HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

雨の金曜日

2005年11月12日 | Weblog
昨日は仕事場ですごく心が沈んでいた。そうするといろんな事がそれに連鎖して、なんか自分が嫌になってしまって「だめだ」って小さな悲鳴を心の中であげていた。もちろん、職場の回りの人は気付いてないし、いつもどおりに笑顔で接しているんだけど。そしてすれ違う誰かに「落ち込んでいる」といいたい衝動にかられつつも、これぐらいの落ち込みなんて実はたいしたことではないな~って思い直す。そんな複雑怪奇な自分をもてあます。

夕方になるとますます雨が降ってきて、バスに乗ると窓ガラスが水滴でいっぱいで白く霞んで外の景色は見えない・・・たまにネオンが滲んで見える程度だ。

京都駅にはクリスマスツリーがキラキラとそびえ立って、なんとなく幸せそうだ。そういえば去年の同じくらいの時にある映像を撮りに来て、このツリーを撮影したな~って思い出す。そして、ちょっとだけ見つめて、エレベーターをツリーのところまで降りると、反対に下の方からツリーの方へ上がって来る人が・・・ある意味すごいタイミングだ。

久しぶりではあったけど、その人に出会えてよかった。雨の金曜日が温かい金曜日になった。

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ドキドキする男

2005年11月10日 | 音楽・映画・本
これはスムルースのインディーズ時代のアルバム「ヒマワリサン」に入っている曲です。これを聴いて、テンプテーションズの「My Girl」を思い浮かべた人はきっとモータウン好きでしょう。完全にメロディラインはこの「My Girl」であり、実際に歌詞の中にも「マイガール」というフレーズが出てきます。

モータウンというのはアメリカのデトロイトという街にできた音楽会社で、そこからはあのマイケル・ジャクソンがいたジャクソン5やマーヴィン・ゲイ(HGじゃないよ・笑)そして、ダイアナ・ロスとシュープリームスやスティビー・ワンダーなんかが世に出ています。そしてテンプテ-ションズもその1つで彼らの代表曲の1つがこの「My Girl」なんです。とってもいい曲ですから、機会があれば聴いてみてください。

そういえば、去年だったか、モータウンのドキュメンタリー映画が上映されましたね。DVDももう出ているのでそれもまた見てみたいなと思っています。

加えて、ジャンルは違うけど、ヒップホップの今や第一人者のエミネムはデトロイトで育ったんですよね。映画「8マイル」は実際の彼の生い立ちと重なる映画ということで、デトロイトが出てきます。彼は黒人社会で白人ということで逆にいじめられていたんですよね。この映画は心に強く残っています。私の好きな映画の1つです。

一方で隈取りのようなメークのバンド・キッスも実はデトロイト出身のバンドですよね。彼らの曲で「デトロイト・ロック・シティ」という曲がありますが、私は中学の時に世界史でアメリカで車で有名な都市は・・・というのを覚えるのに「デトロイト・カー・シティ」とこの曲にからめて覚えておりました。なんでもかんでもとにかくロックにからめて勉強する変な子でした(笑)

「デトロイト・ロック・シティ」というタイトルの映画があります。それはキッスを一目見ようと画策していろんな事件と出くわす高校生の若者4人の珍道中のストーリーです。結構笑えるし、なんかロックスターを見に行くというワクワク感が妙にリアルに伝わってきますよ。それにこの私・・・キッスのライブ生で見た事あるんです!(笑)ゆえにこの映画の若者と同じ感覚になれるんです。

スムルースからキッスまで今日はいろいろ繋げてみました(笑)
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世の中には

2005年11月10日 | 音楽・映画・本
ものすごくいっぱいの名曲が眠っているんだろうな。インディーズのバンドやメジャーバンドでもイベントなら対バンがいる。そんな中にすごいいい曲を放つバンドが紛れていて、そして出会ってしまった時「やられた!」と思う。そして、上には上がいるんだとその奥深さを思い知る。

でも、どうやってメジャーへの道は開けるのか・・・

まずはコネ(笑)これは強い。やはり紹介があると会社も安心だからね。次にコンテスト形式のものでグランプリをとる。これも成績となる(って学校みたい・笑)また、オーディションも結構いいかも。私の知り合いの知り合いの方が音楽関係の方で、いっとき某有名なメジャーバンドでボーカルをとっていた方がいる。その方はときどきなんかの音楽会社のオーディションの審査員として呼ばれることがあるらしいんだけど、裏話によると、グランプリを取ると争奪戦になるので、2番手あたりを狙うらしい。

でも、ほんとメジャーにいくのは時の運としかいいようがないのかもしれない。ただし、運ばかりに頼って努力してないとそれは話にならないけどね。そう、努力プラスチャンスを見極める力だ。それとバンドを結成する時の勘が左右すると思う。すごいやつを嗅ぎ分ける力・・・それにはやはりいっぱい音楽を聴くことも必要かもしれないね。

それと小さなきっかけがやがて大きな出来事に結びつくこともあるから、常日頃、いろんな事に目を向けて、その小さなダイヤモンドを見つけよう。

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東京タワー

2005年11月09日 | 音楽・映画・本
今、私はリリー・フランキーの『東京タワー』を読み始めている。会社の友達から借りているんだけど、単行本なので重たくて、通勤のお伴にはできない。ゆえに家で読まないといけないのだけど、時間がなかなかとれなくて困っている。でも、読みやすいし、ひきこまれていく。まず、自分で勝手にこじつけてみると、リリー・フランキーと私と吉井和哉氏(EX.イエローモンキー)とは同じような幼児期の思い出が東京タワーにあると思う。せつない幼き日の思い出・・・まだ、完読したわけではないので言い切れないけど、親と子の関係がこの東京タワーに投影されているところが似ているのではないかと。

吉井さんは幼い頃にお父さんを亡くしているが、まだ元気な頃のお父さんと東京タワーにいった時のことを語っていたことがある。そこでの父との思い出が鮮烈に彼の中に残っていたようだ。
リリーの方はまだ読んでないけど、彼の母との関係あるいは父との関係がおそらく読んでいくうちに東京タワーと絡んでいくのだろう。

そして、私は、ずっと前のブログでも書いたけど、やはり父との鮮烈な思い出が東京タワーにある。

私は幼少を東京で過ごした。あれはお正月の時だったと思うけど、父と私は東京タワーに昇った。何か年始の挨拶をした帰りだったと思う。母はまだ生まれたばかりの妹と家でお留守番だった。父はなぜか「東京タワーにいこう」と私を連れていった。そして一番高いところまで昇って、そこからある場所までなぜか私をおぶって階段を降りていき、そこから東京の街を見せてくれた。晴天で青空がまぶしかったその日の東京は私には輝いてみえた。あの光景は忘れられない。でも、おそらく今は見れないだろう。何せ高層ビルが私が子どもの頃に比べて乱立しているから・・・

その少し後、父は病気になり長い間入院した。そして私と母と妹は関西に戻ってきた。もちろん、私のせいではないのだけど、なんか東京タワーと父の病気が絡んでしまって、今でもせつない思いにかられる。でも、早くわかったので、しっかりと治すことができて、父は今でも健在だ。これが何より幸せなことだ。私は本当に東京のいろんなところを父に連れていってもらったから、東京には父との思い出がいっぱいある。
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パナソニックアルカリ乾電池☆

2005年11月08日 | JET KELLY
今日、弟子Bが世界に1つしかない自分の手作り乾電池をパナソニックさんの指導により作ったそうだ。弟子Bはヒマがあれば、豆球とかを駆使して、夜の港とか、夜の操作場とかを紙やらなんやら使って再現して、ビデオにとってアニメーション作りをする。彼の夢は立体アニメータープラスミュージシャンだ。そう、ティム・バートンも好きだけど、ブリット・オールクロフト、そう機関車トーマスを製作している人を目指しているらしい。一方で、ボイスパーカッションができて、ヒマがあればいろんな楽器をまねている。そしてドラムをやるかベースをやるか今思案中らしい。そんな彼はJET KELLYの大ファンである。

さてさて、そんな事を書こうと思ったのではないけど、そのパナソニックのアルカリ乾電池の歌を実はJET KELLYが作ったことがあり、歌っていた。「スーパノヴァ」という曲があるのだけど、それをアルカリ乾電池バージョンで歌ったものがあるんだ。ふつう「アルカリ乾電池」を歌にする事自体難しそうだし、そこにパナソニックという企業名まで入れると、妙な曲になりそうでしょ?

しかしながら、そこがJET KELLY。驚くべきセンスでさわやかにそして詩としても美しく作ってしまっている。「長持ち~大電流パワ~パナソニックアルカリ乾電池~」から入っていく曲なのに、素晴らしい。真剣に曲を作っているのが本当に伝わるよ。

そうそう新曲をライブで披露したとHPに載っていたけど、そのタイトルが「シンクロナイズドスイミング」・・・これもきっとびっくりするような詩なんだろうな。想像もつかないような、グッドセンスの。あ~ライブに行きたい・・・
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ひとりじゃないから・・・

2005年11月08日 | 音楽・映画・本
わたしが守るから・・・っというフレーズでピンときた人はAIちゃんを知っている人ですよね。これは「STORY」という歌の中のフレーズ。私は特に「わたしが守るから」というあたりが好きなんです。一応私も女なので力はそんなにあるほうではないから、腕力では守れないかもしれないけど、それでも大事な人は身体を張ってでも守りたいし、あるいは心を拡げて守りたいと思うわけです。

AIちゃんは今のような女らしい雰囲気になる前のボーイッシュでつなぎを着ているような頃から好きで、当時BS-NHKの「真夜中の王国」でトークをしていた彼女の印象がすごく強いです。サバサバした感じの女の子で。まだ、名前はあまり知られてませんでしたけど。

私は彼女の歌い方がすごく好きで、「なんて魂のこもった歌い方をする人なんだ」と思っていました。そう、SOULがそこにあるんです。でも、彼女の生い立ちとかはあまり知らなかったんです。最近になって彼女はイタリア人のクォーターで、ロスで育ち、そこでゴスペルを歌っていたとか、名門の音楽学校を出てたとか、すごい経歴の持ち主だと知りました。ジャネット・ジャクソンのPVで踊っているらしいですよ。ダンスも上手いんですね。

どうしてなのか、わからないのですが、私は同じようにアメリカ帰りで歌姫と呼ばれていて、すごい人気のMISIAはどうも好きになれません。人からいいとCD渡されて聴いても、ピンとこないのです。たしかに声もいいし、歌も上手いですよ。私には何かが足りない気がして・・・

この前AIちゃんがロスの自分が入っていたゴスペルグループの歌を聴きにいった様子をTVでやっていたのですが、その時に声を押し殺して泣いている彼女を見たとき・・・これが彼女の歌の深みなんだと思いました。いろんな辛いことも当時はあったようで、そんな苦しみを超えて、歌ってきた彼女だからこそ、歌の中に喜びも悲しみもブレンドされて現れて、人の心を掴むのでしょうね。

シチューでたとえるなら、彼女の歌い方は何日もかけて煮て、こくをだした職人の味なんですよね。

「STORY」という曲はしっとりしたバラードだけど、ほんと深く、深く体の奥まで入ってきて心を温めます。私は日本にもこんなソウルフルな女性シンガーが出てきたことがうれしいです。

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こういう日もある

2005年11月07日 | Weblog
朝からいつもの電車に乗り遅れ、京都に着いたら目の前でいつものバスは発進・・・まあ、会社自体には遅刻せずに行けたのだけど。今度は仕事中、物を移動させる時に指をスパッと切る。ほんと気持ちいいくらいにスパッと・・・血があふれてきて、床や机なんかを汚さないようにしている私に周囲の方が慌てて救急箱をもってくる。まあ、そんな大袈裟なものではないけど、久々に怪我をした。それにしても不思議だ。血が溢れている時はあまり痛みを感じない。それがしばらくたって、落ちついてきたら、ちくちく痛む。なんか心の傷もそんな感じだな~って思った。心にぐさっと来た時はまだ何がなんだかわからないけど、しばらく日が経つにつれて、痛みが疼きはじめる。
指の傷は塗り薬をつけてバンドエイドなんかを貼っておけば、しばらくして治っていく。もちろん皮膚が細胞分裂をして、傷を塞いでいくわけだけど。では心の傷はどうやって治っていくのか。

特効薬は永遠に見つかりそうにない・・・
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コープス・ブライド

2005年11月06日 | 音楽・映画・本
まだ「チャーリーとチョコレート工場」も上映中なのに、ティム・バートンの作品の新作がそれに続いて上映されている。それが「コープス・ブライド」。これは立体アニメーションなんだけど、彼の独特の世界が展開されていく。

見終わって・・・「あ~見に来てよかった~」と大満足。人形とは思えぬ哀愁漂う主人公のビクター。彼をとりまくのは、人間のほうの花嫁のビクトリアに死体の花嫁のエミリー。この2人もなんかピュアな感じで愛おしい。ちょっとしたミュージカル仕立てで骸骨ちゃんたちがダンスしたり演奏したり・・・

映像も美しく、人間の世界のほうはダークな色調で死者の世界の方はカラフルというコントラスト。

ストーリーは別に複雑でもないのだけど、最後はどうなるのかな~って思ってしまう。でも、ほろっと泣けて来るところもあって、見終わって「いい映画だった」と思うわけ。

今のところ今年映画館で見た映画の中で「チャ-リ-とチョコレート工場」と「コープス・ブライド」は私の中ではものすごく好きな映画となりました。絶対にDVDが出たら買うでしょう(笑)

そこの君もあの方をお誘いの上、是非とも見に行ってください(笑)
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ボーカリストの声

2005年11月06日 | 音楽・映画・本
あえて、声だけで好きだと思うボーカリストは誰か・・・考えてみた。バンドの雰囲気とか楽曲とかで好きなミュージシャンはたくさんいるけど、その中であえて声質で好きなのはたとえばどんなアーティストか。

やはりELLEGARDENの細美さんやJET KELLYの真田さんの声は好きだ。またグレイプバインの田中君やスピッツの草野さんの声も。そしてジャンヌダルクのヤス君やピエロのキリト君そしてSIAM SHADEの栄喜さん。

たぶん彼らの声は微妙に似ている声だと思う。

透明感があったり、伸びやかだったり、やさしかったり・・・そういう声が好きみたい。

俳優でいったら真田広之さんの声が好きかな。

たまにはこういうアプローチもいいでしょ(笑)
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ミーハーになってみる

2005年11月06日 | 音楽・映画・本
ふと自分の好きなミュージシャンで音楽抜きでまさに外見だけでも好きな人はいるのか考えてみた。いざいろんなバンドやミュージシャンを思い浮かべてみても、ポスターを貼ってうっとりしたり、写真眺めてうっとりする人があまり思い浮かばないことに気付き、それなりにショックだ。かつて10代の頃はいたように思うのだけど・・・

もちろん「男前」「かっこいい」とかは自然に思うのだけど、その時だけ思ってまた忘れてしまう。

うぅ~ん。なんとか思い出して、このあたりはいいんじゃないかと今思ったのは

千葉さん(元ミッシェルガンエレファント/現ROSSO)
JIRO くん(GLAY/THE PREDATORS)
田中くん(グレイプバイン)

でもなんかバラバラだよね~。

俳優で考えてみると・・・オダギリ・ジョーとか加瀬さんとか妻夫木くんとか素敵だし、何より演技がいいんだけど、外見のみでいくとどうなのかな~。

あえて、この人というのなら、やっぱり金城武かな。彼は演技もすばらしいし、言う事ないよね。

なんか年を重ねると外見だけでは絶対に惑わされなくなる。ある意味、結局どんなに外見がよくても男の人なんてだいたいこんなもんだからと思うのかな。でも、その反対にこれを持つ人は本物だというのもわかってくるわけで、その本物を秘めている人には私もきっと心を開くのだろう。

ちなみに今流行っている「ちょい悪おやじ」ってあれ何?まさに外見だけから入っているじゃん。なんか気持ち悪い。だいたい若い頃からしっかり自分をもっている人はそんな雑誌見なくても自分のスタイルがちゃんとあって、かっこいいんだから。高価なものをつけても中身がうすっぺらだと骸骨にダイヤモンドの目を入れているみたいなもの。どうか今の若者たちがそんなおやじにならないように願います。あんな雑誌買うくらいなら「PLAYER」や「Guitar magazine」を買うほうがずっとためになる・・・って音楽好きしかだめか~(笑)
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