アクセラXD 12ヶ月点検 4年経過 ここが○ ここが☓
本日、12ヶ月点検でした。無料コースに加入済みなので、特に費用はかかりません。
エンジンオイル等はこれで交換してくれます。
車は後輪のブレーキパッドがやや減っているというぐらいで特に異常はないです。
バッテリーはすでに一度新品に交換しています。
走行距離は4万キロちょっとというところで、年間に1万キロ程度です。
車ででかけるといっても、信州とか島根とかそれぐらいですので、ものすごく走行距離が
伸びるということはありません。
4年走ってみての良い点、悪い点を挙げると、
ここが○
・2.2リッターディーゼルターボの走り
ディーゼルの特性もあり、低回転から最大トルクが出ます。これまで乗ってきた車の中では
もっとも力強いトルク感を感じます。一気の加速感はAudiA3の2.0ターボエンジン(ガソリン)
の方が上でしたが、使いやすさと力強さはこのエンジンがこれまででは最高です。
高速の上り坂なんかは非常に力強い走りになり、踏み込めばズンズン加速します。
初めてのディーゼルになりますが、レギュラーガソリンと比較して、もとの価格が安いです、
実用燃費も12キロ/リッター程度はいっているはずです。
このエンジンは現在もCX-5の主力となっているもので、世界的にも評価が高いクリーンディーゼル
のエンジンで、世界的に見てもなお市販のエンジンとしては極めて高い技術水準にあるものだと思います。
昔のディーゼルエンジンはガラガラとうるさく、黒煙があがるようなイメージがありますが、このエン
ジンは走り出しの低速時にちょっとディーゼルらしさを感じることがあるぐらいで、走り出すと昔のディ
ーゼルエンジンのような感覚は皆無です。
・独自性のあるスタイリング
いわゆるマツダの「魂動」デザインですが、個人的には5ドアハッチバック系の車が以前から好きですし、
この車の斜め後方からのデザインの感じはやはりなかなかいいなーと思わせるものが今でもあります。
ただ、これは実は後述する☓の部分にも関連してくることなのですが。
・各種装備の充実
XDは当時のアクセラの最上位モデルということもあり、装備は充実しています。
めったに全開にすることはないですが、電動サンルーフは、春から秋の気候のよい時にはあけて走る
となかなか気持ちいいです。
前席にはシートヒーターがついています。3段階調節で、けっこうすばやく温かくなります。
ハドルシフトがついていて、シフトダウンしてエンジンブレーキ的に使うことがたまにあります。
AudiのDSGほとのスコスコと入る感じはなくちょっと鈍いですが、たまに山道などで使って楽しんでいます。
電動シートは使いやすいです。
ナビは最初のものはかなりひどかったですが、バージョン変更で普通にはなりました。ナビは不満点でもあるの
ですが、スマホとブルートゥース接続でハンズフリーで会話できるのはよいです。
オートクルーズがなかなか賢く、上り坂、下り坂などでも細かく速度調整をし、割り込みなどでもスムーズに
自動で減速します。高速で疲れた時はハンドル操作のみの半自動的な運転が楽にできます。
・シートの感じが私にとってはこれまでの中では最もいいです
ちょっと長距離の運転でも、腰などの疲れが少ないです。シートの堅さ、ホールド感などはわりと好みです。
ここが☓
・リアシートの狭さ、屋根の低さ
別に普通に4人は乗れるのですが、後席は屋根が低く窓が小さめということもあり、なにかしら窮屈で狭苦しいような
感じがします。って、私自身はほとんど運転をしているのであまり関係ないですが。
まあ、奥さんの車のシエンタが、すごく視界がよくて運転しやすく、荷物も積みやすいのと比較すると、アクセラは
後方の視界もよくないですし、スタイリングがいい分、スペースユーティリティ的にはあまりよくないところもあります。
その点、ゴルフなどは、シンプルなデザインですが、合理的で使いやすい車になっていると思います。
・ナビ画面が小さい、地図表示なども必要最低限的
ナビは純正のものを使わないとしょうがないのですが、これが8インチで、地図なども必要最低限のものです。
当初はもうひどいナビてだした。これはバージョン変更でましにはなりましたが、しかし、見やすく優れているとまでは
言えません。
最初のスタイリングに関わるところは、これは「好み」ということもあるのでしょうがないのですが、ナビについては
やはり早急に改善していくポイントだと思います。やはりスマホとかPCとかとの連携をさらに工夫してほしいですね。
さて、ここから買い換えるとしたら、マツダで選ぶのであれば一択です。
CX-5のXDのAWDでしょう。もうひとつ大きいのもあるのですが、大きすぎても意味がないし、扱いづらいです。
まあ、新エンジン搭載など、マツダもさらに新しい取り組みがあると思いますし、あと1年は少なくとも現車に乗ります。
走りそのものには不満もないし、燃料価格も含めた実用燃費は安いですから、別にこれでいいといえばいいわけですしね。
だから、さらに長く乗る可能性もあります。