HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ダイアローグ

2005年07月14日 | 音楽・映画・本
これはジョニーエースという関西で活動しているインディーズバンドのミニアルバムのタイトル。これを6月の京都でのライブの時に購入した。これは去年の秋ぐらいかな?出たアルバムだったけど、今ごろではあるけどやっと手に入れた。

どう説明したら・・・感じてもらえるかな?彼らの曲は気負わずに聞けるというか、誰にも柵をもうけない、どこからでも入れる音楽といえばいいのかな?きっと彼らの曲のどれを聞いても「はずれ」感はないだろう。どれも肩に力入れることなく、すんなりと聞く人の中に流れて行くだろう。以前にも書いたけど、私が初めて彼らに会った時に驚いたのは影山さんのギターだった。そう早弾き・・・(笑)。私の師と仰ぐDAITA系のギタリストだ。御本人はイエローモンキーのエマこと菊池氏を師と仰いでいらっしゃるようだけど、私はエマのギターも好きだから、まあ心奪われるのはしかたがない(笑)

「ANSWER」という曲。このイントロ部分の演奏が好きだ。ギターとベースのからみがいい。ライブでもよくやってくれる曲だ。

「snowscape」これは冬の曲だけど、間奏のところのブライアン・メイばりのギターのインストが曲をドラマチックにして、マーチングドラムが雪が降る様を描き出す。そして寒い中、愛しあう二人が寄り添い、そのお互いの温もりと鼓動がベースの音によって、伝わって来る。そしてボーカルが畳み掛けるように歌いあげるバラード。

ベースのゴッディさんは弾き方に特徴がある。やや立て気味の持ち方でそれが彼には似合っている。いつも笑顔・・・それが彼だ。

ドラムのしょーごさんはすごく華奢なのに迫力あるドラミングをする。ステージを降りるとすごく静かだったり、反対にすごくハイテンションだったりする、まだまだ少年のような人だ。

ギターの影山氏は実は他のバンドのサポートをしたり、芝居にも出たりする人でいつもひっぱりだこだ(笑)でも、彼は絶対にジョニー・エースを愛している。

ボーカルで曲をすべて作るゆうすけさんは歌い方は男っぽい。でも書く詩はほとんどラブソング(笑)時にあまりにあまりに直球で、よけないとデッドボールになりそうだ(笑)。でもそんな歌だからこそ、若い女の子たちは心を焦がすのだろう。声の感じはどことなく、映画「ロッキー」のテーマ曲の「アイ・オブ・ザ・タイガー」(今でもよくあちこちでかかる・・・K1系とか・笑)を歌うアメリカのバンド・サバイバーのボーカルに似ている気がする。

「コラージュ」これは珍しく、ギターの影さんの曲だ。乗りがよく、体が自然とリズムをとってしまう曲だ。明るい感じだね。どうしてこのタイトルにしたのかな?私は美術の時間とかに「コラージュ」というのを作るのが好きだった。写真とか色紙とかヒモとか新聞とか、なんでも組み合わせて1つの絵というか作品を完成させるもの。写真だけでも、1枚だけでなく、数枚をいろんな形で張り合わせて、ポスターぐらいの大きさにするのも好きだ。なんかそこにダイアローグ(対話/会話)が感じられるものね。いろんな人と出会って、自分の人生ももしかしたらコラージュみたいなものなのかもしれない。

「リトルモンスター」タイトルに反してというか(笑)これまたゆうすけさんならではのラブソング。これものりやすい曲です。どうやらゆうすけさんは「優しい悪魔」らしい(笑)

「LOVE FOR LIVE」これはほんとライブのエンディングにはぴったりの曲。そして、いろんな意味もそこから感じられる奥行きのある曲。出だしから重厚なサウンドでこの曲への熱い思いが伝わる。ほんとにいい曲だ。彼ら4人の思いが完全に融合し、それぞれのパートががっちりスクラムを組んでいるような曲だ。これをたとえば大きなホールで聞いたら、素敵だろうな。きっと涙が出るだろうね。そういう日がいつか来るように祈っている。

絶対にこのスクラムをゆるめてはだめだ・・・そう感じた。

彼ら4人とも実は男前。ゆえにどうもキャピキャピ系の女の子のファンが多い気もしないでもない。でも、それに惑わされて、いい曲を見のがすのはもったいない。音楽はまず、自分の耳で聴くべきだと思う今日この頃。見るのはあとでいい。ライブでもまず目を閉じてその音を聴いてみよう。そこに心を波打たせるメロディが見えて来るはずだから・・・

そうそう祇園祭でもし京都に来られる方がいたら、17日は月鉾だったかな?近くにあるMOJOというライブハウスで彼らのライブがあるから、見に行ってみてください。そして男前に惑わされず(笑)まずは目を閉じて・・・音楽を聴こう

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音楽繋がり☆

2005年07月13日 | 音楽・映画・本
今日はうれしい事がありました。会社で取引先の方が私に手作りのCDを持ってきてくれたからです。最近、ものすごく仕事が忙しくて、息つく暇もなく、周囲の先輩たちに気をつかいながら、残業の日々でした。以前は毎日のように更新してくれたChairの日記も解散後はもう更新されることなく、寂しくて「今ごろどうしているのかな~」って思う日々でした。そんな私にはおよそ想像することができなかった今日のサプライズプレゼント。ほんとうにありがとうございます。疲れがどこかへ飛んでいきましたよ(笑)それに私の場合、自分から人にお気に入りの音楽をMDとかに入れてプレゼントするのは好きなんですが、人からはあまりもらったことがないんです。だから、それもすごくうれしかったです。自分の知らない音楽を「いいよ」って言われてもらえるなんて素敵ではありません?またゆっくり聞いて、その感想もここに書きたいと思っています。

そうそう、そのCDの編集主は実はChairのライブに行った時、偶然にお会いした方で、そんなところで仕事関係の方と会うとは不思議な繋がりだな~って思ったわけですが、それもまた音楽繋がりなんですね。音楽で人と人が繋がっていくのはホント、いろんなメロディが出来上がっていくようで楽しいです。
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雨模様☆

2005年07月13日 | 音楽・映画・本
バスの窓にどんどん線が描かれる。そしてその線から涙がこぼれ落ちる。そんな感じで雨が今夜も降ってきた。会社帰り、窓がどんどん線で埋め尽くされ、涙でいっぱいになるのを見つめて、ふと、何年か前に東京の隅田川を下る遊覧船の窓から見た雨景色を思い出した。その時はまだ自分の未来が全く見えなくて、この先どうなるんだろう?とその雨粒でいっぱいになっていく窓からうっすらフォーカスがかかったような景色をぼんやり見ていたものだ。もちろん友達に会うために東京に出てきていたのだが、友達の仕事の関係で一日だけ一人になったそんな時間だった。実は友達以外にも会う人がいた。私と結婚したいという奇特な人とだ。もう、仕事に疲れたから結婚でもしようかな~ってふと「結婚」という逃げ道への誘惑にかられた時だ。でも、その雨の日の一日のその船上での時間が結論を導いた。逃げ道で結婚してはだめだ。そして、私はその人と結婚することなく、会社も辞めて、イギリスへと旅立った。それは1つの人生の転機だった。

あの頃は自分の行動範囲は本当に広かったな~(笑)。今では近畿内をちょろちょろ動き回るだけだ。というかほとんど京都あたりにいる日々だ。遠くて大阪、神戸みたいな。

最近、ロンドンに住んでいた時、よく通った場所で同時多発テロがあり、多くの犠牲者を出した。もう随分遠くの場所になってしまったけど、やっぱりイギリスは私の第二の故郷だ。私にとってはイギリスでの約8ヶ月間は一日一日夢のようだった。そんな場所でテロがあったのは悲しい。遠くにいても何かあれば、すぐに心はそこに戻るんだね。

思い出というのは、何がその鍵を開けるのかわからない・・・って今日は雨粒を見ながら思った。
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イメージする事

2005年07月13日 | 音楽・映画・本
想像力・・・最近乏しい人間が多い気がする。平ベったい音楽が横行する日本だからしかたがないのだろうか?与えられるものばかりで、自分から何かを探す人が少ない気がする。恐さだってそう。昔はお化けとか大人でもこわがっていたはずだ。私は子どもたちに恐い話をするのは実は大事なんじゃないのかなって思う。それはTVで夏場によく特集があるようなものではなくて、古典的な人をあやめると恐いよ~っていうような話。そうすると子どもの頃に植え付けられた恐怖はきっと逆に人や動物、命のあるものを大事に扱わないといけないという教えとなって、ずっと心に残ると思うのだけど。

想像力の乏しい人は相手がこういうことをするとこう傷つくだろうとイメージできないのだと思う。ゆえに私がなんのいわれもなく傷つけられる時はその傷つけてくださった相手が想像力欠乏症(笑)と判断し、いつかその欠乏のゆえにバタリとお倒れにならぬよう、お見舞い申し上げることにしている。

想像力のある人は自分がこういう態度をとれば相手は嫌な気分になるだろうと想像できるから、そうならないように言葉なり行動なりに注意を払う。中にはわかっていてそういう態度に出る人もいるが、その場合、その人はいわゆるダークサイドの方なので、もう関わりはやめよう(笑)相手にするだけ時間の無駄だ。

日本の今の社会で犯罪の低年齢化が言われているが、その根本に想像力の欠如があるのをどうして大人たちはわからないのか・・・って大人たちが欠如しているものね。目に見えるものしか信じず、流行りものに流される、つまらないやつが多すぎる。そういう大人に育てられたら、そりゃあ、想像力欠乏症の子が増えるはずだ。

もっと楽しいことをいっぱい想像して、できたら好きな人をいっぱい増やして、好きなことを自分から見つけだして、いろんな事をいつもイメージしてみよう。大人だって、毎日仕事に追われて、ヘトヘトかもしれない。でも、イメージはいつでもどこでも少し自分が心を放てれば、浮かんで広がっていくよ。そして、その辛い仕事すら、違う気持ちでできることもある。イメージは自分への魔法だ。

あと、痛みをイメージすることも大切かもね。そうすれば人を傷つけることを避けられるかもしれない。そう心を傷つけることをね。
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ミリオン達成?

2005年07月12日 | JET KELLY
ケツメイシがミリオン達成したと朝、めざましTVでやっていた。へぇ~そう。私の感想。別に彼らに恨みがあるわけでもない。むしろインディーズの時、いい感じだな~って思ってた。たぶん関西地区だけのCMだったと思うけどそれがいい曲で「誰?」って思ったら、小さく「ケツメイシ」って書いてあった。インパクトが強い名だからすぐに覚えた。そしてタワーレコードでインディーズのところを探した。でも、結局買わなかった。なんでだろう?

彼らの曲で「さくら」が大ヒットした。ほんとああいう曲を日本人は愛するんだな~。PVもかなり貢献していると思う。萩原雅人なんかが出て、まるでショートフィルムだもの。あれ見て、ますます音楽を美化してしまうのだろうね。わかる気もするけど・・・。

でも、残念ながらあの曲では私を救えない。私に光を与えない。涙すらもたらさない。けだるさだけが残る。あの以前のようなヒリヒリ感やエッジの効いたサウンドはどこへいったの?お腹いっぱいでお金持ちの国の人が作ったみたいな曲だ。

なんであの曲がいいんだろう?でもヒットするということは人の心をたくさん掴んでいるということだ。なのに私の心には届かない。私はどうしてもあの奥行きのなさや自分たちが描いた世界を押し付けようとする感じが納得いかない。ああいうPVみたいなストーリーを見せたかっただけに思える。

私はその作り手の気持ちや背景が見えつつも、誰もがその曲を聴いて想像力をかきたてられる音楽が好きだ。「こう聴きなさい」とあえて口にしてなくても、そう聴こえてくる音楽は苦手だ。ひとりよがりのラブソングなんかもそうだ。でも、本当に詩を書く才能がある人はラブソングも不偏の人間の生きざままで掘り下げて、すばらしいものにしてしまう。ある意味ラブソングを書く事でその人が詩を書く才能があるかどうかがわかると思う。

今日またJET KELLYの曲を聴いた。別に彼らを贔屓しているわけではない。自然と感動するんだ。メロディも素敵だけど、今まで何回も書いているけど詩がすごい。まるで言葉で絵を描いているみたいなんだ。影もあれば光も見える。コントラストが見事で、遠近法が使われている。そう、近くのものから遠くのものまで立体的に描かれる。無駄な言葉なんてない。見事な絵がそこに完成される。目の前にふわ~っと映像が浮かぶ。もちろんそれは私のイメージするもの。でもそのイメージはどんどん奥行きをもって、立体的に展開される。私は音楽の中にたたずむ。私は初めて音楽が立体になって、その中に自分がいるという感覚になった。イメージを遠くに見たりすることはあっても私を包み込んでそこで絵を描く音楽は初めてだ。曲はすでに完成された絵みたいだから、それを最初にデッサンする時はどういうふうにするのか見れるなら見てみたいし、聞けるなら聞いてみたい。どんなものを見て、ああいう絵を描けるのか知りたい。

まだまだ、JET KELLYの音楽は世にでる機会をたくさん得ていない。ゆえに彼らの曲がもっと多くの人に届いていくことを願う。そして、その立体的な音楽を感じて自分の日常の中で「はっ」としてほしい。

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スターウォーズ

2005年07月11日 | 音楽・映画・本
きっとここを見ている方の多くはエピソード1から映画館で見た人が多いだろうね。でも、私はずっと子どもの頃、まだ小学生の低学年かそこらへんだったような・・・あやふやだけど、スターウォーズの一作目(そうエピソード4)から映画館で見ている。なぜか母に連れられ、まだ幼稚園児の妹と3人で見に行った。毋はそういう映画を好んで見るタイプではなかったので、おそらく、私が見たいと言ったのだろう。ふつうなら東映マンガ祭りとかドラえもんとかそういうのを見に行く頃だ(笑)。CMとか見てきっとすごいと思ったんだろうね。場所は京都だった。今もある映画館だったと思う。

あの時の衝撃は今だに鮮明だ。映画館なのにホントに自分が宇宙にいるような感覚になる。星がいっぱいに瞬き、目の前を大きな宇宙船が通っていく。隕石が突然向って来る。すごいスピードで走るメカ。自分も体がふわ~って宙に浮く感じになる。そうUSJとかで体験するあれだ。当時はテーマパークなんてまだなかったから、まさにこの映画でその感覚を感じた気がする。ゆえに一度体感すると忘れられず、エピソード5も6も見に行くわけだ。当時は8つのエピソードを作るとジョージ・ルーカスは言ってたので、ほんと待っていた。でも、三作目を作った後はちっともその話がでてこない。きっともう無理なんだってあきらめていた。

でも、彼は約束を守ってくれた。そしてついにやっと繋がる。最初に見た作品と・・・。考えればすごく長い年月だった。その間にどれだけのできごとが私にあっただろう。そしてどれだけ多くの人と出会ったか・・・出会えた分だけ絶対にそれは私のフォースになっているにちがいない(笑)

まだエピソード3を見に行ってないけど、絶対に行く!私は年を重ねてしまったけど、きっと映画館の中ではあの日の自分もそこにいるんだろうな。
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癒される時

2005年07月10日 | 音楽・映画・本
このブログを始めたきっかけは、始めた時に書いたように自分自身の中に溜まって行くいろんな思いを徒然なるままに書くことでなんか抜け道ができたらいいなという気持ちからでした。ゆえにあまり自分の知り合いにも言わず、秘かに好き勝手に書いていたわけです。もし、ひょんな事からここに行き着いて読んでくれる人がいてくれればそれでいいと。でも、気付くと結構見てくれている人がいて、それがなんかすごくうれしくて・・・。一体どこのどんな人たちが見てくれているのか・・・もちろん私自身が秘かにここを教えた人もいるけど、その人数以上の方たちが見て下さっている。ホントありがとうございます。

私が自分から教える人はもちろん直に会ったことがある人で、絶対に音楽が好きだという人限定です(笑)別に閲覧数が多いことなんて望んで無いし、本当に音楽を愛している人と一方通行ではあっても繋がれたらと願っています。たまにライブに行って、アンケートとかゆっくり書く時間が無い時にここでその感想を書いたりするから、できればその感想を見てもらいたいなと思う時にはそのアンケートにここの事を書くこともありますが、それはごく僅かなよっぽど気に入ったライブの時だけです。まあ、それで読んでくれているかどうかなんて全くわかりませんが、別のまったくそれとは関係ない人がたまたま私の感想を読んで、そのバンドなり曲なりに興味をもってもらえたらとも思っています。ゆえにできるだけ、まったくそのバンドや曲を知らない人にも伝えられるように表現できたらと思うのですが、時間があまりなくて、また力不足でうまく伝わってないかもしれません。あるいは主観的になっていることも多々あるでしょう。でも、それは個人のブログなので大目に見てください(笑)

ここを読んでいて、私は音楽ならなんでもいいのか・・・って思う人もあるかもしれません。なんか聴いているのがバラバラですものね。おそらく、きれいに整理すればきっと私の好きな音楽というのはなんらか繋がっているのです。でも、それは聴いている年数が長過ぎて果てしなくて今はもう整理するのは無理です(笑)あえていえば、アメリカ系よりイギリス系の音楽の方をよく聴いて、日本のバンドでも洋楽の影響を受けているバンドのを好んで聴いているという感じでしょうか?

地元のインディーズバンドにおいては単に近くで見れるとか話ができるとかそんな単純な理由から好きになったのではありません。本当に曲がいいし、インディーズバンドでも演奏力や歌唱力がすごいバンドもいるわけで・・・私の中ではそんなにメジャーのバンドと大きく区別していないんです。もちろん、いろんな点で少しは差はありますけど、曲作りにおいては差はないのですよ。まあ、中にはひどいバンドもありますが、そういうバンドは好きにはなりませんからね。

私の好きなインディーズバンドの皆は単に見つけられて無いだけなんですよ。「星の王子様」で有名なサン・テクジュペリの作品「人間の土地」の言葉をお借りするなら「人間のための園丁がない」わけで、新種のバラやらすごく美しいバラが多くのバラの中に混ざっていたとしても、そこに目の超えた園丁(いわゆる庭師)がいなくてはそのままふつうに束にされて、ふつうの花屋さんに出荷されるか、花びらをとられて香水にされてしまってしまうか、中にはうっかり踏み付けられてそのまま破棄されてしまって一貫の終わりになるのもあるわけです。今までにもどれだけのモーツアルトがふつうの人生を歩んだのかわかりません。

私は自分がそれほどの人間ではないことは百も承知です。でも、力不足ではあったとしてもこんなにいい曲があるんだということをなんとか一人でも多くの人に伝えられることができたらと。別にそれで何かしてもらおうとか全く思って無いし、たまに誤解も受けて傷つくこともありますが、それはそれで私の表現不足と人間的不完全さのゆえんなので仕方が無いと思ってます。これから先もまた言葉不足で誤解を産んだり、心が傷つけられたりするかもしれませんが、懲りずに自分が見つけた素敵な歌を言葉ではありますが、少しでも伝えられるように努力したいと思います。

こんな私のブログを読んで下さる方たちにほんと感謝しています。あなた達が見て下さっていることで私は癒されています。
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幕開け前の音楽☆

2005年07月09日 | 音楽・映画・本
ライブに行くとそのバンドのステージが始まる前に会場に音楽が流れる。それを聴くのも楽しい。だって、その選曲でそのバンドがどんな曲を好んで聴いているか垣間見れるから。この前のChairのラストライブの時はずっとポリスが流れていた。誰の選曲だったのかな~。あるバンドはレディオヘッドだったり、モトリー・クルーだったり、イエローカードだったり・・・テンションあげるには自分の好きなのを聴くのがよかったりするんだね。以前、シャムシェイドの栄喜くんがライブ前にいつも聴くのはなんと米米クラブのカールスモーキー石井の曲だと言っていて、これはびっくりした。もちろんさすがにイメージが違い過ぎなのでシャムシェイドのBGMでは使って無いよ。でも彼は楽屋で聴いているそうだ。そんなものなんだね。でもね。不思議なんだけど、私もカールスモーキー石井は好きなんだ。「浪漫飛行」が大好きで・・・でもこれジョー・ジャクソンの「ステッピン・アウト」のイントロとそっくりなんだ。でもいい。許せる。石井さんなら許せる(笑)私は彼のアートなところが好きで、彼の展覧会も行ったことがある。彼は本物のアーティストだと思う。大阪のヒップファイブという場所があるんだけど、そこにでっかい赤い鯨がエントランスに向って泳いで来るようにディスプレイされている。これは石井さんの作品なんだ。大阪の梅田近くなので行かれた方は是非見てね。

話はそれるけど、私にとって石井竜也は本物のアーティストだけど藤井フミヤはただの商業デザイナーに思える。ファンの人には申し訳ないけど、フミヤはどうしても作り物に見える。流行りものに乗り、ある意味ビジネスにたけている。ゆえに上手い。生き方がクレバーだ。それはそれで評価すべきだろう。彼が語ることはどうもうわべっぽくてなんか信じられない。どうしてなんだろう。私はときどき人と接していて自分の中で「この人は本物」「この人はかっこつけ」って区別してしまう。何を基準って言われても困るのだけど本能的なもので・・・映画を語るも「ここのこういうところが好き」というその言葉でどうもそれを区別してるようだ。その人の言葉で語っているな~って感じたら本当にこの人はこの映画が好きなんだな~って思う。たとえば、酒井若菜(知っている?)が語る映画や本や音楽については本当に好きなんだろうなって思えるのに今井美樹だと「ほんまかい!」って思う(笑)今井美樹は歌手としても人気があるし、好きな人も多いだろう。でもなんか嘘っぽいし、周りにすぐに影響受ける人だと思う。私は周りにおかまいなしに自分から自分の好きなものを見つけて行く人が好きだ。それが私の感じる本物の人。

話がそれましたねぇ~(笑)でも、実際にお会いしたわけではないので、また会うと違うのでしょう。あくまで私の主観ですから、彼や彼女を本物だと思う方はそれはそれでいいと思うわけです。同じ感じ方なんてあり得ないわけですから。
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クーラ・シェイカー

2005年07月09日 | 音楽・映画・本
最近はあまり聴いてなかったけど、久々に聴いてみた。彼らを知ったのは’97、8年頃かな?昨日の日記に書いたJIROくんのラジオで初めて聴いた。そうそうJIROくんは最近もまたFM802でラジオやってるのかな?ぜんぜん聴いてないけど・・・毎日忙しくてラジオを聴く時間までは作れなくて・・・。私が聴いていたのは一番最初の時の彼の初DJの番組。とにかくブラーとクーラ・シェイカーはよく登場した。どちらも聴いた瞬間に好きになった(笑)なんか、名前も印象的だし、サウンドがイギリス~って感じでしょ?クーラはビートルズのインド時代(そんなのないけど、インドに影響受けている感じ)と重なる部分もあった。イギリスのバンドなんだけど、Kで始まるバンド名はどこかドイツっぽいから、最初ドイツのバンドかと・・・彼らの曲の中にカバー曲が何曲かある。その中で有名なのが「ハッシュ」という曲。これはディープ・パープルのデビュー曲であり、有名な曲で最近では車のCMでかかっていたからきっと聴いた事があると思うけど、もともとはジョー・サウスの曲。でも私はずっとディープ・パープルの曲だと思っていた。これをクーラ・シェイカーがカバーしてシングルで出したわけだけど、またいい感じだった。グラマラスなハッシュって感じ?DVDも久々に見てみた。クリスビアンって美しいな~って思った(笑)

最近聴いているタイプと違ったから、久々に聴くとすご~く新鮮に聞こえる。なんかにんまりしてしまう。そしてこれらを聴いていた時代を回想する・・・
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疲れたら・・・書きたくなる。

2005年07月08日 | 音楽・映画・本
今日はほんと朝から大変だった。朝行くと会社の机のところにメモが。そう私がアシストしている人のメモ。「あの部品はどうなっているの?あれがないと製品が完成しないよ。」・・・ってな事言われても、私が悪いのではなく、業者が納期を怠ったわけで、本来はすでに届いているべき。でも、その遅れに早めに気付かず対応をしておかなかったことを責めるわけだ。彼は違う場所にいたので内線電話をかける。「どうするの?」というので「なんとかします」と言い切ってしまう私。そういう時は地獄耳が役にたつ。いつもは金曜日にはない製品を完成させる会社へのトラックが今日は特別にあるらしいという声。「それだ!そこにのせよう」ではその部品は・・・で早速その部品の会社の社長に直談判の電話。ほんとはあちらが悪いのに「申し訳ないですが・・・」という言葉で始めて、午前11時発の便にどうしても乗せたいのでそれを欲しいと頼む。すでに9時半は過ぎている。あちらは「それは無理だよ」とかいろいろ言う。でも負けずにいろいろ言い方をかえて「なんとか」と頼む。「また電話する」といったん切られる。でもそれから電話が30分後ぐらいにあって「会社までとりに来てもらえるなら」と・・・。もちろん私は「イエス!」って心で叫び(笑)、実際は「助かりました。行かせていただきます。ありがとうございます。」と並べたてる。で・・・そこの会社ってどこにあるの?もちろん近くにあるのは知ってるけど。ってことで係長に聞くと地図を渡してくれた。そして会社の自転車を借りて(ちゃんと貸し出しノートがある・笑・初めて使ったんだけどね)制服のまま~バ~イシクル!バ~イシクル!アイ・ウォン・トゥ・ライド・マイ・バイシ~クル~ってクイーンの歌を歌いながら(もちろん心の中で・笑)チャリンチャリンとベルを鳴らしながら、目的地に向って走っていく~。妙に楽しかったりして・・・そしてブツ(笑)を受け取り、無事トラックへ・・・いや~スリルとサスペンスに満ちていてハードボイルドで楽しかったな~(って実際は冷や水もんでしたが・苦笑)

ちっぽけな部品だった。でも大事な情報が入っているチップなので、それがないとほんとに製品は完成しないんだね。

ふと思った。音符もたとえばソが無かったら、ある歌は気の抜けた曲になってしまうかもしれないな~って。音符の1つ1つがその楽曲をいいものにするかどうかを決めてしまうかもしれないんだね。どの音も絶対にいい加減に扱ったらだめなんだ。絶対に・・・
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