不正までして、欲しい役を手に入れたM子。
結局は、うまく悲鳴をあげられない…という展開で、そのエチュードはとりあえず中止となった。
おそらくM子は、どんな役もそつなくこなせると思っていたんだと思います。
まさか『悲鳴』などというシーンでつまずくなんで、思っていなかった。
…が、しかし、イザ悲鳴のシーンが来ると『あれ?そんなはずじゃ…』となったんでしょうね。
実生活で悲鳴をあげることって、そんなにないですからね。
まぁ、しかし、落ち込んだのもつかの間。
喉元過ぎれば…という感じで、いつも通りのしたたかM子に、いつの間にか戻っていた。
そして、次にやって来たエチュードタイム。
今度の役は、どんなシチュエーションなんだろう…、悲鳴はあるのだろうか…、ラルくんとの絡みはあるのだろうか…。
後輩たちの期待が熱い。