ラルくん 41

2022-01-27 10:01:27 | 日記
「思いきって、M子に聞いてみよう!」

「だけど、事が事だけに、ストーカーとして疑われている…なんて知ったら、ショックでここへ来れなくなるよ。」

「…しかも、大好きなラルくんに…だものね…。ショック過ぎるよ…」

「あのさ、次回公演が近いじゃない?」

「うん。」

「例えば…だけど…。」

悪巧み…とでも言うのか、もしくは、仲間としてM子を疑いたくない…という、ギリギリの抵抗なのか、とりあえず"ある作戦"を提案した。

この作戦は、もしも、もしも、M子がストーカーであるならば、実現していまう事…。

本来なら嫌な方法ではあるが、このままM子を疑ったままでは、自分たちも苦しい。

しかも、M子でなければ、すぐに警察に行こう!となった。