈夫だ」ってそいつに言おう。
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PREDATORS

2005年07月07日 | 音楽・映画・本
驚きました。なんというバンドの誕生。いい感じではありませんか?これはですね。インディーズバンドであります。でも実はメジャーバンドからの異端児の集まりでございます。私の名の由来とかかわるピロウズのサワオ兄さんとGLAYのJIROくんとストレイテナーのシンペイくんからなる3ピースバンドなんです。なんという組み合わせ。こういうの大好きです(笑)ピロウズとストレイテナーは前から好きだと言っている私ですから、納得されるでしょうが、そこへGLAYのJIROくんという日本では音楽史に残るバンドのベースがさりげなく加わって・・・。

ここでちょっとGLAYと私ってことで・・・実はある時期、この音楽好きがあまり音楽を聴かないというか聴けない時期がありました。そのためCDショップからも遠ざかっておりました。それがちょうど「グロリアス」を出した頃のGLAYと出会い、あの名盤『REVIEW』を久々にどきどきしながらCDショップで購入した時から私のミュージックデイが復活し始めました。残念ながら、彼らへの熱情というのはあまり長続きはしませんでしたが、嫌いになったわけではありません。なんかその後のアルバムとなるとどれもこれも同じに聴こえて、新鮮さがないな~って思って・・・。そういいながらもFM802でベースのJIROくんがやっていた番組を愛聴していました。最初の頃は今ほどGLAYもブレイクしてなかったから、JIROくんの知名度も低かったのですが、彼が流すのはだいたい洋楽。それがすごく気にいって、しかも好きなのが似ていて。ゆえに彼のお薦めは私にぴったりきていたわけです。私の中で彼はあくまで洋楽ファンのJIROで、GLAYから別枠で見ていましたね。アートのセンスもいいし。もちろんベーシストとしても好きですが。

最近のGLAYときたら、エグザイルとコラボ!って笑えました。なんですか~って感じ。そう私はエグザイルはどうでもいいですから。

そんな時、その別の世界でこうしてJIROくんがインディーズからCDをリリースするなんて、しかも素敵なメンツで。あのニルバーナがこのバンドの主旨だそうです。ニルバーナをしようと・・・いいではありませんか。ニルバーナですよ。NIRVANA!

やっぱりJIROくんでしたね。きっと心では「何がエグザイルやねん」って思った事でしょう(笑)7曲入りのアルバムですが、惚れちゃう・・・なんかかっこいい。まあ、サワオ兄さんが書いているからピロウズの雰囲気あるけど、このベースがJIROくんでドラムがしんぺいくんだと思うだけで体から熱が出てきます(笑)ドラムはデイブ風なんですよね~。私、フーファイのデイブ・グロールこと元ニルバーナのドラムのデイブも好きだから・・・いうことないでしょう。

あのついでながら、XJAPANはどうでもよかったけど、ヒデは好きだった私はそういう人です(笑)ゆえにちょっと曲者が好きみたいです。

あ~でもほんとサワオ兄さんがJIROくんの魅力を引き出してやる~って思う気持ちわかる。機会があれば聴いてみてください。
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たなばた姉弟(きょうだい)

2005年07月07日 | 音楽・映画・本
織姫と彦星って恋人同士なのか姉弟なのか文献によってまちまち。一体どっちが本当なのか?でも、やっぱりロマンティックにするには恋人同士がいいんだろうね。ってことで、アメリカの二人組ホワイト・ストライプス。彼らこそまさに織姫彦星バンド。姉弟ってことで出ているけど、あるところでは友人同士、あるいは昔恋人同士だった?って説がある。ホワイト・ストライプスって想像してみて。結局真っ白な訳だよね。白のシマ模様が並んでも、なんにもない。無みたいなもん。でも、彼らのイメージは赤。アルバムジャケットの基本カラーは赤だものね。

彼らの最新作。実はまだ買っていない。いずれ買うと思うけど。彼らの音楽はドラムとギターとボーカルからなる超シンプルな構成なのに、なんか深い。そしてパワーもすごい。私は本当に彼らのサウンドが好きだ。特にメグのドラム。よくお茶碗とか鉄パイプとかお鍋とか叩くとするシンプルだけどなんかいい音。ああいう音っぽい音を彼女はたたき出す。女性のドラマーでは彼女が一番好きかな。最近、日本でいいかもって思ったのは『つばき』というバンドの女性ドラマー。彼女はなかなか素敵。

ってことで今宵、雨模様で天の川は見えませんが、妙に黒い夜空にメグとジャックの笑顔が浮かんでくる・・・これってちょっと恐わ可愛い世界なのかな~(笑)
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『14』

2005年07月05日 | 音楽・映画・本
これは桜井亜美の小説のタイトルです。以前書いたように彼女の小説が原作の映画は見たことがあるけど、作品は一度も読んだ事がありませんでした。でも、最近、ある方にこの作品を薦めていただいて、読んでみました。その方はこれを読んで感動するとか泣けるとかそういうことから推薦してくれたわけではありません。感動するどころか痛いし、泣けるどころか怒りさえ覚える作品だと言った方が近いですから。これを読んで何かを感じること・・・それを自分自身の中でどう解釈するのか、これが訴えること・・・読みながらずっと自問自答してました。これはあの実際にあった神戸の少年事件を題材にして、その少年が主人公のフィクションです。本の裏にあるあらすじを見たら、推薦がなければおそらく読まなかったと思います。でも、私とどこか同じ感覚をもっている人が推薦してくださったわけだから、あえて買って読んでみました。すると驚くべきことにどんどん話の中に吸い込まれていくのです。桜井亜美はその少年があの事件に至るまでの課程を彼女なりの解釈で実にそれまでのいろんな実在の事件もからめて展開させていくわけですが、それが作家としてのすごさを私に強く刻みつけました。彼女は少年を否定も肯定もしていません。でも、そういう少年を作り出したのはやはり大人たちだと私自身は思いました。虐めをする子を作り出すのも結局は大人・・・そしてそれによって追い詰められて行く子。我が子を虐待する親・・・それが心の傷となって生涯消えない子。ニュースで流し続ける酷い事件・・・

ねえ、子どもたちは絵本を読んでいる?お母さんやお父さんからいろんな話をしてもらっている?抱きしめられている?お父さんとお母さんだけは絶対に自分の見方だと信じている?あるいは子どもたちからあなたは信頼されている大人?愛することを身をもって教えられる?人の命、そしてこの世の生命をもつすべてを大切に扱うべきだとわかっている?

一方で、腹黒い大人たちにいいたい。あなたたちの言動はそのまま自分の子どもたちに受け継がれるよ。人の陰口ばかりたたくと、その子もそうする。自分勝手にばかりふるまっていると、その子もやっぱりそうなる。ちょっと自分達と違うとはじくあなたたちの行動を見て、その子たちもやっぱりそうする。そう仲間はずれを作る。

大人達が変わらなければ、少年犯罪は減っていかないだろうね。

それにしても恐ろしい事件だったのにこの小説は静かだ・・・
どこか青白く透明だ。そして時折でてくる夕焼けの場面。それが痛さに似た悲しみを爆発させる。

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円を描く

2005年07月04日 | JET KELLY
繋がる・・・そして明日、円となる。って私の中のイメージの世界だけど。私が2003年に好きになったバンド、ミルクラン。そこから始まって、出会った関西のインディーズバンドの皆。そしてミルクランがAUDIO RULEZになってから出会ったジェットケリー。私の好きなバンドの人たちが対バンという形で重なりあって、繋がっていき、明日ジェットケリーとジョニー・エースとの対バンで一巡する。なんか好きなバンドがどこかで繋がっていくというのは素敵な事に思える。残念ながら明日は見に行けないけど、すばらしいライブが福島セカンドラインで展開されるのは目に見えるよう・・・あ~真田さんの新しい歌が聴きたかったな~。いつもながら聴き手をうならせる詩がまたお披露目されるのかな。御本人は今、童話のような詩を執筆中とか(笑)それも早く聴きたいな~。ジョニー・エースさんも胸に直球のラブソングでまたまた会場の人たちの心を焦がすのでしょう。
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LIVE8

2005年07月04日 | 音楽・映画・本
なんということ。生放送を見のがした。先週はいろいろありすぎて自分に余裕がなかったのがよくわかる。でも、8月に再放送があるみたいだから、それを見るぞ!私はあの主催者のボブ・ゲルドフが好きだった。といっても高校生の時。自分で鉛筆と色鉛筆でデッサンした彼の似顔絵。それを透明のケースに入れて下敷きにしていた。結構なできばえだったと今でも思っている(笑)もちろん、若い頃の彼だよ(笑)でも、「誰これ?」って回りの子たちには言われていた。だいたいロック好きでもかなりコアなファンしかブームタウンラッツなんてバンド知らなかったものね。実はライブを見たことがある。大阪のフェスティバルホールで。当時はゼップなんてライブハウスはなくて厚生年金会館とかフェスとか大阪城ホールとかが海外のバンドが来るところだった。高校生だった私にとっては京都から大阪に出るのはかなりの勇気がいったのだが、とにかく一目でいいから彼らのライブを見たかった。そして期待どおり、あるいはそれ以上に心のこもった彼のひとがらが表れるような温かいライブだった。ものすごく背の高い人で笑顔が最高だったな~。パンクバンドではあったけど、彼が書く詩はいつも社会を見つめたものが多く、いろんな少年事件なんかも題材になっていた。ゆえにのちに彼がライブエイドを企画するに至るのはわかる気がする。

そのライブは同じ高校のパンク少女と行ったのだけど、彼女は私は当時いっさい足を踏み入れてなかったインディーズのバンドもよく見に行っていた。それでそこで知り合った友達とかもたくさんいてその会場でも何人かと出会った。ライブ終了後ロビーでその友達と知り合い達が走ってある人たちの座っている場所まで行くから、私もつき合わされた。そこにいたのは当時、大阪というか関西では一番人気だったらしい(なにせ、私は日本のロックに当時興味なかったから)「INU」というバンドのメンバーだった。実はそこに今や有名な作家になった「町田康」もいた。なにせそのバンドのボーカルだったからね。その時は町田町蔵という名でやっていたけど。他のメンバーとは友達やその仲間はいろいろ話していたが、その町蔵はぎらっとした鋭い眼光でこちらを見ていただけだった。私はあまり興味なかったから「何この人。目つき悪い」って思った。のちにひょんな事から彼のエッセイや小説を読むことになり、これがあの町蔵兄さんかい(笑)って感じでなんか不思議だった。

彼の作品は結構笑える。「くっすん大黒」は捨てるに捨てられない小さな大黒さんとの話で、なんかおかしい。「つるつるの壷」はエッセイだけど、これもパンクバンドの行く末は・・・って感じでリアルだけどおかしい。機会があれば読んでほしいな。

なんか話がそれたね。そうそうライブ8。かつてのライブエイドを今年またやったんだね。もちろんメンバーは変わっているし、当時いたクイーンのフレディは今はいない。でも、ボブは健在だし、ピンクフロイドなんて昔のプログレバンドも出ていた。これはニュースで見た。すごくおじいさんになっていてびっくりした。おそらく同じ世代のTHE WHOのメンバーの方がずっと若く見える気がした。でもピンクフロイドの『狂気』というアルバムは一度聴いてほしいな。

日本でもライブ8会場があったんだ。でも、ドリカムやデフテックだったのでちょっとがっかり。私はあんまり彼らが好きではないんで・・・。ミスターチルドレンとかだったらよかったのに。でも、グッドシャーロットとビヨークも出てたんだね。妙な取り合わせだけど(笑)

その中で、何年か前のライブエイドの時、アフリカで瀕死な状態だった少女が成人して美しくなって今回登場したのには感動した。ニュースのひとこまであっても、なんか胸がきゅ~ってなった。音楽ってすごいな~。命も救えるんだね。もっと、もっと音楽で地球全体を幸せの笑顔で溢れさせてほしいな。
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なんとなく・・・

2005年07月03日 | 音楽・映画・本
雨の日曜日は嫌だな~。なんかさわやかさが消え、じめじめしたものが家の中に漂う。当たり前か・・・洗濯物がなかなか乾かない。梅雨って嫌いな季節だ。だから私は一年の中でも6月というのが一番嫌だった。でも、今年は違った。いいライブが2本も見れたから。私がこれからしばらくライブ打止めでサマーソニックがラストだという状況の中、神様はよくこれほど私の事を考えて、ライブを設定してくれたものだと感謝します。ほとんど私の出会った、そして大好きだったインディーズバンドの皆を集めてくれたのだから。最後にベルベットまで入れてくれて・・・あのフジワラ君(以前このブログで書いてます・笑)の新バンドまで入れてくれて・・・6/11と6/28は私の京都インディーズ道を凝縮してくれたライブだった。卒業には相応しいライブだった。次にいつライブにいけるのかは神のみぞ知る。自分の意志ではどうにもならないことはこの世にはいっぱいあるからね。できれば、 EX-Chairの山口さんが捲いた種を花束にしてまた京都VOXHALLに戻る頃には行けるようになりたいな~。あと、平日の6時半に開演として一番バッターに出てくれたりしたら、策略をめぐらしていけたりするかもしれないな~(笑)

まあ、いつも気紛れな天使たちが私を翻弄するけど、結局はいつかまたライブに行ける日がくるのはわかってる(笑)その時、このすばらしいインディーズバンドの皆がどんな風にひと回りもふた回りも大きくなっているのか楽しみだ。インディーズバンドは解散も恐れてはいけないと思う。いいものを掴むためには自分をまず知り、自分の音楽に対する意志を貫くべきだと思う。年令なんて意味なし。いい音楽は何歳になっても作れるといろんなミュージシャンが証明してくれているよね?これからしばらくはライブに行けないとしても私の好きなインディーズのバンドのCDが出た時には必ず買って聴くから。そして感想もこの日記を続けている限りは書いて行くと思う。

終わりではなく、また第二期京都インディーズ道に向けて、自分も自分の大切なものを育てていくつもりです。音楽について、映画について、本について、その他もろもろについて、これからも懲りずに書いていくつもりなので、時間がある方はヒマつぶしにでも見ていただけたらうれしいです。たまには声も聞かせていただけたらよりうれしいです(笑)

あと・・・Chairはゴブラン織も紫もパールもマニエリズムもドリアングレイも似合いませんでした(笑)あえていうなら、サッカー、青春、ごはん、白いシャツ、笑顔、ガーベラ、涙、ドラゴンボール、桜井和寿、大きな手、汗、太陽、疾走、レッド(笑)、優しさが似合うバンドでした。大好きでした。
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フォギーメランコリック&ベルベットメロウ☆

2005年07月03日 | インディーズ
Chairのラストライブを彩ったバンドの中の2組のバンドがフォギーメランコリックとベルベットメロウです。前者については以前にも何度か日記に書いたことがあるけれど、ベルベットメロウに関しては初めて書きます。でも、実はベルベットメロウのメンバーはもうずっと前から知っていたんです。彼らはかつてデイジーという名でバンド活動をしていたのだけど、心機一転してこの名でリスタートしたわけで、曲も聴いたことがありました。でも、なかなかステージを見れず、やっと今回初めて生のステージを拝見できたわけです。ベルベットのベースさんやボーカルのアヤさんとはステージ以外の妙なところでお会いしたことがあり、面識はすでにあったので、ステージ知らないのに知っているような不思議な感じでした。ベルベットは女性ボーカルのバンドで、私の知っているインディーズのバンドでは珍しいかんじです。ステージ外でお会いした時はスタイリッシュで優しい笑顔の美しい背の高い女性だったので、ステージではどんな風に変貌するのかすごく楽しみでした。そしてステージに登場した彼女を見て、その妖艶な雰囲気で存在だけでオーラが出ているような彼女に圧倒されました。妙な潜入感をもたれても困るのですが、雰囲気はやや東京事変の椎名林檎に似ています。でも、実際は椎名林檎に負けない、あるいはそれ以上に美しい方です。ベルベットの曲は意外と激しくて、女性ボーカルのロッソというかああいう(ってどういう?笑)音を出すバンドです。CDで聴くよりもっと激しくて、ありきたりですが「かっこいい」というしかありません。彼女からは真剣に音楽と向き合っている姿が見えるし、インディーズバンドにむらがる似非ロックバンドの女の子たちとはまったく違います。真摯な姿がまっすぐ心に届きました。彼女が放つ言葉はどこか投げやりで乱暴に聞こえることもあります。でも、それは言葉と裏腹に彼女なりの愛ある言葉であることもしっかりと伝わります。きっとそんな彼女に周囲の男の子たちはメロメロになるのでしょう(笑)ゆえにいつも彼女の言うがままです(笑)彼女がChairを本当に同士だと思い、大事に思っていたことは彼女の送る言葉からひしひしと伝わってきました。心なしか、涙が浮かんだようなそんな気がしました。

一方でフォギーのいつもは「俺さま」的な(笑)ボーカルのマオさん。端正なお顔だちでヴィジュカル的にも目を惹く方ですが、今回のChairのラストのライブにおいてはある意味「素」の彼が見えたような気がしました。同士であったChairとの別れがなんかとても辛いそんな感じで歌っている姿が哀愁に満ちてました。送る言葉でも、なんか今にも溢れそうな涙をこらえているようなそんな感じで、こちらまで泣きそうでした。最後はChairに捧げる曲として「WAVER THE SUN」を演奏されたのですが、この曲は私もフォギーの中では一番といっていいほど好きで、この曲がフォギーの象徴のようにすら独断と偏見ではありますが勝手に思っています。私自身にとっても、これから先、またいつ彼らのライブを見ることができるのかわからないので、幸せなひとときでした。ありがとう。

それでフォギーとベルベットとあえて書いたのには理由があります。彼らは似ている気がするからです。音楽的には静と動というシンメトリーをなすかもしれませんが、どこかゴブラン織が似合う感じ?アールヌーボーの世界が似合う感じ?エミール・ガレのランプが似合う感じ?紫が似合う感じ?パールが似合う感じ?ドリアングレイが似合う感じ?マニエリズムという美術史におけるバロックとロココ時代の隙間にできた歪んだ時代のアートが似合う感じ?(ずいぶん前、イエローモンキーの中にマニエリズムを感じるというような文をどこかに書いたのを今思い出した!)そんな感じが特にフォギーボーカルのマオさんとベルベットボーカルのアヤさんから漂うのです。決して太陽と月というのではなく、木星と金星のような感じの二人。朝が明けようとする時、群青色の空が青白くなってきて、透明な空気感が漂うその瞬間が似合うマオさんと夜のとばりが降りようとしている空の赤が消えゆく生ぬるい、けだるさの漂う黄昏時が似合うアヤさん。二人がいるとなぜかイメージが広がるような・・・そして、消えることのない清潔感。また、いつかこの2バンドをいっしょに見れる日が私には来るのでしょうか・・・I WANNA SEE YOU・・・
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