「鳳凰堂のランダムウォーカー」っていうここのタイトルは、断るまでもなく「ウォール街のランダム・ウォーカー」の真似です。「鳳凰堂」は住んでいる宇治市にあるから。なんじゃい、「カワセミ倶楽部」といっしょやないかーい・・・・。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」は旧版で書名が「ランダム・ウォーク」だった時に初めて読んで、新鮮な面白さと驚きを感じた本です。今の版ではインターネットバブルについての事例なども載っています。
「穴のあいた靴や衿の擦り切れたシャツ」というのも、この本の中に出てくる一節。
前後を付け加えると「詳細な調査によると、テクニカル信者には穴のあいた靴や衿の擦り切れたシャツを身にまとっている者が多いということが知られている。」です。
つまり、テクニカル分析について、シャレ含みの表現で批判している箇所です。ウソつけっていうの。どこでそんな調査しとるんじゃーい。
テクニカル分析は私はどうも性に合いません。別に好きな人はそれでいいんですけど。結局のところ、過去の値動きの傾向をどうとらえるかということで、株価の将来を予想、予測するには実際はあまり役に立たないという印象が強いです。
最近「株に稼いでもらう本―月に一度は臨時ボーナス! 」川口 一晃 (著)というムックを読みました。だいたいこうした投資関係の書籍などは図書館で借りることが多いです。実際に購入するものは少なく、書棚に残る本はさらに少ないです。
このムック、ペンタゴンチャートなるものを紹介しています。その中の一節。
「ペンタゴンチャートが機能しなくなるときは、ペンタゴンの描き方に問題があることが多いんだ」。あららー、マルキール教授のご指摘どおりのコメント、いかにもテクニカル信者さんらしいコメントだと思いませんか?。
最初からバイアスがかかった見方、読み方をしてしまうからいけないというところもありましょうが、テクニカル関係の著作は、どうも「後講釈」に過ぎないと思われるものが多いです。そりゃ、あとからだつたらどうにでも言えます。私だって「分析」できますわ。あと、都合のいい事例だけ引っ張ってきているなぁと思うことも多いです。
テクニカル分析的な内容(それだけではないけど)を取り上げていて、私がこれまで読んだ中で唯一、面白いと思い書棚に残している本があります。
それは「投資苑」。アレキサンダー・エルダー著。この本、続編も出ています。この本は単にチャートのパターン云々というのではなく、その理由を人間の(集団)心理から解き明かすというアプローチをとっていることです。
株価の形成は人間(集団)の意思決定すから、そこにはによるものですから、そこにはなにかしら人間の心理の一般的傾向が反映されているはずです。そのような見方からの分析というのはなかなか興味深いものがありました。また読み直してみたいと思います。しばらくたって、同じ本を読み直すと、印象が違ったりすることがありますので。
あ、テクニカル嫌いと言っても、私も銘柄を選んだり、買いのタイミングを考えたりする場合はチャートは見ます。その銘柄の最近の値動きの傾向とか株価の位置などを確認するという意味で・・・。
人気化して急激に上昇している銘柄は、人気が離散して出来高が減少すれば株価は下落し「まとも」な株価の位置に戻ってくるような印象があります。急激な下落はこの逆ですね。
また、銘柄によって「値動きのクセ」のようなものを感じることもあります。
あまりテクニカル分析を毛嫌いせずに、一度きちんと理解しておいた方がいいのかもしれませんが、だったら、決算書の読みこなし方を深める方が性に合っているなぁと思う伏見の光でありました。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」は旧版で書名が「ランダム・ウォーク」だった時に初めて読んで、新鮮な面白さと驚きを感じた本です。今の版ではインターネットバブルについての事例なども載っています。
「穴のあいた靴や衿の擦り切れたシャツ」というのも、この本の中に出てくる一節。
前後を付け加えると「詳細な調査によると、テクニカル信者には穴のあいた靴や衿の擦り切れたシャツを身にまとっている者が多いということが知られている。」です。
つまり、テクニカル分析について、シャレ含みの表現で批判している箇所です。ウソつけっていうの。どこでそんな調査しとるんじゃーい。
テクニカル分析は私はどうも性に合いません。別に好きな人はそれでいいんですけど。結局のところ、過去の値動きの傾向をどうとらえるかということで、株価の将来を予想、予測するには実際はあまり役に立たないという印象が強いです。
最近「株に稼いでもらう本―月に一度は臨時ボーナス! 」川口 一晃 (著)というムックを読みました。だいたいこうした投資関係の書籍などは図書館で借りることが多いです。実際に購入するものは少なく、書棚に残る本はさらに少ないです。
このムック、ペンタゴンチャートなるものを紹介しています。その中の一節。
「ペンタゴンチャートが機能しなくなるときは、ペンタゴンの描き方に問題があることが多いんだ」。あららー、マルキール教授のご指摘どおりのコメント、いかにもテクニカル信者さんらしいコメントだと思いませんか?。
最初からバイアスがかかった見方、読み方をしてしまうからいけないというところもありましょうが、テクニカル関係の著作は、どうも「後講釈」に過ぎないと思われるものが多いです。そりゃ、あとからだつたらどうにでも言えます。私だって「分析」できますわ。あと、都合のいい事例だけ引っ張ってきているなぁと思うことも多いです。
テクニカル分析的な内容(それだけではないけど)を取り上げていて、私がこれまで読んだ中で唯一、面白いと思い書棚に残している本があります。
それは「投資苑」。アレキサンダー・エルダー著。この本、続編も出ています。この本は単にチャートのパターン云々というのではなく、その理由を人間の(集団)心理から解き明かすというアプローチをとっていることです。
株価の形成は人間(集団)の意思決定すから、そこにはによるものですから、そこにはなにかしら人間の心理の一般的傾向が反映されているはずです。そのような見方からの分析というのはなかなか興味深いものがありました。また読み直してみたいと思います。しばらくたって、同じ本を読み直すと、印象が違ったりすることがありますので。
あ、テクニカル嫌いと言っても、私も銘柄を選んだり、買いのタイミングを考えたりする場合はチャートは見ます。その銘柄の最近の値動きの傾向とか株価の位置などを確認するという意味で・・・。
人気化して急激に上昇している銘柄は、人気が離散して出来高が減少すれば株価は下落し「まとも」な株価の位置に戻ってくるような印象があります。急激な下落はこの逆ですね。
また、銘柄によって「値動きのクセ」のようなものを感じることもあります。
あまりテクニカル分析を毛嫌いせずに、一度きちんと理解しておいた方がいいのかもしれませんが、だったら、決算書の読みこなし方を深める方が性に合っているなぁと思う伏見の光でありました。