これが日本の桜 哲学の道(1)
ここのところ、毎年にように、桜の時期に哲学の道を訪れています。
6時前に家で出発するような早朝であれば、自宅から車で30分ほどで哲学の道
のあたりまで行くことができます。
満開の時期でも、平日で、しかも、早朝となると、さすがに人は少なく、
ゆっくり歩いて見ることができます。
ここのところ、桜の名所といわれる各所では中国の方と思われるウェデイグドレス
とタキシード姿のカップルが写真撮影をしているのをよく見かけましたが、今回、
哲学の道では出会いませんでした。
哲学の道は水路に沿って1キロ以上もずっと桜の並木が続きます。
山中にある巨大に一本桜のようなものも美しいですが、市街地にあり、地域に人に
守り育てられている哲学の道のような桜は、個人的には「これが日本の桜」という感じ
がして、何かしら誇らしいような気持ちになります。
今回は桜は満開、天候の条件もよく、気持ちよく散策することができました。
いくつかタイムズの駐車場などが付近にあるので、そのうちの一つに車を駐めて出発。
今年は桜の開花がここ何年かの中では遅く、今、ほぼ満開の状態です。
このあたりが哲学の道の北端で、白河今出川から銀閣寺の方へ入るところです。
水路に桜がうつっています。
水路の流れにのって花びらも流れてきます。
まだ落花はそんなに多くないです。
これは、いわゆる「ぐるぐる」と言われるような撮り方です。
本当は三脚を立てて、もっと長い時間のシャッタースピードで多くの花びらが流れてくるような
時期に撮るといいのですが、これは手持ちでの撮影。
シャッタースピードを遅くするために、ISOをLOWの設定し、かつ、絞りの値を大きくします。
それでもこの程度にしかなりません。本格的に撮影するなら、減光フィルターなども使って、
さらに工夫しないといけません。
さて、石畳にそって出発です。
つづく。