「どこで働いてるの?」
「結局、ホームセンターに就職したの。」
久しぶりに会ったタカシとまゆみさん。
ぎこちないながらも、ポツリポツリと、お互いの近況を話しはじめた。
「タカシくんは?」
「○○市内の○○建設に。」
「すごいね。○○建設って、狭き門だったでしょ。」
「そうでもないよ。厳しい上司にしごかれながら、頑張ってるよ」
「大変だね~。頑張って!」
「先日もね~…」
まゆみさんにとって、思いがけない夏のボーナスだった。
「玲子、ありがとう!すごく楽しかった!」
「余計なことをしたんじゃないかな…って、気になっていたけど…」
「最高のプレゼントだったよ!」
「連絡先聞いたり、今度、会う約束とかした?」
「そんなことしないよ💦私は、話しが出来ただけで幸せだったから!」
まゆみさんは、イキイキと笑って、とても幸せそうだった。