4967小林製薬の株主総会に行ったよ
企業のIRセミナーはよく行きますが、株主総会はほとんど行きません。
というのは、東京での開催が多く近畿圏での開催が少なく、総会は色々制約もあって
面倒で面白くない(と思っている)ということがあります。
小林製薬は単に優待クロスを取っただけで、長期対象の銘柄ではないですが、
大阪の中之島のホテルで行きやすいということもあり参加してみました。
小林製薬はブルーレットとか熱さまシートとかが有名ですが、本格的な医療用の医薬品
ではなくて、日常生活上の様々なアイディアグッズなどの開発が得意です。
今年はカイロなんかも寒かったこともあって売上が伸びたとか(中国やアメリカでも)。
業績は堅調で着実に伸び、中国でのブランドイメージも高いです。
「小林」の名前どおり、社長、会長さんなどはこの小林一族です。
会場は中之島のリーガロイヤルホテルの2階。京阪の中之島駅直結で行きやすいところです。
ただ、今日は車両故障の影響とかで京阪のダイヤが乱れてましたが。
ホテル入口。このあたりは川が多く、水運が盛んだった場所です。
入り口で議決権の書類を出して入場。
自社製品の杜仲茶のペットボトルとおみやげ引き換え札を渡してくれます。
出席票をもらってくびにかけます。
総会そのものは開始時間ちょっと前に、まず、総務部さんかな、総会の事務局みたいな社員さんが入場。
つづいて、各業務等担当の責任者などが後段に。
つづいて、社外も含めた取締役さんや監査役さんが前段に整列、着席。
社外取締役として佐々木かをりさんの姿もあり。
会場は、どうだろう、500名程度は参加者があったでしょううか。
比較的規模が大きいIRセミナーという感じです。
社長が短時間、20分ほどで業績等を説明。これ、単に事業内容や業績等の説明ということなら、通常のIR
セミナーの方が詳しいです。
質問者10名程度。まあ、皆さん、わりとやさしいというか温厚な質問者多し。
目標株価を聞くとか、自分で製品を使った感想をあれこれ述べるなど、??の方もありましたが、
まあ、個人株主ということで、そういう発言も別にいいかと思いました。
疑問だったのは株式分割について。経営側、あまり積極的なコメントではなかったです。
あ、株主さんからは高株価の方がプレゼンス的にはいいという意見もありましたが。
小林製薬の株価は時価で7,520円ですから、100株単元で75.2万いります。
これは東証が示す5-50万という基準から既にはずれています。法的に問題があるわけではないですが、
なぜこの東証の基準にはずれた状態を放置するのかというのがわからない(コスト的なこと以外は)。
前にも書いたけど、一回分割して50万以下になるようにしたけれど、ごめん、株価が上昇してまた50万以上にな
ってしまったというのは違う、既にオーバーしているのに、積極的にアクションしようとする姿勢が見受けられない
のは残念です。
製品なんかはまた独自性のあるいろんなものをどんどん出していってほしいですね。
まあ、全体として、なかなか、穏やかないい雰囲気でよかったと思いました。
あ、これ、おみやげね。
事業説明も聞いてほしいので、あとで渡してますと社長が言っていました。
先に渡すと、もらっただけで帰ってしまう人とかがいるということなんでしょう。